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カテゴリ:テレビ
歴史博物館の研修を受けているので、毎日、講義を受けたり、町歩きを重ねていて、時間がアッというまに過ぎていきます。
見たいテレビがあると、ビデオに録っているのですが、これもなかなか見られなく、HDDもいっぱいになっています。 そうした録画の番組から、やっとNHKスペシャル「沸騰都市 第8回 TOKYOモンスター」を見ました。 これは、とても評判で、遅ればせながら、です。 でも、見て、本当にビックリです。 自分の普段の生活からとか、昨今の不景気ニューズなどを見ていると、東京がこんなに、「沸騰」しているとは、うかつにも想像できませんでした。 でも思い起こして見ると、東京は、いつもどこか工事中で、変貌に次ぐ変貌しています。 東京の玄関口、東京駅も、いつだって改修工事をやっています。 工事をしていない時があったかな、とおもうぐらいです。 東北、上越新幹線の乗り入れ、中央線ホームの移動、駅地下の改修に次ぐ改修、駅ビルの建て替え、現在は東京駅のシンボル・丸の内側の外装そのものが大改修中です。 ビックリなのは、山手トンネルです。 CGで、いかに地下の過密状態をくぐり抜けながら、掘削されているか、とてもわかりやすく説明されていました。すれすれに、地下鉄とか自動車道路が交差しています。 よくこんな工事が出来るのだと思います。 これを見て、考えると、なんだか恐くて、地下鉄にも、うかうか乗れない、思いがします。(このCG場面だけでも、みんな見た方が良いです)。 本当に地震が来ても大丈夫なのでしょうか。 番組によると、東京は「今再び毎年10万人という大幅な人口増加に転じている」いて、今年中に1300万人を超すそうです。 私の暮らしている近くの小学校は、統合されて、次々廃校が続いていたのですが、豊洲は、小学生が増えて、教室満杯になり、26年ぶりに創設されるのだそうです。 東京の人口はそんなに増えているのですか。驚きです。 その、大きな原因は、企業の東京移転と外資系企業の進出、ということです。 その東京の再開発を担ってきたのは、三菱地所と森ビルです。 再開発の手段が、高層化と地下世界の拡大です。 例えば、森ビルは、社長が「たくさん高層ビルが並んで建てばロープウェーでビル間を繋げるよね」という夢を語っていました。 地下の混み合い、空へ、海へ、地下へ、東京は膨張し続けます。 昔、未来学が流行ってその時よく描かれた都市の図そのままです。 あの時に未来学、夢物語ではなかったのですね。 ちょっと寂しいのは、東京タワーは、3年後、電波塔としての役目を終えて、単なる広告塔になっていました。寂しい風景でした。 でも、この沸騰した東京にいる人は、本当に幸せなのかな、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.08 17:59:36
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