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小笠原伯爵邸に行ってみました。何か内装の手当をしているのか、たくさんの車が止まって人が出入りしていました。
表面に凹凸のある明るいクリーム色の粗い壁、そこに窓が開けられ、外側に、グリルと呼ばれる鉄格子がつけられています。
キャノピーと呼ばれる天蓋のような庇がありますが、その装飾は、鉄製で葡萄と蔦をあしらったアール・デコ的モダンな雰囲気を持っています。
玄関上部に施された葡萄と蔦をモチーフにしたスパニッシュ風の装飾。脇の窓にはグリルの存在。わずかに見える、青瓦。
小笠原邸は、1000坪という広大な土地があるのに、パティオと呼ばれる噴水のある中庭がきちんと設けれています。
これには、装飾タイルによるインコやトンボ、葡萄と蔦、さらには太陽を描いた色鮮やかな壁面です。ここの装飾のテーマは生命の賛歌です。
今回は、中に入らないので、だいたいこんなところが、外館でのスパニッシュ様式だと言えるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.26 21:31:35
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