テーマ:暮らしを楽しむ(383605)
カテゴリ:ジョグ&スケッチ
回想録 19.Reims(ランス)→Paris その3_story(3980)2015.10.1
本文 ポーランド・ドイツ・ベルギー・フランスの旅 回想録 19.Reims(ランス)→Paris その3 長かった回想録でも、やっとパリに到着。 カミさんの友達が今回の旅について興味を持ちドイツから訪ねてくる友人と一緒に家に来たいと言うではないか。嬉しいやら恥ずかしいやら。 ゴッホ終焉の土地Auvers sur Oise(オーヴェル・シューズ・オワーズ)への旅(8/7(金)) の回想録が明日、明後日の予定。一応今日が今回の旅行の回想録としての最終回。今まで、スケッチと写真集という形態で、拙文を綴って来た。お付き合いくださりありがとうございました。 19_5 (wed) 5 Aug Claye-Souilly(クレイエ=スイイ)からParisまで パリ10区にあるサンマルタン運河(Canal Saint Martin)の源流が、このClaye-Souilly(クレイエ=スイイ)の町を通過している運河カナル・ド・ルルクである。 運河脇にある広場に昨夜遅く到着してテントを張ったのであるがおやつに楽しみに取っておいたエクレヤが忽然と消えた。食べ物の恨みは恐ろしい。旅から帰って2ヶ月もなるのにまだ残念に思っている。 悪いことに1時間前まで頭に付けていたヘッドランプもどこを探しても見当たらないのである。この2つを残したまま後ろ髪を曳かれるように出発した。頭の上に「?」が点灯したままである。振り返り振り返り別れを惜しむように進む。そのうち朝日が樹木を通して溢れだし、西向きに進む小生の影を演出する。まさに巡礼人のように長い影を踏みながらパリへと進む。 Claye-Souilly(クレイエ=スイイ)を過ぎると、Livry-Gargan(リブリ= ガルガン )、 Sevran(スブラン)の各市の公園エリアを通過する。Sevran(スブラン)などは、Parc forestier de Sevran(フォレスティエ・ナシオナル・ド・セヴラン公園)の広大な緑地帯の一部となっていて気持ちがいい。この辺りから運河の右岸をRATP-SNCFの通勤電車が行き来する。橋の間隔が1kmと狭くなりだすともう都会の空気を感じる。左右の土手の上を行く人通りも増えてくる。ついにE15やA85といった高速道路の幹線をくぐる段となった。パトカーの音や、大渋滞の車の列を運河から見上げることとなった。下界の喧騒が次第に迫ってくる。 Bondy(ボンディー)市、 Bobigny(ボビニー)市を通過し、ついにPantin(パンタン)市で遊歩道が途切れてしまった。運河沿いのあるジャリ工場が行く手を阻む。 誰も来なければ柵を越えてまだまだ行こうとしたのかも分からない。阻むものは越えていくという習慣がついてしまったのだ。しかし自転車人があっさりと引き返して行った。見ると自転車を担ぎトントントンと工場わきの階段を登っていく。GRのマークが掲げてあったのだ。階段を上ったところが、Rue Raymond Queneau (レモン・キュノー通り)で、N3と言う大幹線に合流する。この通りにはRue de Paris(パリ通り)という名前が付いている。 パリ市の隣町Pantin(パンタン)市からすでにメトロが動いておりBobigny-Pantin-Raymond Queneau(ボビニー・パンタン・レモン・キュノ駅)という長い名前のメトロ駅があった。 ここから運河を潜って、Bobigny-Pablo Picasso(ボビニー・パブロ ピカソ駅)の終点駅に向かうのが5番線である。Église de Pantin、Hocheの駅を通過すればついにParis市である。19区のAvenue Jean Jaurès(ジャン・ジョレス通り)、Rue la Fayette(ラ・ファイエット通り)に進む。Poissonnière→Cadet→Le Peletierとメトロ7番線に沿って進む。オペラ座で120度曲り、オペラ通りからルーブル美術館へと進む。そしてノートルダム大聖堂へと向かった。実は、4区にある、Tour Saint-Jacques(サン・ジャックの塔)(高さ54m。夏期には事前に申し込んでおくと登れるということである。場所:39 Rue de Rivoli 75004 Paris)こそ、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の起点であるので、次回はここからスタートとしたい。 ダルタニアン・ユースホステル(YH Paris - Le d'Artagnan)でトレッキングシューズを脱いだ時が、今回の旅の終わりであると自覚した。なぜなら、もうこの靴の出番はないのであるから。 このユース、今までと違って、ランドリーが完備。洗濯2€、乾燥1€であり、若者はぎゅうぎゅう詰めで洗濯をしていた。夕食が6€と格安。 朝食時に隣のご婦人、パンやチーズをどっさりとカバンにいれて帰って行った。一家のために泊まったのであろうか。まぁ、小生も間食用にと同じようなことをしているわけであるが。 19_6 (thu) 6 Aug Parisにて Claye-Souilly(クレイエ=スイイ)で出会った男性と、今回は別の女性が同伴でパリ・ロワイヤルで待ち合わせ。 オプショナるツアーとしてAuvers sur Oise(オーヴェル・シューズ・オワーズ)がよかろうということになり、翌日電車で行ってみた。(完) スケッチ1 Nortre-Dame (ノートルダム大聖堂)Pont au Doubleオー・ドゥブル橋より
長さ127m、幅32.5m 塔 63m ランスのノートルダム大聖堂・・長さ138.75m 幅38m 塔82mとパリを凌ぐ。 逆に言うと、ランスを見た後では、パリのは非常に小さく感じてしまった。 スケッチ2 Pont St.Michel(サンミシェル橋)からセーヌ左岸 Quai des Grands Augustins(グラン・オーギュスタ通り)の方角(0°) どのビルも屋根裏が特徴的。整然と並ぶさまは荘厳。 スケッチ3:Pont Neuf(ポン ヌフ:新しい橋nouveau) 及びシテ島を眺望 (thu) 6 Aug 11:01 アーチが合計7つなのにヌフ(9つ)とはこれ如何 左側の尖塔がTour Saint-Jacques(サン・ジャックの塔) Photo4:運河の柳 Photo5:上:19区Avenue Jean Jaurès(ジャン・ジョレス通り)、 下:4区 Boulevard Henri IV(アンリ4世通り) 通りの先にあるのがBastille(バスティーユ)広場にある7月革命の記念柱 Photo6: Pont Saint-MichelからPalace Saint-Michel Photo 7:Pont des Arts(ポンデザール)よりQuai des Tuileries, Photo 8:Rue de Rivoli(リヴォリ通り)の観覧車 夏期限定であろうか、巨大な観覧車がリヴォリ通り置かれている。 Jardin des Tuileries(チュイルリー 庭園 ) Photo 9:8区-Place de la Madeleine(マドレーヌ寺院) コリント式の柱(高さ30m)が52本並ぶ壮大な寺院。正面は「最後の審判」彫刻 Photo 10:Le Palais Royal(パレ・ロワイヤル) この辺りは金融街でフランスフランの時代は兜町であったという。 通りの左側の門を入るとパレ・ロアイヤル 静かな一角があった。 別世界である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 1, 2015 09:59:08 PM
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