秋晴れの1日その2_story(4015)2015.11.4
眼下の橋は自動車道の「三井(みい)大橋」と人道橋の「そよ風橋」
徒然の記1 自立
先般の学年会で幾人かが、「自立」を語っていた。妻からの自立である。
台所に立って料理をし、ゴミ出しなどを行って徐々に家事全般をこなすことにより、双方に万一のことがあっても大丈夫なように自立すべきであると。
その事をカミさんに言うと「きっと貴方も何々をしているんだ。」と自慢げに喋ったでしょう。という。
そんなことはしない。こちらはもうプロである。土鍋でご飯を炊き、パンを作り、白髭ネギを刻み、「はやそば」に絡める大根や朝食用のキャベツの千切りは、お手の物である。
ひとつこれから台所に立つ男性諸氏に告ぐ。
きっとお茶碗の1枚や2枚を割っても見逃してくれる優しい奥さんの前で不器用ではあるが包丁を扱い、食器を洗い、洗濯をする。
洗剤は理科実験を思い出しながらやや多めに使いシンクを泡だらけにして、嬉々として食器を洗う。何時間たっても台所から出てこない。それもよくすすがずに網に並べる。(奥さんはそっと、二度洗いしている筈である。)
洗濯は、合宿を思い出しながら、わさわさと雑に扱って物干しで干し、雑に取りいれ雑に畳むであろう。
何一つ、奥さんは文句を言わない。
さてここでそういう所作についてコメントである。
1.食器類は互いに音を立てないように扱う。カチャンとも言わず無音で扱うこと。・・これにはコツがいる。食器類はくっつけては置かずすこし離すのである。
2.手元が狂うと割ったりぶつけたりする。そこですべての所作は大き目に円弧を描きながら行うとよい。不用意に最短コースを取るとぶつけたり、落としたり、音を立ててしまうのである。
3.洗剤はあまり付けない。付けすぎると手元が滑り食器を割る原因に。まず熱湯で油を落としてしまえば洗剤を使う必要がないくらいに綺麗になるのだ。すすぐときは、手で十分に擦りながら洗う。こうすることにより何かが残っていれも触感でわかるので都合がよい。
4.洗濯ものを干す場合はそのままではしわが寄る。そこを考えて静かに伸ばしたりしながら整える。こうすると乾いた時の仕上がりはよい。畳むのは、新品を買ってきたときにどう畳まれていたのかを思い出し4つに畳む。先般ダンボールで作った折り畳み器が動画にあった。こういうものを参考に綺麗に折畳むと奥さんが泣いて喜ぶであろう。
5.ようするに全てを丁寧に心を籠めて、素早く行うことが秘訣である。
と、自慢げに喋っている自分が居る。スミマセン!
ただHouseKeeperとしてはこれだけでは不十分である。掃除機のフィルターがどこにあるか、などまだまだ細かい家事が全部把握できていない。
しかも料理のレシピは全部頭のなかにあるため窺い知れない。
背中を見ながら徐々にマスターして行かなくてはならないだろう。いままでの40年のつけが来ている。
偉大なカミさんの存在に、恐れ入った。これで3人も子育てをしたというからにはもう神様である。
徒然の記2 ショパンの歌曲
20曲ほどあるショパンの歌曲。
2014年日本の出版会社「ショパン」が「ポーランド声楽選集 第1巻 ショパン歌曲集」で17のポーランドの歌 Op.74を全曲取り上げている。
編集は3人の日本人。ポーランド語の先生やピアノ専攻の方々である。
昨日、小生の音楽の友が「ポーランド巡礼記念その2」にと、「17のポーランドの歌 Op.74」中の6曲をViolinとViolaのDuo曲に起こしてくれた。合冊にしたきれいな冊子が届いた。
「ポーランド巡礼記念その1」は、ショパンの「ノクターン 第20番 遺作」であった。Violin版があり、これを元にしてDuoの譜面を起こしてくれた。
これらを次回のDuoの練習で弾いてみよう。ほんとうに、音楽を楽しめるということは幸せである。
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Last updated
Nov 4, 2015 09:06:10 PM
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Profile
turbo717
violaを奏する者です。スペイン巡礼、スケッチ、マラソン、パズル などを紹介しています。
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