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カテゴリ:フランス
Rochefort--Échellais,2016.8.25-Memoirs15(回顧録15)、ginkgo_story(4210)2016.11.28
I will up day by day the several sketches drew in long journey to this blog for memoirs,today's sketch is "Scene of Yves". 【Memoirs15】 2016.8.25(Thu) La Rochelle(ラ・ロシェル;人口7万人)郊外のキャンプ場Camping Les SablesからRochefort(ロシュフォール;人口2万人)郊外のÉchellais(エシレ)まで。"Roche"という同じスペルを持つ都市が40kmをおいて対峙する形。なにか関係があるのだろう。 **Onsite Report(現地からのリアルタイム・レポート)は第3報告(8/20-8/25)の第6項を参照ください。** 今日の行程もテント泊であった。この日ほど走った日はない。17:00までの熱波の予想なるも日陰がなく炎天下をととぼとぼと歩く。休憩をしていた田舎の景色がスケッチの絵である。この街道は自転車人がずいぶん通っていく。 大きな地図をもってこんな田舎によく来るものだと呆れていたが、水路が多い地域なので道路が少なく、ボルドーなどへの南下コースではこの道しかないという感じ。 ためしにMaps.Meで、Barを探してみてもあるわけがなく・・・。あった! なんと高速道路E602側に目立つように建てられている郊外型のレストランHôtel restaurant L' Air Marin(ラ・マリン) というのが歩いてすぐのところにあったという驚くべき展開。近くのインターから降りてやってくる人たちで、駐車場はどんどん埋まっていく。 当然ここで日中の時間を過ごすことにした。昼時で立て込んできたため、オーダーした食事がなかなか順番通りに運ばれてこない。それを待たねばならずかえって気兼ねなく長居することができた次第である。 メインディッシュが来るまではサラダバーが食べ放題で、スイカなどのおいしい果物を食べるために何回足を運んだことだろう。2時間くらい粘って退出。しかし頭上真上の太陽が容赦なく降り注ぐ。 34kmの道のりのうち、23kmのポイント通過が17:26である。11kmも残っているのにもうフラフラである。日陰の度に休憩をしていたらずいぶん時間を取られた。リュックの食料品は底をついている。進行方向にスーパーがあることは確認済みである。閉店時間は19:30と考えられないほどの早い時刻。 そこまでは6km 1km15分のspeedでやっと閉店時間に間に合う。手ぶらであれば何でもないほどの遅いspeedでも、重い荷物を背負った身としては走るレベルのspeedである。小走りに走ってLa Charente(シャラント川)を跨ぐD733用の大きな橋に到達した。円弧を描いた巨大なアーチ型の橋でわずかな隙間の歩道を上がっていく。20mほどの高さは下を大きな船が通れるように作られているようである。息が切れそうになり何回も立ち止まっては休むが、時間との勝負である。 もっと時間的に余裕があったのなら、400mほど上流にあるPont Transbordeur de Martrou (マルトウの運搬橋)を利用できたかもしれない。 Pont Transbordeur de Martrou (マルトウの運搬橋) これはスペインのPortugalete(ポルトゥガレテ)のBizkaiko Zubia(ビスカヤ橋)とそっくりの運搬橋で、人と車を吊り下げて川を渡る。 さて週報にも書いたように、19:30にSuper Uに到着した。玄関は閉められようとしている。最後の客たちのレジはまだopen。この状況で中に入って買い物が出来ないかを交渉。 ブルターニュのCap Fréhel(フレーエル岬)の帰りにも同じようなシチュエーションがあったが、その時はガードマンが強硬で絶対に中に入れてくれなかったのである。シャットアウトを食らったのは僕だけではなく10人ほどいたが全員断られていたのである。 今回は、店員の皆が協力してくれた。ある人はパンに走り、ある人はサラダを買うために、缶詰もと。とにかく広い店内を探し回る余裕はないのである。全員走りながら注文に応じてくれる。テント泊のためには夕食と、朝食は最低限getする必要がある。水はあまりにも遠い場所にあったので諦める。 ここで、getした大きなメロンを駐車場のスペースを借りて試食。といいながら全部食べてしまった。汗が引くのに1時間も要したからだ。さて歩行は続く。Échellais(エシレ)の町外れに達した。地元民しか通らない道で閑散としている。そこに広がっていた広大な農地は休耕田のような形。低地に向かってスロープとなっている。ここが良いかもしれないと坂を下りだした時である。その地主の家であろうか。はるか先の敷地から犬が数匹、吠えだした。 これはまずい展開である。テントは犬が吠える場所では不向きである。その家まで上がって行ったところちょうど庭に人が居た。犬をなだめてもらいつつ、さきほどgetしそこなった水を所望してみる。 なんと水以外に、炭酸水1Lまでも持っていけと。"巡礼人”の恰好をしていたためであろうか過分の接待を受ける。しばらく行っても設営場所がないため再度先ほどの森に戻る。 森には電波塔があり、保守用の道がそこまで通されている。一番奥のスペースでテントを設営。就寝。それこそ真っ暗やみ。周りは森と電波塔のみ。最も安全な場所ではないだろうか。 Yves(イヴ)の風景 Map: Between Camping Les Sables and Rochefort--Échellais 34km 徒然の記 ■外苑のイチョウ並木 記憶では12月3日が紅葉の特異日と思っていたのが、もう全盛を過ぎ散り始めているという。ただ青山通りに面する木一本だけが青かったという。カミさんが散策してきたので報告を受けた。 小宅の橡(くぬぎ)は11月22日が特異日で、この日に葉っぱが黄色く透ける。くぬぎの木の最も美しい瞬間である。これ以降は葉っぱが茶色く変色し、反り返って落葉するか木にへばりついたまま年を越す。 木々が色づいて最高の季節なのに、今年ばかりはこの色合いをめでている余裕はない。この回顧録をまとめ上げるのが先決となっているからだ。高校同窓生の古代文字展覧会も欠席します。すみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 29, 2016 06:06:24 PM
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