C11331加古川前のページ | ホームに戻る | 次のページ C11331加古川の鶴林寺 2007,12,23撮影 播但線でのC11のさよなら列車を牽引したのはC11363とC11331の2両だった。 その片方のC11がここに保存されている。 実はここを訪ねたのは初めてです。 加古川の鶴林寺(かくりんじ)にC11が保存されていることは、学生時代に 聞いていた。しかし、それが何番かは聞いていないし、そんな番号なんて SLファン以外には興味のないことです。 国宝がある有名な寺ではあるが、道路からちょっと中に入った所に あるので、つい素通りしてしまう。いつか行ってみたいとは思うが実行は 伴わない。そんな自分だったが、年末の休日にドライブを兼ねて遠征した。 時間もたっぷりあったし、お腹がすいていたので、どこかで食べようと うろうろ・・・・・。 「そうだ、今こそ鶴林寺だ。」 普段は加古川バイパスの陸橋を越えるのだが、今回はその下を通り、 目的地へ。ちょうどいい具合にデジカメも持って来ている。 広い境内のどこにSLは展示してあるのだろう。 近くで遊んでいる子供に聞いてみた。 「蒸気機関車があると聞いたけど、どこか知っている?」 「・・・・・・」 蒸気機関車という言葉が通じなかった。ショック。 まあ、歩けば分かるだろう。見つけた。 C11331でした。36年ぶりの再会です。 「そうか、おまえだったのか。あんなに播但線では活躍してくれたし、俺も 好きで数多く撮影したのに、今まで来なくてごめんな。」 2007-12-23鶴林寺17C11331.jpg 公園の片隅でひっそりと休んでいました。 保存状態は野ざらしのわりにはきれいでした。塗装のはげ落ちも 少なくて、手入れがいい。誰がしているのでしょうか。 2007-12-23鶴林寺24C11331.jpg 逆光だったが結構きれいに写せたね。 保存されてもう35年以上経っている。 製造されてから現役で活躍した年数以上をここで過ごしているのです。 塗装はまだ光っているし、真鍮部分は光ってはいないが緑青の錆もない。 撮影しながら、高校時代のSL撮影の思い出がよみがえってきた。 すべてが懐かしい。 12月の頃はまだSLの写真を本格的に取り込んでいなかったので、 このC11331が最後のおわかれ列車を牽引したことも忘れていた。 とにかく、最後まで姫一機関区に在籍したことは脳裏にしっかりと 記憶している。 保存されているSLの内、最近に見たことがあるのが、滋賀県大津市に 保存してあるC57128号機です。このSLについては別の機会にアップします。 さて、せっかく国宝のあるお寺に来たので、紹介しましょう。 2007-12-23鶴林寺大門08.jpg 三重の塔と右は大門です。 聖徳太子にゆかりの寺ということで、ここは播磨の法隆寺と言われています。 2007-12-23鶴林寺仁王像12.jpg 2007-12-23鶴林寺仁王像11.jpg 縁起によると運慶(快慶?どっちか忘れた~)の作と伝えられています。 興味があったのが、下の写真の左の柱に大鵬幸喜の張り紙がありました。 なにか縁があったのか、寄進でもしたのか分かりませんが、古いもので あることは確かです。(奈良時代と比べたらいけません) 大鵬が横綱だったころは今から何年前?40年ぐらいかな。 写真のアップが遅れています。今までに取り込んだデータをレタッチソフトで 修正したりしています。これが、けっこう楽しくて、そして時間がかかります。 地元の写真屋で今月まではワイド4つ切り判が安いのです。それで、その 取り込んだ写真の修正に時間がかかっています。 のんびりと次回作を待っててください。 前のページ | ホームに戻る | 次のページ ジャンル別一覧
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