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カテゴリ:ジョグ&スケッチ
回想録 18.Namur(ナミュール)→Reims(ランス)その1_story(3975)2015.9.25
徒然の記 サラ文・・半年ぶりにサラ文(サラリーマン文化芸術振興会)の新宿の事務所に行ってきた。なんと朝8:00から16:30までと会社のような出勤時間である。京王線は今日(9/25)からダイヤ改正で「準特急」が千歳烏山と笹塚が停まるようになった。また区間急行が仙川で停まるようになった。まぁ橋本からすると停車駅の数が増えたので所要時間が増加しメリットはない。ただ都営新宿線へは特急で笹塚乗り換えができるようになった点は評価できる。 さて、サラ文ではデータベースの整合やプリンタの調子拝見、サラ文通信の発送と常時数人と作業。なかなか楽しい時間であった。終わってから花が咲いたのは「病気の話」。な、なんと全員どこか悪い所を抱えながら生きている。その中で身長が3cmも低くなったと騒いでいる人が約2人。小生も例外ではない。聞くと軟骨の収縮ではなく、背骨そのものが収縮しているのだそうだ。骨の構造が鉄のように不変ではないということと、加齢による椎間板の変形なども 背が縮む原因であるのであろうか。恐ろしいことである。今後は空元気を出して胸を張り、背骨を伸ばすようにして生きて行こう。 本文 ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅 回想録 18.Namur(ナミュール)→Reims(ランス) 18_1 (sat) 25 Jul Namur(ナミュール)からFravion(フラヴィオン)まで ナミュールからフランス国境Couvin(クーヴァン)までの田舎道を行く。ムース川沿いから(標高 83m)丘を上がっていく。道はいきなり「行き止まり」の標識に一瞬ドキッとするが構わず上っていくとやはり車止めが。峠の通りのような開けた空間(151m)があった。道はさらに上り詰める。雨が降り続いている。 今度は物凄い暴風雨となってきた。ヤッケの上にポンチョを着てもフードが吹き飛ばされて無防備となる。 身体の前の小さなザックのカバーが防水効果が疑わしくボトボトに濡れてきた。アーヘンで買った防水スプレーをガソリンスタンドの洗車場のスペースを借りて吹き付ける。見ると人気のパン屋(Boulangeria dos Prazeres(ドスブラゼレス ベーカリー))があった。豪雨にもかからわず次から次へと車が止まる。 951号の街道を Lesve(レヴ 260m) Saint-Gérard(サン= ジェラール 215m) Ermeton-sur-Biert(エルムトン= シュル= ビエール 210m)などの村々を抜けていく。決まってスーパーなどがなく閑散としているのには落胆である。 そして今夜のテント場のFravion(フラヴィオン)村を目指す。 ストームのような雲行き。麦畑に接して民家の庭があり、フェンス横からうまい具合に雨宿りできるスペースを見つけた。Photo4。一時間くらい静かにしていたであろうか。 出来ればここにテントをはらせてもらいたい。道路に面して家屋があり、玄関に呼び鈴が付いていた。車が止まっているので家に誰かがいる筈であるが応答が無い。 仕方なくフラヴィオン村の方向に歩を進める。麦畑を吹き渡る風は少し弱くなっていた。束の間の薙ぎであろうか。この機会に速歩でをテントを張る場所を確保したい。 村に入っていって目出つ姿を晒すのは憚られる。ここは高台から村を見下ろす場所である。1km四方の麦畑の辺縁に林がある。狙い目である。 出来る限り平坦地を探したい。狙ったところはほとんだが傾斜地。森の中で漸く平坦地を探したがテントを引っ張るための紐の位置に刺のある植物が密集。 これを掃っては掃い、スペースを確保。もう鬼のような形相である。 18_2 (sun) 26 Jul Fravion(フラヴィオン)からCouvin(クーヴァン)まで 丘陵地帯を行く。農道はでこぼこ。水たまりが続きかなりの悪路。延々農場をすすみ、難解な場所に差し掛かった。送電線が目安であったが、歩く道でなかった。牧場中を横切るような道はとても行けない。牛たちが居るためである。大きく迂回しながら細心の注意を払い現在地確認をしながら村々を抜けていく。 Rosée(ロゼ)、Franchimont(フランシモン)、Merlemont(メルルモン)、Villers-en-Fagne(ヴィレ=アン= ファーニュ)、Fagnolle(ファニョル)と幾多の村々を越えてついにMariembourg(マリオン ブール) に入った。 真っ四角の道が相似形をなして2重に中心部をぐるりと取り囲んでいる。雨が強くなってきた。ハンバーグ屋(Robert / Hugues)で雨宿り。「機関銃」というハンバーグを注文。まさに巨大なハンバーグが出てきた。 1 Namur(ナミュール)からReims(ランス)までのmap
187kmを5泊6日で。5泊はテント泊。 2 近郊の風景 のどかな田園地帯。ベルギーらしい風景である。 3:Fravion(フラヴィオン)の朝 朝日が差してきた。 Photo4:Fravion(フラヴィオン)の嵐 雨宿り L951が庭先から見えているように少し奥まった場所で嵐を避ける。 Photo5:Fravion(フラヴィオン)の嵐 麦畑 風の音がすごい。車はS字を描きながらこちらに突進してきた。 Photo6:Fravion(フラヴィオン)へ 田舎道を歩く。ドイツと違い安全な道である。 Photo 7:Fravion(フラヴィオン)のテント 変形6角形、遠目には四角錐。金属製梁は台形の形をした一本と、末端部に開口部確保のための30cm一本。 紐は合計5本で上下で引っ張る。 なんとも複雑。折畳む方法はまだマスターしていない。Mont-Bellのウルトラライト・ドームシェルターであれば教師の資格を取ってもよいぐらい熟練していたのに今は無い。 Photo 8:Fravion(フラヴィオン)の朝 i>(sun) 26 Jul 6:37 奥には牛が草をはむ。 かれらは1日中外で暮らすのであろうか。 Photo 9:Couvin(クーヴァン)への道 なかなかのトレッキングコースとなった。 Photo 10:Couvin(クーヴァン)への道・・牛 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 25, 2015 10:07:38 PM
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