甘樫丘(その2)_story(2553) 2011.12.3
今日
朝からの冷たい雨も午後には止んだ。表へ出てみると、チチーと可愛い小鳥が飛び交っている。ごく小さい小鳥だ。樹木から樹木を高速に飛び交うので姿はほとんど確認できない。
クヌギの黄葉は12月3日全盛期を迎えた。例年11月21日が特異日であったので、今年は12日遅れである。葉っぱの色が黄色に輝き、直後から茶色のカサカサに変化して行く。ついには落葉が始まる。大木だった時のコナラの落ち葉は、毎朝掃き切れないほどあった。赤ちゃん用の風呂容器に何杯もかき集めたものだ。
同時に、蝦夷イチョウの黄葉も始まった。
常緑樹の「黒金もち」の木は赤い実をいっぱい付けている。完全に熟すとオナガがやって来る。大勢でやってきて、ほぼ1日で食べ尽くす。そのうるさいことと言ったなない。嵐の前の静けさのようである。
南米原産のフェイジョアの木も大きくなった。
木々と会話を交わすのも久しぶりだ。ちゃんと生きている。
高校の同窓会で、古都散策を行った。さて、絵日記での奈良シリーズも今日が最後となる。
夕やみ迫るなか、甘樫の丘の展望台を降りてバスに乗るが、車イスの同窓生もいるためやや進捗がゆっくりである。
この時間を頂戴して、最後に夕刻迫る「奈良」の里を描いてみた。
平坦な土地に、蔵を持った家々。遠くに低山が必ずあるという風景。
広々とした空。
3世紀からの古代史の現場、天皇陵や古墳が数多く存在する桜井市。
無粋な看板やネオンサインが一つもなく、歴史的景観保存にも力を入れているのであろうか。
感嘆やまない今回の古都の旅であった。
明日香村・雷
明日香村甘樫丘の北側
飛鳥川が流れる。
ススキの河原から街並みが見える
大きく開けた空
徒然の記 桜井市
大阪市東区にあった南大江小学校(H23年・・創立138年)の小学4年の時の担任が桜井市の人であった。大学出たての女の先生で初々しく、笑顔や声からクラスの人気であった。担任の家にも押しかけたものである。駅前からそう遠くないところにあった。いまでも覚えている。
さて、その桜井市は縄文、弥生時代からの歴史があり、どこを掘っても石器が出てくる市である。古墳が多く存在。三輪王権、大和王権の推定地である。長谷寺、談山神社・・など歴史的に有名な社寺仏閣が多い。土舞台(現桜井公園)は日本芸能発祥の地と言われる。
明日から大阪→京都シリーズを開始します。
今回のコース・・・大阪駅北バスターミナル→新大阪→(神武天皇陵(車窓から))→奈良・橿原駅→箸墓(はしはか)古墳→「三輪そうめん山本」本社直営店『三輪茶屋』→((石舞台)(車窓から))→多武峰(とおのみね)・談山神社(たんざんじんじゃ)→国営飛鳥歴史公園(甘樫の丘)→(藤原宮跡(車窓から))→大阪へ。
Picture1(sketch-direction 0° pm4:00 Sketch point:Amakashinooka,asukamura-vill.Nara Pref.JapanGPS 34.481197 ,135.814672 (°)(34°28'52.31" N,135°48'52.82" E)標高98m
Google Earthを楽しむ方法
Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうちGPS情報(ex.
36.7114 ,139.606369(°))を、Google Earthのジャンプboxに貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。