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徒然萬成

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2015.08.10
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カテゴリ:国内外問題

米国で原爆開発のマンハッタン計画を担当した ロス・アラモス研究所は、広島、長崎への原爆投下のあと、次の公式見解を述べていたという。

「我々は、史上二度の『原爆実験』に成功した」


1945年8月6日に広島に投下された原爆、通称「リトルボーイ」は、「ウラン235型」原爆。
8月9日に長崎に投下された原爆、通称「Fat Man」は、「プルトニウム型」原爆。
この二つは、まったく種類の異なる原爆だ。
2種類の原爆の実験をしたいがために、2発落としたのだと言われている。

この当時のアメリカは、いやアメリカだけではなく欧米各国は、人種差別が激しかった。
戦時中は、インディアンを攻め滅ぼすような感覚で日本を捉えていたとも言われる。
天皇陛下は、つまりはインディアンの酋長的な存在とみなされていたのだ。

アジアの各国はほとんど欧米の植民地となっていた。そして、搾取が行われていたのだ。
欧米各国が植民地支配をお詫びしたというのは聞いたことがないが、日本は搾取ではなく投資したにも関わらず、いつまでも謝り続けている。
その国の教育やインフラの普及と、近代化に貢献したのが実態であったにも関わらずだ。


当時のトルーマン大統領は、原爆は軍事施設への攻撃だと言っていたが、実際に落としたのは市街地であり、これは当時としても国際法違反だ。
これこそが人道に対する罪として糾弾されてもおかしくない事項だ。

日本も原爆投下直後に、アメリカ政府に対し、都市への無差別攻撃や原爆投下に関して、それらを糾弾する文書をきちっと送っていたという。


アメリカもさすがに戦後は問題に気がついたのだろう。
(東京裁判でも、インドのパル判事は、日本は国際法的に無罪であることを主張していた)

そのために「日本が悪い国だから、このようなことになった」という意識を日本人に植え付けた。
太平洋戦争を開戦するよう、日本を追い込んだのも当時のアメリカだが、それを日本の軍部の暴走の結果のように日本人に意識づけた。


その自虐史観、日本は悪い国だから謝り続けなくてはいけない、日本は繁栄してはならない、という意識が、サヨク運動と共に今も日本中に広がっている。

この意識と、アメリカおよび中国韓国の日本に対する意識が呼応し合っているのである。
その洗脳はいつ解けるのか。
日本人はいつ真実の歴史に目覚めるのか。

日本人は許しの感覚に優れている。
アメリカが謝罪をしたとしても、いつまでもそれを交渉材料に使うために言い続けることもなく、
今まで以上の関係を構築できるだろう。


日本の先人たちに敬意を表するためにも、
日本の数千年の歴史と文明の高さを再検証するためにも、
日本人は、真実をもう一度見つめ直す必要があるだろう。

日本は変わるべき時が来ている。


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最終更新日  2015.08.10 10:29:58
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