予測不能-新コロナウイルス禍。リニア中央新幹線上running-Nr.2、品川区の坂道Unpredictable future for CIVID-19、Linear chuo-line tracing run (Nr.2),slopes in Shinagawa Ward_ story (4434)2020.3.7
Spring has came but it is a recessional story.
I wrote the COVID-19(new coronavirus disease) item for main thema in this blog for 5 weekes!
It is another terrible story of the Great East Japan Earthquake nine years ago, but infected people have spread to 30 prefectures in Japan. The reopening of school in April is suspicious ?
今回のCOVID-19(新コロナウイルス)。収束の様相を見せない。このblogももう5wに渡ってメインテーマとなってしまっている。9年前の東北大震災どころの話ではなく、30都道府県に感染者が広がっている。今のままでは4月の学校再開も怪しい。いったいどうなることか。
■今週の1枚 リニア中央新幹線ルートの町田市小山町の家並み
本ルートの上、最高峰145m-155mに向かっていく住宅街のup-down
昔は段々畑であったのだろう。複雑な地形に家々が林立する様子はこの町の特徴である。ここを登り丘陵地帯に沿う幹線に出ると、桜美林大の野球場が近い。
目次
徒然の記その1 COVID-19(新型コロナウイルス)感染者数は立ち上がってきているのか?
徒然の記その2 リニア中央新幹線"コース上"running その2
徒然の記その3 品川区の坂run
徒然の記その4 桂文珍国立劇場20日間独演会
徒然の記その5 T画伯個展も店じまい。
徒然の記その6 Kidsたちの疎開と学童保育
徒然の記その1 COVID-19(新型コロナウイルス)感染者数は立ち上がってきているのか? 2020.3.7(土)
■日本ではそもそも検査が受けられないという実態からいくらグラフを書いても無駄であるかもしれない。8万3千のRQに対して実際の検査は4200件。一方韓国は過去にMARSを経験しているので検査体制は充実。1万件/1日の検査が可能で、すでに14万人が検査済みだという。お寒い日本はmax4600件。韓国はスタッフや検査機器が充実している。
3月6日からの保険適用が行われ検査体制に民間の参入が期待される。それまでは保健所での検体採取後、3重に梱包をして国の検査機関へ搬送。6時間/1検体で、一か所20検査がmax。全国64保健所。専門スタッフは各所5名程度。各検査機関はもうパンク状態であるという。PCR簡易検査キットなどの増産はこれから。あぁなんとも寂しいお国事情である。
何もかも遅れを取ってしまった日本。やはり「島国」というところにもってきて純粋培養的な高度に清潔な国民であるため自然災害以外に脅威に晒されてこなかったためではないかと思う。それが今回はダイヤモンド・プリセス号豪華客船から711名(3/6に696名と重複を除いた数値に下方修正)の感染者を出すに至り、後手後手の対応になってしまった。
さて米国では、インフルエンザが毎年恒例のように猛威を振るっている。2600万人が罹患し、25万人が入院をし、死者も1万4千人と聞き及ぶ。その大きな数字はあまりニュースに現れてこない。やはり新型コロナウイルスが怖いのは予防ワクチンや治療法が確立していない新型のウイルスであるからである。ウイルスの形は、太陽の光冠であるコロナと似て、丸い細胞の周囲に花弁状の長い突起があるのが特徴で、過去に風邪を含む呼吸器感染症を起こすSARS(重症急性呼吸器症候群、中国南部-広東省が起源。2012-13、32地域8000人、714人死亡)コロナウイルスや、MERS(中東呼吸器症候群 ヒトコブラクダ経由、2012-2019 2494人感染、858人死亡)コロナウイルスがあり、今回の2019新型コロナウイルス(SARS-Cov-2→COVID-19 3/7 pm6時点で全世界101国・地域で102,188人感染 3,491人死亡)という比べ物にならないほど劣悪なウイルスがこれに加わった。
今回の動物は蝙蝠(コウモリ)が宿主で、中間宿主としては鎧を覆った動物センザンコウであると言われている。武漢には生物兵器研究機関があるという。そこから感染した蝙蝠が間違って市場に出回ったのか、故意的に放たれたのか? がさネタかもしれないが、自然界に存在しない構造体からそういう可能性を疑う。中国はイランに8万個の検査キットを送ったようである。事前の準備がすでにあったのであろうか。ミステリーではある。
丁度五輪開催の年によりにもよって世界中に感染が広まり、収斂の兆しは見えない。このままでは世界が委縮してしまう。五輪妨害がこの”生物兵器”の目的であったとしたら見事にそれを果たしつつあり、社会が見えない敵に負けたということになってしまう。なんとしても食い止めなければならない。そのために人の移動や接触は極力避けねばならないのだが取り締まりに限界がある。
■小学校再開の動きも。春休みの始まりまで99%は休校としながらも、自治体によっては開校する動きもあるようである。ここは「子供の安全を守る」ための休校と勘違いをしてはいけないと橋下徹氏は指摘する。これは『社会防衛』であるという。社会全体の流行のピークを抑えるために、一定の人数の行動を抑制するのが目的であり、1/10の構成要員である1400万人の生徒たちを抑制する効果はそれなりにあるという。ビジネスマンよりも社会に対する影響は少ないとみた。「そのあと実態がわかってきたら徐々に学級を再開していけばいい」というのだ。当たっているのかもしれない。
■今回の騒動で売れ行きが伸びたもの・・レトルト食品、レシピ本、ジッパー付き保存パック(作り置きなど冷蔵・冷凍保存用に)、ゴミ袋、使い捨て手袋、眼鏡の曇り止め、体温計、ゴム紐(マスク自作用)・・。ドリルはもとより、参考書や辞典やパズルなども伸びているのであろう。
■各国の推移・・・厚生労働省発表の数字をNHKサイトで毎朝10:30にデータを表示してくれている。検体数が足りないのかも分からないがその数値をグラフにしてみた。毎日増加分が30~50人前後となっており落ち着く気配を見せない。指数関数的に上がってもいかないが、線形で上昇をし続ける。インフルだと思えば早くワクチンによる予防方法を確立してもらいたいし、ペストだと思えば、隔離しつつ経済再生・授業再開を急ぎたいものである。世界が落ち着いてこないと日本も落ち着けない。4月、5月にずれ込んでいけば大変なことになる。仮に五輪を2ヶ月ずらすと、今度は台風が襲うであろうし。
日本ではクルーズ船も含めた総合計は3月5日に1000人を超えた。それ以来線型で増えてきている。左上に掲げた韓国のデータでは検査機器が多いので立ち上がっているのであろうか。
クルーズ船を除いた国内数だけの推移でみると分かり易い。前日比+32,+57とじわりじわりと増え続けているのだ。封鎖処理がとられず、”ここ2wの踏ん張りどころ”も、踏ん張れていないのだ。
中国は感染者8万人に向かっているが落ち着いてきている。武漢がある湖北省を除けば、感染者増加分は+17で日本より遥かに少なく、封鎖政策が成功している例かもしれない。
■世界情勢・・世界13ヶ国で一斉休校のため2.9億人が影響をうけているという。IMFは5兆3600億円の緊急融資を決定。世界経済への影響は、1年で5兆円と踏む。
・中国は、1日2万4千人分の検査体制。3/6から一部の地下鉄で乗車予約。凄まじい情報統制があったようで今回の件は人災であるとの指摘。ただコロナ監視は徹底していた。ドローンでマスク着用を監視。地下鉄の乗車予約でホームに一定数の乗客を制限するなど。武漢では2回/1日に体温測定を義務化。
・韓国は国民を5つのグループに分けマスクの購買日を指定。ドライブスルー形式で検査が受けられるシステムを100か所導入-検体採取10分という。
・イタリアは 3月4日に全校休校。ハグとキスを禁止。1mの距離を置いて会話せよと。
・台湾はすごい。SARSの苦い経験から、伝染病予防法を大幅に改定しているので迅速な対応ができている。2月初旬に小中高の一斉休校を実施し、すでに再開している。マスクは政府がすべて買い取り配給制である。爆発的な拡大を抑えている。賢い蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の神対応で支持率68.5%に上昇。どこかの首相と大いに違う所である。しかもどこかの県議がネットオークションで高値で販売するお国柄に絶望すら感じる。
■朗報・・ワクチンの開発・・3月5日にはbigニュースが飛び込んできた。大阪大学発の製薬企業アンジェスと大阪大学が、新型コロナウイルスのワクチンを共同開発 最短6カ月で臨床試験。大阪大学大学院の森下竜一教授(医学系研究科臨床遺伝子治療学)が会見を開いた。米国でも同様の動きがあり克服に向かって大きく進みだした。
徒然の記その2 リニア中央新幹線"コース上"running その2 2020.3.3(火)
■この騒がしい世の中、空気はいたって春の陽気。
品川-相模川間42km(トンネル)の真上を走る(ジグザグ路の合計は55km)ことを2/26(水)に続いて挙行した。前回は自宅から武蔵中原まで41km。今回は武蔵中原から品川まで16km。
合計すると、55kmを超えている理由は、2区間に分けたためのロス分である。
コース・・武蔵中原駅→中原街道→等々力緑地→丸子橋→田園調布界隈・宝来公園→呑川→中原街道→洗足池→旗の台商店街→荏原(えばら)→中延→戸越公園→西品川→北品川→八つ山トンネル→品川駅東口16.9km +56 -57m 見なし距離=17.9km 905kcal
今回の曲がり角101か所。地下リニア線と地上走路との交点37か所。その全てで景色を写真に納める。みんな普通の住宅街。田園調布も例外ではない。
徒然の記その3 品川区の坂run 2020.3.3(火)
■品川駅を見る限り、ビジネスマンが元気に闊歩する姿があった。これに元気づけられrunningを継続。
上記runningは10:30に終了した。その3つめの行事の始まりは14:00。よってまだ十分に7kmくらいは走れる時間にある。ということで、せっかく品川に来たからには、品川区の坂ー「北品川-東大井」のメニューを消化することにした。
しばらく逡巡していたためstartは11:00となった。
コース・・山野勝「大江戸坂道探訪」の「品川区」のページを踏襲。凡例 坂道名(傾斜角)
品川駅(11:00)→北品川駅→品川女子学院→御殿山通り→原美術館→御殿山の坂(8.8°)→官営品川硝子製造所跡→東海寺・大山墓地(沢庵和尚の墓、他賀茂真淵、渋川春海、井上勝らの墓,2013年には島倉千代子の墓も)→子供の森公園→東海寺→要津(ようじん)橋→清光院→ゼームス坂(2.4°)→幽霊坂(8.0°)→池上通り→仙台坂(2.3°)→旧仙台坂(7.1°)→見晴らし通り→木の芽(このめ)坂(2.4°)→犬坂(11.9°)→ヘルマン坂(3.0°)→京急・立会川駅(12:20) 6.9km +56m -57m 見做し距離=7.9km 383kcal
■官営品川硝子製造所跡・・・ガラス工業発祥の地・・東海寺の敷地の一部に建造。1873-1892。板ガラスの失敗などで閉所。その後は第一三共製薬会社の土地となる。現在はリニア中央新幹線用の変電所工事が続けられている。
■沢庵和尚・・沢庵 宗彭(そうほう 1573-1645 享年68歳 墓は品川の東海寺)・・3代将軍家光の食欲不振に、空腹にさせた後に白飯と漬物を添えたという。これを絶賛し出された漬物を「沢庵漬け」と命名したという。墓石は、漬物石のような丸い大きな石となっている。東海寺は家光が沢庵和尚のために建てた寺で5万坪もあったという。その一部が上記「官営品川硝子製造所」であった。
■ゼームス坂・・・ジョン・M・ジェームスは英国の造船技師1866年来日。居宅は現在の三越ゼームス坂マンション。ここに碑が立つ。露地を入ったすぐのところに高村智恵子終焉の地。高村光太郎の詩「レモン哀歌」の文学詩碑がある。
■ケルマン坂・・ドイツ人のヘルマン・スプリット・ゲルベルト氏の居宅があった場所。道路の改修に尽力。
さて、ヘルマン坂の中腹にベンチが置かれた休憩スポットを発見。そこで着替えをし いざ国立劇場へ。立会川駅から北に9kmもある。これを1時間以内に行きたい。路線案内で調べると最も手っ取り早いのが、京急・立会川→品川→新橋→銀座線→赤坂見付→徒歩900m→国立劇場。これだと徒歩を入れても40分で着く。メトロ「半蔵門」からだと一番近いが乗り換えが半端ない。あとで調べたが、立会川から泉岳寺経由で新橋まで直行できる便もあるようである。さらに赤坂見附から徒歩で永田町に行き、半蔵門線で半蔵門ヘ行き徒歩5分で戻る。まぁ次回の参考にしよう。
徒然の記その4 桂文珍国立劇場20日間独演会 2020.3.3(火)
■桂文珍(1848-)の芸歴50周年記念「桂文珍国立劇場20日間独演会」に恐る恐る出かけた。初日が2/28(金)で、5日目にあたりゲストは兄弟子の6代目桂文枝であるから豪華な舞台であろうと。前期は2/28-3/8までの10日間、後期は3/15-3/24の10日間。前期分の後半3/5-8の4日は新型コロナウイルスのために開催されず、3/19-21と3/23の夜の時間帯に振り替えとなっている。まぁ、ダイヤモンド・プリセス号の感染者を含め国内で3/7発表時(3/6 pm10:30のデータ)で1113名の感染者を数えている昨今で、吉本興業主催のイベントは軒並み中止か延期になるなかでよくぞ続けられたものだと感心。
お客はだいたい半分で、あとは大事をとって自宅待機となったのであろう。
演目は、前座の桂三語(1985-、第24回新進落語家競演会新人賞(2019年))が「町内会」、文珍「お血脈(けちみゃく)」、文枝(1943.7.16-)の「米寿」、トリは文珍の「帯久(おびきゅう)」
いずれも爆笑に次ぐ爆笑で、会場が笑いの渦に。14:00-16:45というほぼ3時間の演目で重厚。これをゲストを入れ替えて計20回もやるとは。得意ネタを何百も持っていないとできない芸当である。話のなかに政治・社会を織り込んで笑わせていく。新型コロナウイルスも例外ではない。「帯久(おびきゅう)」は大阪瓦屋橋にある瓦屋町三丁目商人泉屋と3丁目の悪徳商人帯久の人情噺。
「お血脈(けちみゃく)」は善光寺を起こした本田善光が話に登場し、極楽に行けるというハンコ「お血脈」のおかげで閑散になって苦境にあえぐ地獄から石川五右衛門を使わせてそれを盗もうとするお話。地獄の閻魔大王を演じる文珍が顔を真っ赤にした。心臓に悪いとボヤく。
上方落語で使われる見台(けんだい)と膝隠(ひざかくし)は、後半から取り除かれ、座布団だけの高座となった。舞台仕掛けは、歌舞伎とおなじ大舞台。お囃子が下手から聞こえる。演台を使う場合は鳴り物があり、講釈師のように扇子で調子を取る。お血脈(けちみゃく)では、見栄を切る場所など歌舞伎のように立って演じ大舞台となった。
最初、文珍が背広姿に白衣を羽織って現れ、今回の新型コロナウイルスに関しては、「無観客」で行うことも検討したなどの開催のいきさつが説明され、みんなしんみりと。笑いが免疫力向上に繋がるものと確信して開催に至ったことなどを説明。万雷の拍手。
■開催へコメント(turbo717私見)・・・国立劇場に近い平河町、麹町、番町らの住民が足を運び、1人置きに座れば問題がないかもわからない。小生など遠方の老人が多数が混みあう駅や電車で往復するにはかなりの支障があった。現に丸ノ内線では、マスクをしながらもかなり咳き込む人のすぐ隣に立っていたため気がきでなかったのだ。そのまま帰宅し家人に影響を与えてしまうのではないかと。興行を行い、観客が満足する裏に、影響を与えてしまう集団ができてしまうということも忘れてはならない。
文珍の公演は、3/5から振替えとなったが、そのほうが良かったのかもしれない。公演を強行するためにはそれなりの準備が必要となろう。(限定人数と座席の飛び飛びの配置など)
「無観客」公演も方々で行われている。わが方のファミリーコンサート(3/8(日)も残念ながら団員演奏だけの無観客公演となった。このご時世、延期か中止か無観客かのどちらかになってしまう。3/15までという期限が、危うくなってきそうであるが。
日本に来日する指揮者も帰国後2週間の隔離を言い渡されるとすると、日本に行かないという選択肢を選ぶことになる。ほんとうに世界中に影響が波及し始めている。
徒然の記その5 T画伯個展も店じまい。2020.3.1(日)
■camino仲間であるT画伯の個展に再度、急遽行ってきた。町田市の中央図書館が3/2(月)から2w休館になるということでエレベーター室や4,5階のホールに展示されていた絵も会期が尽きるため、撤収を余儀なくされた。皆で集まろうとした3/7(土)を中止にし、急遽 3/1(日)に集まろうとあいなった。皆はam11:00に集まって鑑賞をした後の昼食の予定。こちらはオケ練習があるので昼食から合流する裁断で町田に駆け付けるも、Lineやmessengerがまったく繋がらず何処に行ったのか皆目分からない。そこで合流を諦め館内を再度ゆっくり鑑賞することにした。
最初は気付かなかったが日本の地図が貼ってあり、街並みが保存されている都市名が図示されていた。近江八幡市や川越市。氏はその全部を回ったという。保存地区の建物を中心とした多数の絵を展示している。建築士でもあった氏によれば家の外観から内部構造がすっかり分かるという。レオナルドダビンチが人の筋肉骨格を把握したように適格に構造体を捉えていく。その技量はすごいものがある。絵というより構造スケルトンとなっているので、建物が落ち着いて見えるのだ。重心さえわかる形である。そこに純度の高い透明水彩で淡く色をつけ影を付けていく。家々の庇の影も正確なのでそこに家が建っているようになる。もう見ているだけ病みつきになる。小生には眩しすぎた。
さて、外で本などを読んで暇を潰していると電話が鳴った。やっとスマホを見たらしく、小生からの矢のような催促のメッセージに気付いたようだ。なんのことはない、デパートの裏手にあるサイゼで集まっていたようだ。まったく人騒がせな。というよりT画伯の話に引きずり込まれてスマホの鳴動に気付かなかったのだろう。
日光に行ったときとまたく同じシチュエーションなのである。声が大きいというのもスマホを気付かせない要因か。
全員camino仲間であるが、その一人は5年前にアフリカで白昼堂々とナタを持った盗賊団に襲われたという。リュックや靴を含めて身ぐるみ全部剥がされて無一文となったという。1人旅は怖いものだ。それがなぜ今を生きているのか?
パンツまで脱ごうとしたのであるがさすが犯人たちはそれはいいと言ってくれたらしい。シャツ1枚とパンツ一丁でアフリカを生きたのか?
我々はその一挙手一動に釘付けになる。サイゼリアの通路で、そのときの光景を立って再現するものだから大変。大立ち回りのあと”落ち”が付いた。背中に貼り付けておいたパスポートとクレジットカードで助かったのだという。損害額は30万円ほど。旅程は30日ほど残っていたので無事それを完遂させて帰国が出来たのだという。
いやぁ、それも含めて一切合切盗られていたら、今の氏はあったろうか。面白過ぎて涙が出てくる。小生のドイツでのリュック盗難騒ぎどころの話ではない。貴重な体験であるが、再発防止には何をすればよいのだろうか。
徒然の記その6 Kidsたちの疎開と学童保育 2020.3.4(水)
■小2の孫娘と小5の孫息子が水曜日からやってきている。
学校が休みになり、親がテレワークなどで在宅していない時に限って子供たちを預かることになった。
この子供たちをどう躾ければよいのだろう。学校の時間通り、まずは8:30から15:00を「学校」の積りで勉強してもらい、それ以外をレッスンや遊びに明け暮れてもらおう。「大きくなったらお餅になりたい。」と言っていた孫娘はどんな風に成長したであろうか。シューマッハを追いかけ年収50億を夢見ている未来のF1ドライバーは少しは身長が伸びたであろうか。
孫娘の方の夢は今度は「すみっコぐらし」の社長になりたいと言う。すこし成長したのか? この「すみっコぐらし」は隅っこにいるとなぜか“落ちつく”という動物の集まりである。寒がりの“しろくま”、自信がない“ぺんぎん?”、食べ残し(?!)の“とんかつ”、はずかしがりやの“ねこ”、正体をかくしている“とかげ”など、タピオカも色んな色が出てきて面白い。兄より大きい彼女はどうも肩身を狭くして生きているらしいのだ。
社会や理科はドリル。家庭科では料理や配膳の手伝い、国語は読書と作文。英語は「101匹わんちゃん(One Hundred and One Dalmatians)」、小生は、体育の教師として13:30-14:50の2時間を面倒見。1kmマラソンといいながら実際は騙しだまし5kmほどをスロージョギング。放課後は、ブレボードやキックボードを駆って屋外で遊び、ピアノのレッスンや百人一首、高階 秀爾監修の「マンガ版西洋美術史」などと。実に多彩。
(編集後記)
その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。ヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、絵日記blog、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。
http://turbo717.ciao.jp