回想録 06.Toruń(トルン)→Gdańsk(グダンスク) 06 その1 story(3950)2015.8.30
徒然の記 ミトコンドリア・・前回(8/26)の
ためしてガッテンで若返りの秘訣としてミトコンドリアを取り上げていた。ここでは「スタミナ(持久力)=ミトコンドリアの数」と定義。ミトコンドリアを増やすスイッチは「エネルギーが足りない」という状態になった時だという。歩くときでも普通に歩くよりも、「3分間の普通歩き」→「3分間の早歩き」を繰り返すをするとよいのだと。ずっと早歩きなら疲れるが3分毎に気張って見るのは誰でもできる。同じように日常を少し変えるとよいのだと言っていた。
例えば「姿勢を良くする。」「ご飯の量を少し減らす。」「階段を1段飛ばしに上がる。」など。
今回の旅では「ゆっくりの長歩き」であったが、リュックという負荷を与えていたのでやはりミトコンドリアが増えていたのではないか。また旅行中例えばテント生活での極貧の食事もしかりでミトコンドリアを増やすことに繋がったではないかと思う。
風邪をひかなかったことと、痩せこそしたが、若々しくなったような感じがするのである。
ミトコンドリアの働きを助ける栄養素としてタウリン(魚介類)、ビタミンB群(豚肉、バナナ)、鉄分(大豆)などがあげられていた。色んな”負荷”が身体にはいいことなのだろう。
ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅 回想録 06.Toruń(トルン)→Gdańsk(グダンスク)その1
06_1 (sun) 7 Jun 06.Toruń(トルン)からChełmża(ヘウムジャ)まで
トルン市の出先機関であるインフォメーションセンターにいる男性と待ち合わせた。オフィスは市の中心地:Rynek Staromiejski(旧市街広場)に面している。オフィスは16:00までということでホテルから走りに走って漸く滑り込んだ。玄関先で首を長くして待っていてくれたのだ。
そこでトルン市の観光mapを貰うこと以外に重要な案件があったのだ。Gdańsk(グダンスク)までの170kmのうちTczew(トチェフ)までの130kmを、ヴィスワ川の左岸(西側)を行く辺鄙なコースについて。テント場所などを相談。
氏曰く。Krusin(クルシン)→Wielki Zajaczkawo(ビエルキエ・ザヨンチョコボ)、Nicponia(ニツポニャ)の途中の3泊よりも、教会を巡る案はどうかと。 6/7(日) Chełmża(ヘウムジャ)、6/8(月) Grudządz(グルジョンズ)、6/9(火) Kwidzyn(クフィジン)の著名な都市を巡るべきだと言う。主にビスワ川の右岸(東側)を通るルートの提示である。
もともと今回の旅のオプションとしてTczewトチェフ-Malbork(マルボルク)のバスでの往復を考えていたので、新しい案では、Kwidzyn(クフィジン)から一筆書きで廻れ都合がよい。原案では河川敷の風景が魅力的ということで選んでいるがテント場所が見つからないという不安である。森がないため隠れ場所が探せず苦労する筈であった。
コース変更という初めての試練である。ホテルに帰ってじっくり作戦を練らなければならない。手持ちのmapには無いため行程表を作り直さなければならない。ただChełmża(ヘウムジャ)とGrudządz(グルジョンズ)の2つは原案でも通過pointであるため最初の部分はそのまま使えるという利点はある。
Toruń(トルン)→36km→Krusin(クルシン)→36km→Wielki Zajaczkawo(ビエルキエ・ザヨンチョコボ)→33km→Nicponia(ニツポニャ)→35km→Tczew(トチェフ)→34km→Gdańsk(グダンスク)計172km(4泊5日 平均34km)の原案に対し、新しい案では次のようになり、負荷が平準化されておらずいびつ。まぁそこは交通機関に頼るしかないだろう。
Toruń(トルン)→24km→Chełmża(ヘウムジャ)→38km→ Grudządz(グルジョンズ)→33km→ Kwidzyn(クフィジン)→42km→Malbork(マルボルク)→23km→Tczew(トチェフ)→34km→Gdańsk(グダンスク)計194km (4泊5日 平均39km)。
というわけで本日は24km先のChełmża(ヘウムジャ)にまずは出発。距離が短い分、あとあと負担が増えるのが一抹の不安材料であるが。
Bazylika konkatedralna Świętej Trójcy(ヘウムジャ大聖堂:三位一体の大聖堂)に到着。ここで巡礼手帳と、テント設営のお願い状を玄関に出てきた女性に手渡す。
後は現地報告に詳しい。すなわちokの快諾で、湖畔の適地にテントを設営。
06.Toruń(トルン)→Gdańsk(グダンスク) map
新案194kmは赤。ヴィスワ川の東側を北向きに。
旧案172kmはピンク。
Chełmża(ヘウムジャ)大聖堂
(sun) 7 Jun 13:57
Bazylika konkatedralna Świętej Trójcy
赤い屋根と3段の尖塔が印象的。
ヘウムジンスキエ湖の朝
(mon) 9 Jun 5:00
湖畔の朝。
気持ちがよい。
Toruń(トルン)郊外
(sun) 7 Jun 9:33
Photo:Chełmża(ヘウムジャ)からの電車
(sun) 7 Jun 10:06
ローカル線であるが都市間の重要な足となっている。
Photo:湖畔の接待
(sun) 7 Jun 14:42
テントを張り終えたら、何かガチャガチャと音がする。
軽食を用意したと皆が湖畔に降りてきた。
恐縮する。
Photo:ミサの後 子供達に囲まれて
(sun) 7 Jun 19:10
牧師はこのように若い。
Photp:夕食後の記念撮影
(sun) 7 Jun 19:44
”幸せなポーランドの始まり”であった。
Photp:ヘウムジンスキエ湖と月
(mon) 9 Jun 4:00