朝起きて窓を見ると

外では雪が降ってきました。


・・・ふりつづく哀しみは

真っ白な雪に変わる

ずっと　空を見上げてた

この体が　消える前に　今願いが届くのなら

もう一度　君を抱きしめて・・・（Gackt　「Last song」）

何でこんな日に

こんなおあつらえむきな

風景がみられるんでしょう？


今日は学期最後の木曜日・・・

２年最後の

講義を受けられる木曜日・・・

４講　私法学原理（再履修）

これが終わったらもう

札大で

Ｈ田先生の講義がうけられることはありません・・・。


１０月

ここで理由を伏せてぶっ壊れていた理由

それは

１０月４日

３講　推論特講　受けているとき起こったことがきっかけです。

あまりやる気がなかったので

ＡちゃんやらＲちゃんやらにからかわれながら

講義を受けていました（いけませんねえ）

ふと、携帯を見たら

Ｈ田先生からメールがきました。

その１週間前にも指導室のことについて

メールがきましたので

そのような用件だろうだろうと

うきうきしながらあけました。

しかし、そのメールは

特に私宛というわけではなく

指導室員宛のものでした。

メールを開けた瞬間

スクロールしながらも

読めませんでした。

心の中で音になりませんでした。

次の瞬間

涙があふれてきました。

涙で黒板の字が読めませんでした。

・・・文面は

来年度からほかの大学に移ることが決まった

というものでした。


講義後

指導室にいって

泣いていました。

そして笑っていました。

どのように表現しても結局同じです。

狂ってました。


それから

考えないように

考えないように

ひたすら考えないように

していました。

考えたら涙があふれてくるからです。

日記を書くたび泣いていたのはそういうわけです。

日記とは内省的行為ですから。

Ｈ田先生がほかの大学にいってしまう

ということは・・・

１年から描いていた私の夢がそのまま叶わなくなる

ということです。

なかなかの破壊的ダメージを与えてくれました。

そういうことはままある

ということはわかっていても

かなしくて

かなしくて

仕方ありませんでした・・・。


それから

ただがむしゃらに

ただ無為に

すごしてきました。

来年の必修ゼミどうしようか考えているようで

考えられませんでした。

結局、Ｆ橋先生にしたのは・・・

民法やりたいという想いが最終的に強かったから

とＨ田先生の件が私が知ったときに

こう声をかけてくださったからです。

「自殺するかと思ってちょっと心配した」

言い方はちょっとアレですが

うれしかったです。

Ｆ橋先生はもう５月からその件についてご存知だったようで

ずっとＨ田ゼミ行きたいＨ田ゼミいきたいといっている

私を見て

「おくびにも出せない。危ない。刃傷沙汰になる。」

と思っていらっしゃったそうです。

そういう事情をご存知な先生なら

ある意味安全かなという理由もあります。

同性愛にも理解がありますからねぇ（これ結構大きい）

まあ、来年結局泣かされるでしょうけど。

精進して学びたいと思います。


・・・最後の講義

出席カードの裏に

どんなお手紙を書きましょうか・・・？

また単純にまじめぶって

ろくなことかけないんでしょうが・・・。

それでも、

２年間分の感謝の思いを述べたいと思います。

Ｈ田先生、ありがとうございました。

あなたがいたから

無理にでも生きてきました。