カテゴリ:ジョグ&スケッチ
ポーランド、ドイツ、ベルギーを歩くー第15報 2部にわけます。その1
ポーランド、ドイツ徒然 食事・・今まで何を食べて生き延びてきたきたか?・・歩行中はどの国も変わらない・・パン(小さなパンからバケットまで様々のパン(スーパーのパンよりパン屋のパンが美味しい)、トマト、バナナ、グレープフルーツ。サラダbox(レタス、人参。玉葱、肉、ハムなど様々な食材がsetされており、ドレッシングを掛けて食べる 1.69ユーロ~3.5ユーロと中身の食材で変化)、苺、チェリー、スイカ、チーズ(様々な種類)、ハム(同)、サラミ(同)、オレンジ、缶詰め(鯖、イワシなど) ・・レストランでは各国の家庭料理や肉料理、青椒肉絲、ピザ、McDのバーガーなど。 ソーメンと大根とワカメ類以外は何でもという感じである。この3つはどこを探しても無った! Köln(ケルン)からAachen (アーヘン)まで 7/18(土) Golzheim(ゴルツハイム)にて・・ケルンの町を出て行く。L264の歩道をひたすら西へ。途中から歩道が無くなった。Google Mapでチェックすると自転車道など歩ける道では無くなっている。魔の9kmを強行突破する事にした。通常2時間以上掛かるところ急いだ為なのか1時間半で到着。漸く歩道が併設される道となった。 テント泊予定の地には「Gasthaus & Hotel zur Löv」というBarがある。そこに長袖ランニングを着込んで乗り込んだ。襟なしのTシャツ汗付きでは余りにも失礼である。最近そのように感じた。7月1日半袖から突然夏となったので半袖で日中は過ごしている。襟があったほうがよりフォーマルである。ポーランドで待遇が良かったのも服装が影響していたのかも知れない。さてそこの女将。数回のビールの間に生ハムやサラミを置いたパンをつまみとしてサービスしてくれる。帰り際テントを張る場所を指さしてくれる。もっと遠くに行く筈であったが近くに公園があり小屋と大木の間の隙間を得てテントを張る事が出来た。感謝。 7/19(日) Münsterbusch(ミュンスターブッシュ)にて・・ゴルツハイムの翌朝は雨。先日のような浸水騒ぎにはならなかったがこのままではヤバい。4時にテントを畳み出発。途中のバス停の屋根の下で雨を凌ぎながら朝食。約1時間かけてゆっくり朝食。この間にも豪雨のような激しい雨が。テントを早く畳んでおいて良かった。今回も途中で歩道が無くなり物凄いspeedの車ばかりとなった。このため予定を早め田舎道へ分け入る。なかなか快適な田舎道。caminoのようである。ミュンスターブッシュでは散策用の林道があり自由に使える広い森が広がる。草がなく腐葉土だけの床である。上等過ぎる。テントの底が濡れることなく畳めるのである。 7/20(月) Aachen(アーヘン)にて・・ミュンスターブッシュの起床は5:23 気温14℃ ここを抜け出して8kmくらい行った所で悲劇が起こった。Eilendorf(アイレンドルフ)の中心街に進み出て教会をスケッチ。ベンチで朝食。8時でも町は寝静まったように静かであった。教会前にあった高齢者センターで僅かに人の出入りがあったぐらいである。元の街道に戻った所で事件は起こった。 アーヘン町中に入るため買い物もする必要が無かったのであるが水とバナナを仕入れてみようと思い立った。リサイクルボトルの機械を通して15セントのバックがあるのかもチェックしたかったのだ。そこを出たときにリュックが無くなっていたのである。 あろう事か。本当にリュックを盗まれた。L221に面したスーパーADIL。道路際の街路樹(リーデン)の脇。落ち葉が散り敷いた綺麗とはいえない根元である。ツツジの脇に置いてスーパーに水などの買い物。戻ってきたらリュックが無くなっていた。道路の反対側のcafeで話し込んでいた人に助けを求めた。30分程してAachen(アーヘン)から3人が乗ったパトカーが到着。大変絞られた。こんな所に置いては駄目ですよと。盗まれてからの反省では当然であるが、置く方の身としては早く身軽になってスーパーに飛び込みたい。小さなリュックでもそれを持ったまま店の中に入ることはエチケット違反とされるお国柄。奇特なおばさまが最寄りの警察に届けようとしているのかも知れない。朗報は明日am8:00にAachen警察に電話することにしていったん解散。こちらは途方に暮れたままである。イタヅラだとしたら生け垣に隠れるようにして捨てられているはず。近所やスーパー駐車場を駆け足で捜す。しかし今度こそ出て来ないのかも知れない。散々注意されていたのにも拘わらず。当方のミスとはいえこの喪失感は大きい。あぁ! 後で考えたが毎日スーパーを3回利用するとして200回以上利用している。入口と出口は違い一方通行である。店の中に置いた場合も含め一旦置いたリュックを監視するのは一苦労である。いままで盗られなかった方が不思議である。アーヘン直前で、ある人がこのリュックに価値を見い出してしまったのだろう。これより以西その気で観察すると実に多くの目が狙っていたことが分かった。スーパーの駐車場に2人位うろついているのである。スキなど見せたら一発である。今後はリュックも背負いながらの買い物となろう。 ペットボトルなどの資源はリサイクルが義務づけられている。これを例に取ると1500mlまでが15セント。ミネラルウォータを買う場合はこの価格が上積みされている。スーパーなどへ使用済みのを持って行くと機械が読み取りレシートに印字する。買い物価格からその分が減額される。要するに「金目」である。浮浪者でなくても、誰もがゴミ箱を漁っていくのはこういう事情である。観光客などは皆知らずに飲んだペットボトルを捨てていくのだ。リュックには当然ペットボトルが結わえ付けられていた。 御託を述べるのはこのぐらいにしよう。おそらく神様がお隠しになったのであろう。誰も恨まないことにした。 何か試されている旅行となった。どうする?これから? 途方に呉れていても始まらない。貴重品と着ているスポーツウェア以外は何も無いのである。着替えを先ずは買わねばならない。市内にパスで急いだ。バスを中心街で降りると温泉の匂いがした。テルマエロマーエではないがCaralus Thermen(カルロス テルメン)というスパに行きたかったのであるが今回はバス。大聖堂の近くはケルンと似ていて衣料のブティックが並ぶ。パトロールしていた地元の青年に聞くと「Galeria」の2階にスポーツ関係の衣料があるとのこと。その店でまずはレインコートとなるべき上着を購入。次は「Sporthaus Drucks」の店を教えてもらって長袖ランニングシャツやポンチョなどを購入。薬局で耳栓。電気屋でスマホやタブレット用のACアダプターなどと。何も無いので1から出直しである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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