玉置神社_story(3176)2013.8.28
睡眠妨害か?
12:30-14:00 昼ごはんの後の小生の行動・・
・食器を洗う。
・スケッチをお日様の下で、デジカメで撮影(この行為はもう8年半続いている。毎日、正午近くにスケッチブックを撮影するのだ。スキャンだと時間がかかるためデジカメで一発。蛍光灯の下で撮影するより自然光のほうが綺麗に撮れる。)
・山谷ミニコンサート9月分の印刷。。
・ミニコンの表紙のWord版がなかったので、メール本文からA4 一枚分作成し印刷
・それらを製本 計11枚を表裏のセットとしてマスキングテープや糊で製本していく。
・物干しから洗濯物を取り込み綺麗に畳む。所定の位置に収納。
・Violaの練習とマラソン blog用の資料の読破など。
と暇は無いのである。カミサンは一階の居間で午睡中。
そっと忍び足で歩いているものの、行き来する気配に、カミサンむくっり起きあがる。まだ夢うつつである。
そのうち寝そべったまま小説を読みはじめる。またトロトロとし出すが、意を決して起き上がる。
ピアノを弾きはじめる。
妻3時に届く夕刊を読み始める。夫 おやつをせがむ。妻 冷蔵庫からシャーベットを取りだす。
夫、余りの暑さに耐えきれなく、午睡。夫 思い出したように庭の雑草を抜きはじめる。蚊取り線香を庭に焚いてもらう。時間を確認すると6時だという。と、こんな調子で日が暮れていく。あぁ、太平の世の中である。
大峯奥駈第1章 回想録(7日目(完結編)その1)
玉置神社の杉
神代杉や、夫婦杉などの巨木が境内に林立する。
明治維新の廃仏毀釈(神仏分離)で玉置山の仏教寺院のすべては破壊された。
玉置神社自身の歴史は古い。山岳と石の崇拝から始まって
国常立尊(くにの とこたちの みこと)、伊弉諾尊(いざなぎの みこと)、
伊弉冉尊(いざなみの みこと)の三社を祀り
古来十津川村で総鎮守、玉置三所大神として崇められてきた。
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を12泊13日で巡ってきました。
そのうちの大峯奥駈道(吉野川柳の渡し→熊野本宮大社)6泊7日の旅を第1章として回想する。、
7日目の行程(数字は標準時間)
◎玉置神社→0:30→本宮辻(玉置辻)→1:00 大平多山への分岐0:30, 大森山(1078)→三角点(1045.2m)0:35→岸の宿(7靡 篠尾(さざび)辻 765m)経由、切畑辻→0:35→五大尊岳(7靡 825m)→0:55→六道ノ辻(6靡 金剛多和)→0:20→大黒天神岳(5靡 573.6m)→1:10→吹越宿跡(4靡 325m)→0:30→吹越峠0:25, 七越峰→0:35備崎→0:35→行政局→0:20→熊野本宮大社 8時間 距離はおよそ16km up-total 1007.5m down-total 1882.5m
コブが無数にあり疲労困憊のコースである。約1000m下って下界に。和歌山県本宮町の標高はわずかに50m。
玉置神社は地元民でもなかなか泊まれない神社となっている。奥駈をする人にのみ解放されているからである。
昨晩から、御味噌汁の鍋2つがガス台の横に置かれている。冷たいほうじ茶のポットが食事をする場所と宿坊に計2つ。保温になったジャーにご飯がてんこ盛り。
バナナも添えられている。贅沢すぎる朝食を4時半から食べ始める。なにせ疲れの為かなかなか食事が咽喉を通らないため時間がかかるのである。胃の腑に流し込むようにして、みそ汁などと共にゆっくり食す。残さず食べたい。
食べ終わって、台所で食器を洗い、乾燥機に入れたりしていると、神主さん起きてきて「そのままでいい。」とおっしゃる。いや好きでやっています。とか言いながらそのあたりをピカピカにして、出立の準備。せっかくなのでお茶はすべて戴いていくことにした。
弁当も積み込みドッサリと重たくなったリュックを担いで境内に出る。さきほどの神主さん、朝の拝礼をするために神殿に上がっていく。6時前にお参りをするのが日課のようである。
境内にある杉を見物。神代杉、夫婦杉、大杉といった巨木が林立する。特に大杉は根回り19.5mもあって日本随一という。
さて、ここから本宮辻(玉置辻)へは30分ほど。あとで聞いたことであるか、仙人のK氏この辻にテントを張って泊まったという。4時半には最終目的地の本宮に向かって下山を始めたという。
こちらはそんなことはつゆ知らず。飛ぶように速く歩いているのに、一向にK氏に会わないものだから、てっきり玉置神社手前の駐車場あたりで野宿をして、自分より後方から追いかけてくるものと思っていた。
それほどこちらは快調に飛ばしていたのである。ただ林間から開ける景色は貴重なので、そのたびに立ち止まってはスケッチをしていた。この大峯奥駈道では山頂が絶景とは限らないのである。ま、ほとんど眺望が林で塞がれていたといっても過言ではない。
よって見晴らしのよい場所は大変貴重なのである。(明日に続く)
玉置神社の大杉
日本随一の19.5mの根回り。
本殿から山道を30mほど下ったところに植わっている。
写真:玉置神社
厳かな拝殿
写真:本宮辻(玉置辻)の大峯奥駈道の看板
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)とフリガナがしてあった。この辻には車が3台ほど止められるスペースがある。なんとここに自販機があったとK氏は言う。100円玉をいれて待望の炭酸飲料を買おうとしたが小銭がない。千円札は汗でぬれていて通らない。しかたなく往復70分の山道を玉置神社まで戻り
お守りを買って釣銭を得たという。涙ぐましい努力をしたK氏に幸あれ!
Picture1(sketch-direction 0°am5:50 Sketch point:Tamaki-shrain Meoto_sugi,Kumanokodo-Omineokugakedo,Nara Pref.,JapanGPS 33.924803,135.830511(°)(33°55'29.29" N,135°49'49.84" E)標高975m
Picture2(sketch-direction 90°pm6:00 Sketch point:Tamaki^shrain,Osugi,Kumanokodo-Omineokugakedo,Nara Pref.,JapanGPS 33.924803,135.830511(°)(33°55'29.29" N,135°49'49.84" E)標高975m
Google Earthを楽しむ方法
Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうちGPS情報(ex.
35.645569,139.615544(°)など)を、Google Earthのジャンプboxに貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。