美作(みまさか)
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新宿御苑にできた、玉川上水を偲ぶ流れの探索を行う下見に歩いていたら、新宿高校の門が開いていました。 通りから見えるのですが、ここには「旭橋の石柱と下水用の石樋」があります。
解説プレートによると、石樋は甲州街道と青梅街道の分岐する追分一帯の下水を御苑内の池に落とすため、玉川上水を越える際その上に架けられたものです。 寛政7年(1795年)それまでの木樋から石樋に変えられ、大正から昭和にかけての上水の暗渠化に伴い撤去されたました。 なお旭橋の旭は、天龍寺門前一帯(現新宿4丁目)のもともとの町名でした。 上水ばかり目が行きますが、下水も整備されていたのです。 御苑内の池に落とすと書いてありますが、その後の説明には、御苑に沿って、千駄ヶ谷の方へ流れていったとも書かれています。 大雨の時など、この旭町一帯水浸しになったようです。 そばで観られとても良かったです。