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テーマ:徒然日記(22679)
・・・なんてものを書いてみました。
実は7月18、19日と、会場と内容は全く別々なのですが、SDN48の卒業生やOGが出演する舞台を見に行く私(*日付の時点。記事書いている時点ではもう見終わっています:(^^;;))。 そこに差し入れるものなんぞを物色しに、普段は滅多にいかないデパートなんぞへやってきて、食品コーナーでお菓子を見繕いました。 一応こういう演劇関係の仕事なんぞを大昔やっていたことがある私。 時代がまだ20世紀と呼ばれていた頃のことでございます。 その頃と今とは事情が多少変わったかもしれませんが、その時の知識をもとに、ああいう芝居の現場で1番ありがたい差し入れ:「1つずつ包装されていて分け易いお菓子」を購入しました。 値段にすると2000~3000円くらいのものです。 ちなみになんでこれが1番重宝されるのかと言いますと、ああいう舞台とかって、やっぱり人気の役者さんに差し入れが集中します。 ・・・しかし、いくら甘党の役者さんでも、それらをすべて食べることなんてまずできません。。。 そこで、共演者や裏方のスタッフにお裾分けとなるわけですが、その際、1つ1つ【個別に包装されていると、分ける側にも、そしてもらう側にも双方に便利だからです。 特に千秋楽、すなわち最終日なんかですと、劇団や会場によっては、公演終了後はお客様のお見送りもそこそこにスタッフが(場合によっても出演者も加わって)大道具や私物の撤去作業なんてものを開始します。 すなわち、差し入れをじっくり味わうヒマも無かったりします。 だから、個別に包装されている物ですと、ささっと分けて後で食べることができるので、非常に便利だからです。 これからこういう所へ差し入れすることを検討中の方は参考にしてみてください。 ところで、こういう差し入れには、時に「気持ちは嬉しいけど正直ありがた迷惑」なんていうものもあったりします。 私の過去の実体験と見聞きした話の中から、そのワースト3、すなわち、芝居鑑賞の差し入れには絶対に送らないでください、そういうものを書いてみました。 【第3位】大きなケーキ これは私の実体験から。 私が仕事をした劇団の共演の役者さん宛に贈られた物。 その中の1つがクリスマスケーキのようなケーキでした。 わざわざメッセージまで入れてもらった素敵な物なのですが・・・芝居会場にはそれを切る包丁がありません(^^;;)。。。 贈られた役者さんも1人でそれを丸ごとは食べられず、チョッと困りました。 まあ、スタッフさんが機転を利かして、ケーキの入っていた箱の蓋を破いて、それを包丁代わりにして切って分けて食べました。 ちなみに素敵な外観がどうなったのかは想像にお任せします。。。 (教訓) 芝居小屋にケーキを贈るなら、ショートケーキを。 【第2位】刺身の盛り合わせ これは私が聞いた話。 ある劇団の1日2回公演の時、その1回目と2回目の合間に届けられた物。 食べ物と聞いて、お腹が空いている役者・スタッフ一同ヽ(⌒▽⌒)ノとなりました♪ ・・・しかし、それはなんと「お刺身の盛り合わせ」(0_0;;)。。。 スタッフさんから「何考えてンだよ・・・」とまで言われてました。。。 幸い、芝居小屋には冷蔵庫があったので、食べきれない分はそこに冷やして2回目の公演後に食べたそうです。 ・・・しかし、冷蔵庫はあっても箸やしょうゆや、それを受ける小皿はない芝居小屋。 箸やらしょうゆを買いにスタッフがあわてて走るはめになり、てんやわんやだったそうです。 また、冷蔵庫の中の役者さんの飲み物をいったん外に出して刺身を入れるスペースなんてものを作る羽目にもなったそうです。 (教訓) 芝居の差し入れに刺身などの生ものは基本NG 【第1位】ラーメン これも私が聞いた話。 その劇団では、地方公演を行っていて、年に1度とある場所へ行かれるそうです。 そこの劇場の近くのチョッと高級な中華料理店のラーメン。 1杯千数百円と言うぜいたくなものだったりします。 その劇団では、当地での公演終了後は、そこで打ち上げと言うのが定番だそうです。 そして、そこのお店の件のラーメンを大変気に入っている劇団の社長。 劇団の本拠地の東京始め、ほうぼうでそのお店のことを褒めちぎっていたそうです。 それを聞いて大変感動した中華料理店の店主。 それを差し入れしてくれました。 ・・・それも、1日2公演の1回目と2回目の芝居の合間に(0_0;;)! これは品物が届いた瞬間、スタッフ・役者一同唖然としたそうです。 まさか、持って帰らせるわけにもいかないし、かと言ってとっておくわけにもいかないので、仕方なく食べることにしたそうですが、そこからが大変! 味わう間もないくらいの猛スピードでかっこむ、それくらいならまだ良いのですが、そうすると当然役者さんが汗だく状態になります。 そのため、せっかく終わったメイクをやり直す、そんなことになった役者さんもいたそうです。。。 また、そこまではならなくても、汗がひくまで時間が欲しい、そんな役者さんもいたそうです。 幸いにして、その芝居では前座にチョッとコントや演芸の類をやる構成になっていました。 そこで、そちらに登場する方になるべく引っ張ってもらって、時間稼ぎをしてもらってから、時間を少し遅らせて開演、そんなことになったそうです。。。 ちなみに2位の生ものも困りますが、あれは冷蔵庫さえあればまだどうにかなります。 しかし、ラーメンは後で食べることもできませんから、本当に困りものです・・・。 ちなみに、うどんやそばでも同じですので、お間違えの無いように。 (教訓) ラーメンの差し入れは絶対NG! 以上、舞台への3大NG差し入れでした。 他にもいろいろありますが、まあ、相手がもらって喜ぶもの、みんなに分けて上げやすいもの、そんなことを考えて良い物を贈ってあげてくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.23 07:12:38
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