風が強く吹いている
直木賞作家・三浦しをんの同名ベストセラーを小出恵介、林遣都主演で映画化したスポーツ青春ドラマ。大学の弱小陸上部を舞台に、<箱根駅伝>出場という無謀な挑戦に向かって心を一つにしていく個性溢れる素人集団の奮闘をさわやかに綴る。寛政大学の4年生ハイジは、新入生のカケルに声を掛けると半ば強引に自分が寮長を務める竹青荘に入居させる。まかない付きで3万円という破格の家賃の裏には陸上部への入部という条件が付いていた。カケルは、高校時代には将来を嘱望されていた天才ランナーだったのだ。そして、寮の住人である陸上部のメンバーたちを前に、ついに<箱根駅伝>出場という自らの野望を宣言するハイジだったが…。 箱根駅伝に出場することを目標に頑張っていく大学の陸上部を描いた作品。厳しい練習や規則に耐えて、箱根の往路を颯爽と駆け抜ける人間ドラマとは違って、何処にでもいるような選手達、そして陸上を愛し、部員のことを本当に心配しているコーチであり寮長であるハイジ、そして個性あふれる部員達が主役です。まさかの箱根駅伝予選会の通過、そして本番のレースと、大方の筋は予測できるのですが、これほど10人の性格や箱根駅伝を目指すことで変わっていく様子を描いたものは他に無いと思いました。人それぞれ歴史があって、陸上に対する思いいれや実力も違うのですが、どんどん前向きになっていく部員達を見ていて応援したくなりました。往路5区で走ったランナーが体調不良でヘロヘロになりながらもゴールして布団で寝ていましたが、その後、親との電話での会話のシーンでは、涙がぐっと溢れました人との出会いで、人生が変わる、それは人への信頼と情熱だと思いました。【起床時刻】6時35分【語学】ラジオ英会話「Every man needs a stylish hat, take my word for it.」 「If you ask me, she's totally overdressed.」 ラジオ実践ビジネス英語「Hige-Tech Parenting(5)」【今日の歩数】13273歩