回想録 06.Toruń(トルン)→Gdańsk(グダンスク) 06 その4 story(3953)2015.9.2
徒然の記 手に器(うつわ)が吸いつく・・旅の成果? 手がやけに器用になった感覚。手が食器などの器に吸いつくような感じで持てるようになったのである。新たな感覚である。どこかに小さな吸盤でも出来たのであろうか。思い当たるのは”テント生活”で培った「闇夜の手探り」である。真っ暗闇でも、手の触感だけでナイフを探し、トマトを薄切りにし、パンやグレープフルーツを切り分け、それらを食し、分別廃棄する。服を着る、脱ぐ・・などなど一連の作業を狭い空間で手の触感だけで行ってきたため、手先のセンサー鋭敏となり、食器も吸いつくような感じで物が掴めるようになったのではないかと。
このしっとり感のある指で長い間お休みをしていたViolaを弾きだした。
本文
ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅 回想録 06.Toruń(トルン)→Gdańsk(グダンスク)その4
06_5 (thu) 11 Jun Gdańsk(グダンスク)その2
グダンクスのホステル La Guitarra HostelはStara Motława(モトアヴァ運河)の下流、ヒルトンホテルの近くにある。運河沿いの道はそのまま観光名所であり、かつ観光ルートにもなっているため沢山の人が行き交う。重いリュックを担いだまま人混みを掻き分けながら前に進む。
15:45到着と同時に洗濯をし着替えて外に飛び出す。午後4時待ち合わせのMariusz.L氏へは遅れると連絡しつつ、運河沿いにあるレストランに急ぐ。なにせViewポイントが多すぎて腹ごしらえをしておかなければ身体が持たないのである。食事をしながらスケッチ。本来は1Wくらい滞在するのが普通なのであるがこちらはたったの1日。時間的余裕がないためすべてマルチで処置をしなければならない。そういう意味でガイドのMariusz.L氏は貴重な存在である。市内を足早に効率よく案内してくれる。世界最大のレンガ造りの聖母マリア教会。高さ78mの巨大な尖塔。ケルンのは石造りで最大というが、こちらはレンガ造りで最大という。
建造には1343-1502の160年間を要したという。19:00からはLidia W.嬢とその友人の2人とバトンタッチ。ドゥウーギ広場のネプチューン像の前で待ち合わせる。
こちらは主に新モトヴァ運河という対岸の地域をくまなく案内してもらう。
微に入り細に入り。グダンクス・オケの拠点も見学。
翌朝は朝の運河を見学。聖母マリア教会でスタンプを貰いたいが10:00を待たなければならない。それまでは市内を散策できる。
グダンスク・木造クレーンと海洋博物館
(thu) 11 Jun 16:59
海洋博物館は3つあり、ひとつはこの木造クレーンの北側(向こう側)。
あと2つは対岸にある海洋中央博物館、船内博物館。
グダンスク・モトヴァ運河の朝
(fri) 12 Jun 5:04
朝焼け。
倉庫群、教会の尖塔、ホテルなどが運河に映る。
グダンスク市庁舎
(fri) 12 Jun 6:07
ネプチューンの噴水などがあるドゥウーギ広場から眺望
市の目抜き通り。モトヴァ運河を渡るジェロニー橋はこの手前
尖塔の高さは82m。1561年には尖塔は完成していたという。
(すべては第二次世界大戦で破壊しつくされたので再建されている。)
Mariacka通り
(fri) 12 Jun 7:18
夏にはここは琥珀などの土産物の露店がずらりと並ぶ街に化けるという。
この季節が静かでよいと。
聖母マリア教会が奥にある。
Photo:Tczew(トチェフ)からGdańsk(グダンスク)への途中
(thu) 11 Jun 8:24
見晴らし台があったので登ってみた。散策道路がここからづっと東側に続いていた
Photp:Tczew(トチェフ)からGdańsk(グダンスク)への途中
(thu) 11 Jun 13:07
10-20kmは続く川の土手。
マラソンコースには最適か?ただし日影がないのが残念。
Photp:モトワヴァ運河の景色
(thu) 11 Jun 14:34
夏季限定の観覧車が回る。
Photo:Gdańsk(グダンスク)の琥珀
(thu) 11 Jun 16:21
Photp:聖母マリア教会
(thu) 11 Jun 18:23
世界最大のレンガ造りの教会
Photp:運河の風景 倉庫群
(thu) 11 Jun 18:51