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カテゴリ:Linux記
暑い日が続きますねぇ(^^;)
じつは、家のfedoraサーバーも暑さでダウンしてしまいました。 といっても、Linuxが熱に弱いわけではなく、気温の上昇でCPUが熱暴走してしまったのでした。(^^;) CPUはパソコンの中で、電源ボックスと並んで、最も熱くなるところですね。 パソコンの中を見たことのある方は、ご存じと思いますが、たいていは、巨大なCPUファンというものが付いていて、CPUの熱を冷やすようになっています。(^^) ↑インテル書いてあるところがCPUファンです。 ところが、この冷やし方には、ちょっとした落とし穴があって、まわりの気温が高いと、あまり冷えなくなってしまうのです。(空気をあてて冷やしているので当然ですね。(^^;)) そして、ここ数日の猛暑が、fedoraサーバーに襲いかかったのでした。 いつものように、ブログを見ようと、マウスを動かしたのですが、マウスポインタが動きません。(><) Linuxがフリーズするというのは、最近ではほとんどお目に掛かれないのですが、とりあえず、リセットしてみたところ、今度はBIOS画面の表示中に止まりました。 すでにAthlonで「熱暴走」の経験がある私は、これはもしや・・・と思って、CPUファンを触ってみました・・・すると、見事にやけどしてしまいました。(><) 結局、その晩は、電源を落として、CPUを冷やすことにしました。 次の日、電源を入れると、スンナリと立ち上がってくれました。(^^) ちょっと心配なので、BIOSのユーティリティ画面の中の、CPUの温度を表示する画面で、温度を見てみることにしました。 しかしなんと、電源を入れて少ししか経っていないにもかかわらず、すでに60℃ちかくあるではないですか・・・(><) 案の定、起動して数分でフリーズ・・・熱くてフリーズというのも変なカンジと思いながら、とりあえず、CPUファンを何とかしなくてはいけないと決意を固めるのでした。 次の日から、秋葉原を探し歩いてみましたが、ソケット478の手頃なクーラーは見つかりません。(すでに、ソケット478の時代は終わってました。(^^;)) とりあえず、今付いているクーラーを外して、徹底的にクリーニングしてみることに・・・CPUとクーラーの間のシリコングリース(熱をよく伝えるために塗るもの)もキレイにふき取ってみました。 そして、新しくシリコングリースを塗ろうと思ったら・・・シリコングリースをきらしているではありませんか・・・ パーツ入れの中にあったのは、なんと、木工用ボンド! 「こんなのCPUに塗ったら、大変なことになってしまう・・・」 と思っても、自分で勘違いしたので仕方ありません。 こうなったら、ダメもとで、シリコングリースなしでCPUをセットしてみました。 すると、BIOS画面で温度をみてみても、36℃・・・正常な温度になってるではありませんか。(^^)♪ (なんでかは分かりません。(^^;)) さっそく、fedoraを起動してみます・・・しかし、いつ何時、また熱暴走するやもしれません。 そこで、lm_sensorsを入れてみることにしました。(^^) lm_sensorsはCPUの温度や、電圧、ファンの回転数などを表示するソフトです。 マザーボードを買った時に、Windows用のそれらしいアプリケーションが付いていた気もしますが、どこかにいってしまったので、使ってません。 それに、Linuxのいいところは、CD-ROMがなくなっても、インターネットからアプリケーションがダウンロード出来ることですね。(^^) さっそく、yum install lm_sensorsでインストールしようと思ったら、すでにインストールされていました。(^^;) (ubuntuでは、apt-get install lm-sensors ←パッケージ名がちょっと違うので注意) sensors-detectで設定を行って、再起動!・・・そして、sensorsコマンドで、温度を表示してみると、37℃でした。 しかし、これでは、いちいちsensorsコマンドを叩かないと表示できないのでちょっと不便です。 そこで、gkrellmを使って表示することにしました。 これなら、いつでも温度がわかるので、良いカンジです。 それに、CPU使用率も一緒にわかるので、温度が上がってきたら、CPU使用率を下げるべく努力することができます。 これで、いつフリーズしても、何度で止まったか分かるのでした。(違) (つづく) その後、シリコングリースを塗ったところ、1~2℃温度が下がりました。(^^) とりあえず、48℃までしか上がらないので、これで様子を見ようと思います。(ちょっと薄く塗りすぎたかも・・・(^^;)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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