|
カテゴリ:Linux記
さて、久しぶりに楽天blogから「アクセス数のお知らせ」なるメールが届いたので、開いてみると「アクセスカウンターが200000アクセスを超えました」とのお知らせでした。(^^;)
最近は年に数回しか更新出来ていないのですが、それでも毎日多数のアクセスがあるということで、やっぱりLinuxって人気があるんだということを改めて実感してしまうのでした。(^^) ブログを更新していないから、Linuxを使ってないんじゃないの?というつっこみをいれたくなる方も多数いらっしゃるのではないかと思いますが、どっこい毎日Linux漬けの日々をおくっております。(^^;) ちなみに、現在AthlonX2のメインマシンには、Fedora14を入れていますが、これはリリースされてすぐにインストールしてしまったため、不定期にフリーズやリブートが発生するというトラブルに見舞われてしまい、元のFedora13に戻したい・・・と思ったのですが、Fedora14をインストールするときに、別パーティションに残しておいたハズのFedora13の/bootフォルダ以下を消してしまうという痛恨のミスのため、やむなく使いつづけることとなりました。(><) そんなこんなで、毎日シャットダウンもせずに、使わないときにはサスペンド状態で一時停止させるという、過酷な状況で数ヶ月使いつづけた結果、いつの間にかリブートはおろかフリーズも一切おこらないという安定したOSへと進化していたのでした。(^^;) これもバグレポートで不具合報告を送りつづけた結果かな・・・などと勝手に都合よく解釈していたのですが、よくよく考えると、フリーズやリブートではバグ報告はいっさい送れないことに気づき、Linuxカーネル開発を行っている方々の、地道なバグ取りの成果なのだということを切に痛感いたしました。m(_ _)m そんな長ったらしい前置きはさておき、今回はLinuxで天体観測ができてしまうという、驚異の天体観測シミュレーター・・・その名も「Stellarium」をご紹介したいと思います。(^^)♪ インストール方法はいたって簡単・・・Fedoraであれば「yum install stellarium」、ubuntuであれば「sudo apt-get install stellarium」とするだけでOKです。(もちろんパッケージマネージャからstellariumを検索してもOKです。(^^)) さくさくとインストールが完了すると、アプリケーションメニューの「教育・教養」の中に「Stellarium Night Sky viewer」という名前でアイコンができていると思いますので「終了するにはCtrl+Q」を肝に銘じつつ起動します。 すると見事な星空が画面一杯に表示されるのではないかと思われますが、太陽が光り輝く草原が表示されてしまう場合があります・・・じつはここがただの星空鑑賞ソフトとStellariumの全くちがうところ・・・そうですStellariumは昼夜を問わず、天体の動きをシミュレートしていますので、とうぜん太陽が登る時間には明るくて星が見えないトコロもきっちり再現されています。(^^) (↑太陽もしっかりシミュレートされてますので、昼間は星が見えません。(^^;)) これを切り替えるには「現在時刻を夜にする」「観測地点を地球の裏側にする」「大気を表示しない」など・・・様々な方法がありますが、こういった細かな設定を行うには、画面の左下にマウスを持っていってメニューを表示させる必要があります。 ・・・っと、ここでつつみくんちのFedora14はメニューのアイコンが文字化け?していて何が書いてあるか全く分からない・・・これはどうやらOpenGLが正常に機能していない状態なのでした。(^^;) (↑どこをクリックすれば終了するか分からないので、Ctrl+Qで終了しましょう。) (↑画面したの三角や四角が化けているアイコンです。(><)) これを回避するには、コマンドラインから「stellarium -s」と入力してセーフモードで起動しましょう。古いバージョンのOpenGLで起動してくれるので、最新のOpenGLでの不具合が発生しなくなると思います。 オープンソースソフトの場合、たいてい新バージョンは新しい機能の追加のためにリリースされますが、新しい部分が全てのコンピュータできちんと動くわけではないので、古いバージョンも安定性の向上や脆弱性の改善などのアップデートが続けられます。 そこで、「新バージョンでちゃんと動かない場合は、古いバージョンを使って下さい」というカンジで、あんまり新しい機能は使わないけど安定して使いたい人は古いバージョンを、バリバリ新しい機能を使いたい人は新しいバージョンを使ってバグがあったら報告して下さい・・・といった新旧同時進行的な開発が行われて、日々進化していっています。(^^) (冒頭のFedora14は新バージョンに飛びついたときのパターン、sterrarium -sで起動するのは旧バージョンのパターンですね) そんなこんなで、セーフモードで起動してようやくコマンドボタンが表示されるようになりましたので、いろいろと設定をかえてみましょう。 まず、日本から見える星空に設定したい場合、左側のメニューにある現在位置の設定画面のリストから日本の都市に選択しましょう。 ちなみにTokyoは「T?ky?」になっているので、「T」の一番下の方にあります。(検索もできるのですが、そもそも「?」の入力の仕方がわからないので、「japan」で検索してリストから見つけた方が早いです。(^^;)) 現在位置を設定すると、現在の日本の星空の状態が再現されると思いますので、昼間に起動した方は「??」ボタンを押して、時間を進めて夜にすると星空が見られると思います。 「空と見た目の設定」の中には、流れ星の数を設定するところもありますので、これを「しし座流星群」レベルの1時間あたり「10000」に設定すると流れ星が見られるのですが、しし座流星群は明け方に多く見られるので、時間を0:30以降に進めるとたくさん流れはじめます。(^^) 個人的には大気の光害を「1.0」に下げて、恒星の絶対等級を「4.0」くらいにあげて、星のデータの追加ダウンロードを全部ダウンロードすると、たくさん星が見られるので綺麗かなと思います。 (↑クリックすると拡大します・・・いちおうフルハイビジョンサイズです。(^^;)) 月食や日食も再現されているので、せっかくの観測日に天気が悪いときは、Stellariumでシミュレートすると、本当は空の上でこんな風に月や太陽がかけているんだなというのが分かって良いと思います。 冬は空気が澄んでいて星がたくさん見える季節ですね・・・Stellariumで星座の名前を覚えて、実際に星空を見に行ってみてはいかがでしょうか。(^^)♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|