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たぬきぶたの日記2

たぬきぶたの日記2

フェニックスとC6118



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フェニックスとC6118号機



昭和48年3月28日 (1972年)

高校最後のSL撮影旅行は29日で終了。

その前日の撮影は以前にアップしましたが、このときの作品ではこれが

最高です。まずは写真をどうぞ。

 

宮崎と南宮崎の間の大淀川鉄橋は何回も足を運んでいる。

駅から近いと言うことと、宿を機関区にしたこと、夜行列車で宿泊する場合の

始発であり、終点でもある。それに、本数が多い。空港が南宮崎に近いし、

日南線との分岐点でもあるので、どうしても列車本数は多い。

煙は期待できないが、とにかくSLを写したい時はここです。

この場所のいろんな角度で写したが最高の作品がこれです。

これを、全紙に拡大したときの感動は今も忘れない。

使っているカメラはフジフィルムのフジカ69BLという、プロが使っているものです。

どちらかというと、集合写真や結婚式や記念撮影に使われています。

とにかく大きい。機動性はない。シャッターも重い。手持ち撮影なんてこの

カメラの使用方法としては間違いです。普段は手持ちで撮影していましたが、

この場所ではのんびりと、三脚にのせて列車を待っていた。

そこにやってきたのがC6118号機。

ネガをのぞいても分からないが、全紙に伸ばしたときに現れたC61の数字。

ほんとに感激でした。こんなに解像度が良かったのかと、びっくりでした。

ピントがばっちりと決まり最高の絵はがきSL写真となりました。



このカメラの解像力は大したことはないと思っていたのですが、感動でした。

煙もほとんどなく、おもしろくないかもしれませんが、

宮崎を象徴するフェニックスを画面に入れての構図は僕の大好きな構図です。

鉄橋のそばで正面からのアップもいいけど、こんな作品も写したくなります。

なんせ飽きるほど写していましたからね。




これを写したのはホテルフェックスの庭です。ところが現在このホテルは

なくなっているみたいです。航空写真を見るとこのあたりは公園になっている。

時代とともに建物も変わっていくけど、このホテルがなくなるというのは、

ちょっと信じられなかった。いつかこの場所を訪ねてみたい。

ここも再訪したい場所の一番の候補地ですね。

もちろん機関区跡にも行きますよ。何泊もしたから。(笑)




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