回想録 02.Oświęcim(オシフエンチム)→Częstochowa(チェンストホヴァ)_01 story(3934)2015.8.21
徒然の記1・・今日は精を付けようと「どじょう」の店まで足を運んだ。サラ文には「どじょうすくい」を特技とする人がいる。この方はあらかた東京にある店は食べ尽くしている。その内の一店「駒形橋」近くにある「駒形どぜう」へ。ここの名物「なべ定食」を食す。開いたどじょうに卵を掛け厚手の鍋に盛ったものであるが、大変美味。
本文・・
ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅 回想録02_1 Katowice(カトヴィツエ)
(mon)18 May Oświęcim(オシフエンチム)からKatowice(カトヴィツエ)へ
カトヴィツエまでの35kmは南北13kmx東西10kmの森を南から北に縦断する要注意地帯。途中まではトレッキングコースがあり直線の砂利道。この後がいけなかった。 Google MapやGoogle Earth上では細い道の表示。実際は 森が切り開かれ明るくなっている部分。道があるとは限らなかったのである。樹海の中の切り通し という形。深い轍に水が溜まり悪路と変化していった。そこで戻ればよかったのであるが。ままよとばかりそのまま進んだ。ここで予定通り鉄道施設にぶつかり左折。道がますます怪しくなってきた。草のなかに僅かに足跡が続く程度となった。そのうち灌木が前を塞ぐようになりついに道が途絶えた。これだけならいつものことで車の音がする方向へ藪こぎさえすればなんとかなる。あろうことか鉄のフェンスが行く手を遮った。鉄道施設は古い線路を防御するように土手の上にづっと続いている。しかも4mほどの高いフェンスだ。これは登る以外に手はなさそうである。そこから先は現地便りで書いた。要するにここで退散すればよかったのに進んでしまったために大変な事に。
【現地便り第2報に詳しい。 May 20 2015 現地報告 第2報】 フェンスさえなければ反対側には道があったようでその間わずか10mの距離。現在でもGoogle Mapのトレースで確認すると、最短コースとしてこの間を通そうとする。文句を言わねばならない。
森は更に続く。my map上は、車道を800m歩き左折せよという指示。正確に距離測定をしなければならない場所であるのにこの騒ぎである。計測のスタートポイントがあやふやとなってしまった。このため道路の曲がり具合などをみて計測を微調整していく。バスターミナルが森の中にあった。ここぞとばかり北側の林道に押し入る。そこはランニングコースである。起伏が面白い。ここで迷わず真直ぐ進めば良かったのである。日本に帰ってから確認して分かったことであるが人に聞いたのが間違いの元となった。池を目指していたのでその地図を見せているのに池は無いという。全員地図が読めなかったのであろうか。挙げ句の果てにあらぬ方向を示されそれを信じて右折。別の町へ出てしまったという次第。そもそもsimカードの電波が希薄だったためだろうか現在位置をしっかり詳細地図上に表示しなくなっていたのである。まだまだこの時は素人であった。Google Mapでもキャッシュ機能があるため予め詳細地図をマイプレイスとして保存しておけば電波が無くてもGPS機能だけで詳細な現在位置確認が出来る事を知らなかったのだ。着いた町で誰一人として英語が話せない。ここがどこであるかということ、カトヴィッツまでのバス便などを聞いてバスに飛び乗ったものの、小銭が無いのでお釣りはないと言われ。もう散々である。インターネットが通じたのかおぼろげながら現在位置を表示した。大体の場所が分かったからにはバスなど利用しておれぬ。お金はよいという運転手の言葉に喜びつつ2駅でバスを降りた。なんとここで延々森の中を歩くことに。当初予定とした森の縦断コースを横切っていたとはつゆ知らず。かなりの迂回をしたためにもうへとへとである。ここは同じバス番号の便に飛び乗るのが早そうである。というわけで地図にあるように紆余曲折の困難な歩行の1日となった。
今回の反省点はいろいろあれど。森の道はなかなか曲者である。よほどの方向感覚がないと分け入ってはいけない。人には道を聞くな・自分をもっと信じろ。simカードはよく電波を拾うものに切り替えろ。Google Mapのマイプレイスは事前に詳細地図(1/5000の縮小。2cmで100m)をタブレットに保存しておけ。・・・「退散せよ」 という言葉はここには無い!
Oświęcim(オシフエンチム)→Katowice(カトヴィツエ) map
(mon) 18 May
Katowice(カトヴィツエ)までの地図
目印の21kmポイントがフェンスの場所。
ピンクの線はその後の第2の迷子のコース。
Lędziny(レンジニ) Jana3Sobieskiego通りからの眺め
(mon) 18 May 12:34
Katowice(カトヴィツエ) に向かう途中
Katowice(カトヴィツエ)大聖堂
(mon) 18 May 19:14
手前の方が低い。そこから祭壇までエレヴェータで登る。
中では熱心な信者がお祈りをしていた。ミサが始まった。
Katowice(カトヴィツエ)のトラム
(mon) 18 May 19:34
トラムが90°曲がる箇所。
角に、面白い建物があった。
最上段が面白い。
道に迷う
鉄道施設にあるレール群と一本の廃線。
これを囲む鉄のフェンスが張り巡らされていたのだ。
Photo Oświęcim(オシフエンチム)駅
(mon) 18 May 7:54
通勤時間帯。
ひっきりなしに2輌編成や5輌編成の電車が到着していた。
Photo 空き地
(mon) 18 May 9:25
休耕田であろうか。
Photo 鉄道
(mon) 18 May 10:28
鉄道路は非常に多い。
電車が来たら止まるがそれ以外はスピードを落とさず踏切を疾走する
Photo スーパー
(mon) 18 May 11:09 żabka(かえる)マークのスーパ。(art.spożywcze 食料品)、
この他にポーランド最大のスーパはBiedranka(てんとう虫)。品質がよいと評判である。