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Mar 21, 2020
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カテゴリ:ジョグ&スケッチ
新コロナウイウス蔓延、東京五輪の行方、Fukushima50、大洞山
​​​Catastorophic COVID-19!,Olympic game,Fukushima50,Mt.Obora_ story (4436)2020.3.21

COVID-19 is now flourishing,the Olympic flame has been handed over to Tokyo at a ceremony in Athens. The flame will leave for Japan on a special flight on Thursday。The hot spot has moved to Europe, China and South Korea have gone down after peak, but the political situation has not fully recovered yet. Europe is in a tough critical situation right now. Olympic athletes scream "I can't practice." Meanwhile, the Olympic fire is coming to Japan.
COVID-19 真っ只の中、東京五輪の火がアテネからやってくる。hot spotは欧州に移り、中国・韓国はpeakを過ぎ下火となってきたが、まだすっかりは状況が回復していない。ヨーロッパは今大変な状況である。行き来が出来ない危機的な状況。五輪のアスリート達は「練習できない」と悲鳴を上げている。そんな中、オリンピックの火が日本にやってくる。


■今週の1枚  関東ふれあいの道(”湖の道”)・首都圏自然歩道・南高尾山稜の「見晴台」から富士山を眺望

​家から10.3km 標高448mの地点(見晴台)にベンチがあり、三ヶ木(みかげ)地区、道志川方向を眺められる。富士の左側の三角は大室山である。約2時間のコースは、富士のMorgenrot(モルゲンロート朝焼け)を見るためのコースでもある。真っ暗ななかヘッドランプで登るのである。先日はここで、突然の大音響でワーと発声する男性に会いびっくり。​


目次
徒然の記その1 COVID-19 新コロナウイウス世界蔓延
徒然の記その2 幻想交響曲
徒然の記その3 映画「Fukushima50」
徒然の記その4 伊丹十三「女たちよ!」  
徒然の記その5 恋つづ
徒然の記その6 大洞山一周32km run
​徒然の記その7 Viola-Lesson


​徒然の記その1 COVID-19 新コロナウイウス世界蔓延 2020.3.21(土)
■もう世界はカタストロフィーである。3/20(金)全世界感染者は20万人を超えた、3/21(土)14:00レベルで感染者275,434人(中国が81,286人、イタリアが47,021人) 死者は11,397人。(中国が3,226(湖北省3,139)人。​イタリアが4,032人)

羽田も成田も数日前まで緊急に帰国する人達で混雑を極めていたという。それも21日からピタリとゼロになる可能性がある。飛行機が飛ばないのである。コロナ難民の火急な人の移動のあと、1ヶ月くらいは止まってしまうのだ。今後は北半球から南半球へ伝搬が予想される。韓国ではピークまで3wであったが、西欧では感染者が増加し続け、ピークまでは1-2ヶ月 4月中旬までかかるのではないか。
今一番日本で危険なのが、西欧からの帰国者である。驚いたことに3月のこの時期にツアーでスペインや欧州を訪れていた人が多数いるのだ。その添乗員も埼玉で3/20に感染が確認された。帰国者は検疫所長の指定場所(自宅など)に2w隔離されるという。公共交通機関の利用は避けるようにと。タクシーも避けた方が良いと言うのだ。空港からの動線とその特定された影響のみを考えれば何か対策はとれるのではないかと思うのであるが。

イタリアはこのまま行くと4月2日には感染者9-10万人でピークを迎えるものと予測する。死者の数は3/21(土)に4,032人と1日に600人超も増えた。イタリア人口6,043万人にしては多すぎるようであるが、現在の立ち上がりの推移からはそのように計算されてしまうのだ。北部ロンバルディア州(州都はミラノ)は、1990年以降中国からの移民が多く春節のときに頻繁な往来があったとのことである。感染者や擬似感染者が病院に殺到したため院内感染を引き起こしたのではないか。さらなる爆発的な感染拡大いわばオーバーシュートを引き起こし重症者が急激し、医療体制が間に合わず多数の死者を出してしまっていると思われる。医療崩壊である。北部では今日から散歩やジョギングまでも禁止される。


米国では3/19(木)国防生産法を発令し、人工呼吸器などの生産指示を行う。これはもう戦時体制である。3/20(金)からは全ての渡航中止が勧告された。NYオペラの殿堂・METは5月9日まで公演を打ち切った。

EUは入域制限を行いEU以外の市民のEUへの渡航を30日間制限する。
英国は高齢者の外出を禁じているが、3/20(金)から当面全校休校とする。休校によって共働きの両親が子供を祖父母(高齢者でハイリスク層)に預ける事態も望ましくないとしている。(日本では野放しの状態であるが。)

​​毎日プロットしているデーターから恐ろしい状況であることが分かる(下図)。
途中から寝始めたのは韓国。最初の10日を過ぎると急に平坦になってきた。

ジョンホプキンス大学のデータや新聞情報を参照しているが、更新時刻にタイムデレイがありいびつな折れ線となっているが傾向はつかめる。韓国は3週間から1ヶ月でピークに達したがイタリアに次いで、イラン、スペイン、ドイツ、米国が感染者2万人超え前後で指数関数的な勢いで立ち上がりつつある。この傾向はいずれも4月初旬まで続くのではないか。落ち着いてきた中国と韓国から医師や人工呼吸器、検査道具などの医療支援を願いたい。
日本の数字も収束してきているとはとても言えない。バラツキがあるが、増加の数字が毎日50-60人でているのだ。


​​
■五輪の行方・・こんな中各国の五輪代表選手たちから練習ができないとの悲鳴を上げている。予選会なども中止に追い込まれ代表選考にも支障をきたしており、こんな状況では五輪どころではない。IOCも別のシナリオを考え始めたという。米水泳連盟は1年の延期を要請。アスリートを今全部日本に集めて強化合宿や未定代表の選考会を行うか。2ヶ月の延期なら選手はそのまま、1年延期となると選考をやり直さねばならず選手の心が折れるであろう。長期間の遅延の場合は、選手たちの切磋琢磨で記録が塗り替えられていくため、その時は新旧の2人を認めてしまうなど。さてどうしたものか。

■日本・・3/19(木)夕刻 新たな発表があった。自粛の解除は地域別という。難しい線引きである。大阪-兵庫間は往来自粛要請が出され3/20(金)から3連休の間不要不急の外出を控えるようにというお達し。このままでは、オーバーシュート感染が発生し来週586人、次の週3300人を超えると予測する。

3/21(土)の時点では、感染者ゼロ人県は青森、岩手、山形、富山、鳥取、島根、岡山、鹿児島の8県、感染者1人県は宮城、福井、徳島、香川、佐賀、長崎の6県。これらは問題なく解除の県だろう。よく頑張ったものだ。ただ検査数が極端に少ないのも気がかりである。ドイツが週16万検体、韓国が1日1万2千と言っているときには、日本は1500と極端に少ない。980と言っていた2月中旬の値から2倍弱しか増えていない。検査体制の脆弱さを物語るが、軽症の者が医療機関に殺到しないので助かっているという部分もある。

■文化イベントの自粛要請でキャンセルが続くが・・公演中止の影響はその団体の存続危機に直結する。フリーランスの芸術家や芸能人が多く、観客動員で成り立っている多くの団体や個人が危機に直面しているという。千人以上の規模の会場での催事が憚れるのであるが、もともと劇場は大きく広い空間で換気もよいし、なにより聴いたり観たりするだけでお喋りはない。よって興行は行ってもよいのではないかと思うのである。休憩時間にドアの解放を行い、終演のときは後列から退場するように時差を設け。最寄りの駅も入場制限などの対処で一時的な混雑を避けられるのではないか。開校しはじめた学校もそれなりの工夫をやっているのだ。このままでは劇場の損害は壊滅的である。野外活動は、再開し始めたところも多いが、室内イベントはまだまだ閉塞状態である。


■ピンチをチャンスに・・プロオケに限って言うなら、ネット配信でライブの生音楽を高音質、高画質で無料で配信するサービス「Curtain Call(カーテン・コール)」というものを利用しない手はない。感動を集めればあとでCDなどを発売して収益を得ることができ、この手の新しい手段で、未来を切り開いていくチャンスになるのではないかと。ただでさえ高齢者が増え、劇場に足を運びづらくなるわけなので、定期有料会員や、年間優待会員などを募り、ライブで配信できるようにすればどうだろう。

分身ロボット「OriHime」やアバターロボットを使って会場に送っておき、自分はベッドでまさにその現場にいるような感じで臨場感をもって聴衆の一員になるということだって可能ではないかと。

今回の新コロナはそういうことを考える絶好の機会ではないかと思うのだ。


徒然の記その2 幻想交響曲  2020.3.15(日)
■市民オケの練習は今まで通り行われている。この時期外に出るのはなにか後ろめたい気分になる。マスクをしながら人っ子一人いない日曜日の界隈を歩く。
全てが異常事態である。天気の良い春の雰囲気もあったものではない。オケも半分くらいマスク着用で始まった。正指揮者もキャンセルになって空いた日は練習に駆け付けると言ってくれている。
この幻想交響曲、物語的にうまく構成されているという。4,5楽章。断頭台に自分自身を送り込む情景は鬼気立つものがあり、振られた女性を愚弄するごとく怨念をぶつけた。最後はしてやったり「どうだ!」と睨み返す場面か。この曲は感情任せに書いた曲ではなく、大衆受けするように計算され尽くされた曲であるという。骨が踊る場面は弦楽器のピッチカートであるし、ウワッハハと笑う所はブラスによる笑い声の息遣い。なかなかやるではないかベルリオーズ。

劇的物語『ファウストの劫罰』(légende dramatique "La damnation de Faust" 1845年 初稿は1824頃)同様、ゲーテの「ファウスト」に影響された作品でもある。
曲は、1.夢-情熱 2.舞踏会 3.田園の情景 4.断頭台への行進  5.魔女(サバト)の祝日の夜の夢 の 5楽章からなる。5楽章はさらに「魔女の祝日」と「魔女のロンド」の2部から構成される。魔女のロンドはViolaが主題を奏でる。5楽章だけでも524小節もある大きな楽章であり、もっとも「幻想」的な部分で、遠くから鐘の音も聞こえてくる。


■Net配信・・無観客はあまりにも寂しい。客の反応なしに粛々と演奏できなくもないが。そのような場合でも、onlineでNet配信する方法を当団も模索しているようであるが。
5月24日(日)の40周年記念 第81回定期演奏会。このとき世界は、日本はどんな様子だろうか。各国ピークを過ぎているであろうし、下火に差し掛かってくれていれば嬉しいが。



徒然の記その3 映画「Fukushima50」 2020.3.15(日)
貴重な外出の機会である。上記オケでViolaの譜面合わせを全員で行った後、ついでにと調布の映画館に寄ってきた。
■映画「Fukushima50」・・3/6に公開された映画(若松節朗監督)である。原作は門田隆将『死の淵を見た男 吉田昌郎(まさお)と福島第一原発』(2016.10 角川文庫刊)
東日本大震災から9年がたち、常磐線が3/14に全線が開通した今、原発の怖さを認識するのは良いタイミングである。海底の地殻変動により地震が発生するメカニズが映像化されていて迫力があった。直後から迫りくる巨大津波。原発到達まで30-40分。もの凄いエネルギーである。人間は自然にとても抗えるものではない。
”物語”としては良くできているのではないかとは思う。汚染水や海上投棄問題、格納容器内からのデブリ取り出し、帰還困難地域の存続などまだまだ山積している諸問題があるのでhappy endにはならない映画である。まだ真相が明らかになっていない部分も多く、この映画では東電や政府の対応などに虚偽があるということであるが、まぁ見ておくことをお勧めしたい。目くじらを立てて非難をするのはよそうではないか。

貞観(じょうがん)地震(貞観11(869)年)の巨大地震と津波があった事実から、あんな海岸近くにしかも低い堤防のもとで、原発を建設してはならなかったのに、だれも警鐘を鳴らすものはいなかった。1000年に一度の大地震と津波が不運にも2011年に起きてしまったのだが、もう少し真摯にリスクマネージメントをやっておれば悲劇は救えたのではないかと。幾度もチャンスがあったのに外部からの安全対策の進言に耳を塞いでしまた上層部の責任を映画では(というより原作では)あまり触れられなかったのは残念である。小生にいわせてみれば、1号機から6号機まで雁首をならべて縦一直線に低地に並べる馬鹿さ加減をだれも咎(とが)めなかったのかと不思議でならないのだ。電源喪失でも5号機や6号機を再稼働させておれば救えたのではないかと思うのである。原子炉圧を下げるためにベント解放を行い煙突から放射能をばら蒔いたのであるが、それをせず爆発していたら、東日本半径500kmは壊滅状態であったろうし、今我々が生き残ってなどおられなかった筈である。海に近い建設条件とは冷却のための大量の水の確保が必要であるからという観点からであるが、本当にそうなのか。日本の原発はどこも海沿いであるのは内陸の人口密集地を避けてのことであろうし、いざ災害の時は海に近い分だけ影響面積が減るからであろうが、津波国日本ではその理論に飛びつくのは危険である。日本には原発の立地に見合う好適地はないのである。まぁ御託を述べるのはこのへんにしよう。そういう諸々の問題を再考するにはよい機会であった。

ちなみに「Fukshima50」の「50」とは最前線で対応にあたった所長以下、当直長、班長など現場作業員の数である。



徒然の記その4 伊丹十三「女たちよ!」 2020.3.16(月)
■52年前に書かれた伊丹十三の「女たちよ!」は今でも新鮮である。30代に英国の映画に俳優として出演しその出演料でJaguar(ジャギュアと発音するのが正しいと氏は言う。)を買って乗り回したというキザな男であるが、実に颯爽として、博学の蘊蓄をタレながら執拗にhow toを教える。フルートを吹き料理をこなす。鼻にくるところ大いにあるがなかなか面白い。「ヨーロッパ退屈日記」や、「続女たちよ! 」なども読んでみると面白そうである。図書館に借りに行きたいが3/31まで休館である。
・サラダドレッシングなどは作り方が克明にでてくるが、あれは野菜の上からかけるものではなく、ボールに溶き入れて自前で作ったものに、野菜を入れるのが正しいのであると。
・スパゲッティーに至っては食べ方まで教える。まず食べる直前に作ること。皿はオーブンで温めておくこと。上にのせるものも出来立てのものを使うこと。この3点が同時に成立しなければならないのに、それがほとんどのケースで守られていないと。皿はお湯を注ぐだけでは厚い陶器など温まる筈はなく、冷えた皿だといっぺんに料理が冷えてしまいまずいのだという。続編だろうか。食べるときはあまりフォークを上に上げず、皿の上でくるくる回して楕円形に大きくなったところでそれを口に含むようにすべしと。
・小笠原流の食べ方とは、箸が6mmしか汚れないという食べ方らしいのだと感心をする。上品な食べ方というのはそういうものらしい。心せねば。


徒然の記その5 恋つづ 2020.3.17(火)
■TBS系TV火22:00-23:12「恋はつづくよどこまでも」がついに最終回。・・上白石萌音(もね)演じる看護師の佐倉七瀬と、イケメン俳優佐藤健演じる天堂浬(かいり)とのラブストーリであるが、昨今色んな番組があるなかで、これほど純粋な愛を貫いたドラマは久しぶりである、七瀬が会った瞬間から運命を感じ結婚を成し遂げるまでの10話であったが、見るのも恥ずかしいほどピューアな愛なのだ。たまにはこんなのがあってもいいかなぁと賛同をした次第である。ドSを任じる佐藤健は、魔王と恐れられるストイックな天才循環器内科医である。周りには同調せず、看護師には冷たく当たったが、次第に表情を変えていくシーンが見ものであった。表情筋一本一本が変化していくその演技には驚かされる。上白石萌音と言えば2018年に、山﨑賢人主演の映画「羊と鋼の森」で、妹の萌歌(もか)とともに、ピアノを弾く姉妹を演じていた真ん丸の可愛い女性であったのであるが、この「恋つづ」もいかんなく可愛さを発揮し対照的な佐藤健との差を強調させた。その意味でこういうコンビも実生活では「有り」かなぁと思わせた。こんな愛らしいカップルが世の中に多くあって欲しいと願ったのだ。気恥ずかしい部分は、誰しも最初はこんな感じであったのかなぁと懐かしくほほえましく映ったのである。


徒然の記その6 大洞山一周32km run 2020.3.18(水)
■今回はスケッチ目的のrunning。絵に描いた場所を再度訪れてみたいと正午ごろstart。ただ三ヶ木(みかげ)から久保沢までの10kmはバスに頼るため、身体に羽織る服も持参。
見晴らし台までは2時間半もかかってしまった。普段はう回する泰光寺山(474.9m 家から8.9km)への階段130段を上り詰め、頂上のベンチで休憩したため時間を取られたのだろう。ほとんどはう回する山なのであるがたまにはよいだろうと。この山は歩き塾で登った山であるので懐かしい。さて、今回の問題は「大洞山(536m)」。この地点は家から12kmの地点。ここまで足を延ばしたからには、遠いので途中でバスを拾いたい。初めての試みとして津久井湖-相模湖の中間点に降り立って、南側の山里を縫って三ヶ木バス停まで6kmを走れば、あとは久保沢まではバスで10kmを稼ぐことができる。その後3kmを残すのみで夕方には家に帰れるだろうという裁断にした。大至急地理院地図から歩行ルートをトレースし、Geographicaにルート図をインプットした。準備は万端ということでStartしたのであるが「大洞山(536m)」の裏道というのがひどかった。登山コースではないのであろう。最近登った人はいないのではないか。しかも地理院地図にあった杣道(そまみち)と実際の登山道は大きくずれている。ずれ始めたpointに戻って目を皿のように見回しても山道らしきものはない。道は山の稜線に沿ってずんずん降りていく。と巨大な鉄塔が立ち塞がった。送電線「新多摩線」のNo58という鉄塔で道は途切れた。周りを見回しても道はない。このまま引き下がるか、ラッセルをするか。この辺りは杉の植林で見通しがきく。急斜面ながら樹木に沿って足を滑らせていけばよい。その落差は30mほど。しかし逆に等高線に沿ってトラバースしていけば300mほどの北上で地理院地図のポイントにぶつかる筈。みると断崖ながら極く細い山道があった。漸く当初予定した地理院地図のルートに辿り着く。そこから暫く降りていくと鉄塔No.59の巨大なのが。これはヤバい。道はここでも途切れていた。目を細めて「絵符」を探す。遠目に赤い紐が杉木立に結ばれているのを発見。簡単な山道ではなく、九十九(つづら)折れのものすごいルートとなった。最後は去年の台風19号の爪痕が残る河川の崩落現場。県道515号線(三井相模湖線)までの道をめがけて大いにう回して生還。まったく人が入らない山道というのは恐ろしいものである。今回は大いに反省をした。麓の赤馬(あこう)地区は津久井しらゆり園がある場所である。桂橋を渡って国道412号に合流し、三ヶ木まであと少し。寸沢嵐(すわらし)は石器時代遺跡があり以前紹介していいる。石老山(702m)の帰りに通る場所である。いずれも道志橋を渡って三ヶ木に至る。

コース・・自宅→峯の薬師→三沢峠→泰光寺山(474.9m)→西原峠→見晴台→金毘羅山→大洞山(536m)→南斜面→赤馬(あこう)→津久井やまゆり園→uターン→桂橋→阿津→道志橋→三ヶ木・・バス・・久保沢→3km→自宅 計29.7km 徒歩19.7km up 990m down 990m 2131kcal 見做し距離=36.6km 所要6時間 6.1km/h


参考図

水色の線が今回のコース、大洞山南斜面がきつかった。ほとんど杣道(そまみち)。青い部分が津久井湖。




徒然の記その7 Viola-Lesson 2020.3.20(金)
■用事のため3/22(日)の市民響の練習に行けなくなったので、急遽Viola-Lessonを先生にお願いした。本番楽譜を持ち帰っていたのでそれを届けるというのが主目的であるが、折角なので日曜日の弦分奏で行う「幻想」をおさらい。まずは、先日無観客で行ったミニクラシック演奏会で弾いたというメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6番1楽章を聴かせてもらう。iPADにある音源をBlutoothのスピーカーに飛ばした音はなかなか迫力がある。エマーソン弦楽四重奏団 2004年4月のYouTubeは何回も聴いているがAllegro Vivaceを♩=170くらいの速いSpeedで弾き臨場感を醸し出している。姉の死を悼んで書いた部分である。聴いたところではこの市民響Va、Vcの2人、部外2人(Vn1:アンサンブル メゾン(中性子)のコンサートマスターだった方とVn2 奥さん)による四重奏団、エマーソンを超えているのではないかと。Vn1が特にうまい。CDにしても売れるのではないかと思う。本人たちは惜しいので来年もこの曲を弾きたいと言う。大歓迎である。
さて、「幻想」の4,5楽章を練習。まいった。難しいリズムのところでつっかえた。8分の6拍子で、(♪、♩)→(♩、♪)→(♪、♩)→(♩、♪)となんの変哲もない部分である。これだけなら1万回やっても鼻で歌えるのだが。しかしシンコペ調で、2拍子で音符を3つ弾くという時に、頭が、身体がどうも痴呆状態になって瓦解してしまう。先の音符は、♪、♩、♩、♪+♪、♩、♩、♪+♪・・たったこれだけであり、正拍は2拍目に来るだけの話である。数学者turbo717はこれを0.333(1/6)、0.666(2/6)、0.666(2/6)、0.666(1/6+1/6)、0.666(2/6)・・・と計算しながら弾こうとするのであるが、これがまず間違う。1拍目の♪を待てないのだという。手を2回打つうちに音符を3個、それも8分音符ずらせて始める。手拍子2回目で音符の頭が来る。1拍目は♪と♪の間にくる。皆さんもやってごらんなさい。これが朝飯前という方は、オケに来てturbo717と替わって欲しいのである。最近は寝てもさめてもこれを唸っており、コロナどころの話ではないのである。あぁ 神様。不可能は無いと仰ってましたよねぇ。turbo717を救いたまえ。

■我がオケにはタクシーの運転手がおられる。いつか介護タクシーや天井の高いタクシーの話をいろいろ聞かせてもらった。所謂黒塗りのタクシーである。車イスの客を乗せるためにも何度か講習があるのだというし、介護となると資格が必要になるという。成田空港の現状はどうなのであろうか。公共交通機関を利用できない帰国者が自宅に帰るために長蛇の列なのか、そういう客は断っているのだろうか。参考まで聞いるるてみよう。「介護タクシーを運転するためには資格がいるんだって」という部分をカミさんに言うと「それぐらいは知っていますよ。」

と。ふと気付くと小生の後ろを通り掛かる。この動線はお昼寝の初動である。笑ってしまった。園児が着るようなスモックを着ている後ろ姿が小熊そっくりである。丸い頭を少し前に屈めソファーに掛かっている毛布などをせっせと正し始めた。ベッドメイキングなのであろう。ごろっと横になった。3秒もすればスース~お休みになるのだ。春たけなわの静かな土曜日の午後である。




(編集後記)

その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。ヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、絵日記blog、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。
​​http://turbo717.ciao.jp​​
 






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猿ヶ京温泉(1)


猿ヶ京温泉(2)


ローソク温泉


冬のほったらかし温泉


中部国際空港


静物


Coffee cup


エミール・ガレ展


トンボ玉


招き猫


マトリョーシカ


コンパス


愛地球博_Expo2005


踊るサチュロス像


ギニア共和国


オランダ館


サツキとメイの家


町並み


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麻布十番町


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雷門


音楽


夏の第九


ハンドベル コンサート


新しい第九


ミシュクのピアノ


コントラバス物語


府中の森芸術劇場


Mozart250回目誕生日


ショパン国際ピアノコンクール


Violaとすみれ


「熱狂の日」音楽祭2006


紅葉の景色


香嵐渓_飯森山


香嵐渓_香積寺(こうじゃくじ)


ワシントン-アーリントン墓地


明治神宮外苑の銀杏並木


神宮外苑の銀杏並木(その2)


外苑の銀杏並木(その3)


イチョウの葉


御嶽山、恵那山


御嶽山夕暮れ_


御嶽山遠望(冬)


馬籠から恵那山(早春)


松田からの恵那山(早春)


茶畑からの恵那山(5月)


国道361号線からの御嶽山(6月)


早秋の恵那山(9月初旬)


冬の御嶽山



鎮魂


中秋の名月


月光_鎮魂_阪神大震災


バンコク・アユタヤ


チャオプラヤー川の朝


ワット・プラケオ(エメラルド宮殿)


バンコク・タイシルクのお店と界隈


ムアンボーラン_1(水上市場)


ムアンボーラン_2(悟りの寺院)


ムアンボーラン_3(ドゥシット宮殿)


ジム・トンプソンの家


サン・サプ運河


大理石寺院


ワット・ヤイ・チャイモンコン


アユタヤ_ワット・プラ・マハタート


アユタヤ_ワット・プラ・シー・サンペット


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チャオプラヤー川(夕方)


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