最近、裸で、そして不意に寝てしまう私へ
梅雨も終わりに差し掛かり、気温がどんどん上がり、わき汗・せな汗がドイヒーな今日この頃・・・ 私、青木達也がブログを書こうと思います。しばしお付き合いを 皆さん ところで「グッドデザイン賞」というものをご存じですか ほとんどの方が知っていらっしゃるとは思いますが、自ら今年のグッドデザイン賞って何かな~と探して見たりすることはあまりないことと思います ということで、ここでグッドデザイン賞について少しお話をしたいと思います まずグッドデザイン賞とは、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する総合的なデザイン評価・推奨制度でございます。この賞の母体はというと、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創立された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」です。当時の日本は、戦後間もなくで、日々の食事にも困るほどでした。そんな中、この貧しさを脱却していくためにはデザインが不可欠であるとの思いが、この制度を生みだしたそうです。 以来グッドデザイン賞は、豊かな生活と産業の発展を求めて、「優れたデザイン」を選ぶ活動を50年以上も展開してきました。この継続によって積み上げられてきたグッドデザイン賞は、なんと約 35,000点にも及びます。 そのグッドデザイン賞の選考方法は、 応募された対象の中から「優れたデザイン」を選びます。具体的には、1,000を超える企業やデザイナーから約3,000件の新しいデザインが毎年応募され、これを約70人のデザイン専門家が審査し、グッドデザイン賞に相応しいデザインを選び推奨する活動を展開していきます。しかし、グッドデザイン賞は、美しさを競うコンクールではありません。またデザインの成果を経済的な側面から評価する賞でもありません。 それは「優れたデザイン」のもつ卓越した「デザインの力」をもって、豊かな生活を築きあげ、産業の健全な発展を導いていこうとする制度であり、デザインを通して社会を明るく豊かにしていく運動でもあるそうです。 以下、財団法人日本産業デザイン振興会の言葉です グッドデザイン賞は、多くの生活者の理解を得るに至りました。そして近隣諸国を含め、数多くの企業やデザイナーが参加しています。なぜ50年以上も前に生まれた制度が、今日もなお存続し発展を続けているか。それはデザインがますます重要になってきたからに他なりません。商品や広告の分野のみに限定されていたデザインも、今日ではその範囲を大きく超え、サービスやビジネスの開発、都市環境の整備、さらには暮らし方の見直しや新しい社会システムの構築に至るまで、様々な分野領域で求められるに至りました。むしろ21世紀は、私たち一人一人がより良く生きるために、デザインを必要とする時代といって良いかと思います。今日のグッドデザイン賞は、人間活動の様々な分野領域でデザインが新しい解答をもたらすことを示しながら、「明日の生活」を実現する手がかりを生活者、産業、そして社会全体に提供していきたいと考えています。 とおっしゃっておりますなんか変な感じになってしまいましたが、去年のグッドデザイン賞の受賞作品(?)がこちらです ⇒http://www.g-mark.org/archive/2008/award-best15.html この受賞したもの中で、私が気になったのは株式会社良品計画とムジ・ネット株式会社が手がけた 戸建て住宅[無印良品 窓の家]です この「窓の家」は「家を暮らしから考える」というコンセプトのもとにつくられました家を暮らしから考える、そして暮らしを豊かにする大切な要素として考えたのが「窓」です。 「窓」は、家の内と外を繋ぎ、光を室内に採り込む穴でした。やがて家族の共通の視点となり、それを楽しむ心が育まれていきます。日本人には四季の移り変わりをそのまま採り込むのでは無く、窓で切取り美意識にかなう風景として愛でてきた文化があります。住まい手の美意識に合わせて自在に窓を設け、外と繋がる自由を大切にしました。光が欲しい場所に光を、家族が語り継ぐ風景を壁に四角い窓を開けるというもっともシンプルな形で実現した住まいです。 とのこと。 また、デザイナーさんの話では、 20世紀初頭の芸術運動が工業生産と手工芸の統合を目指そうとしたように、この家でも、繰り返し可能な工業製品としてのディテールと、一品生産ならではのこまやかさを表現できるように考えました。特に窓まわりや、巾木、階段のささら桁等は、再現性を高めるために工場で製作。またドアノブやタオルハンガー、ユニットバスといった設備・備品も同時に商品開発し、無印良品店舗でも単体で販売できるようにしました。 ということで、本業の売り上げにもつながっているようですね ただ、まさかあの無印が住宅にも手をだしているとは・・・ だがしかし、他の受賞のものを見ても、やはり車やデジカメ、パソコンなどがほとんどで、機械系が大半を占め、グッドデザイン賞とは自分が思っていた「純粋にデザインにこだわりのあるもの」とは程遠いようなものでした 私がグッドデザイン賞について思ったのは、もっとプロモーションしてもいいのではということですせっかく時間と労力をかけて選んだのに、Gマークだけであまり受賞したものが知られません もちろん商品自体の宣伝は、その商品を売り出している会社がするべきですが、もっとグッドデザイン賞を全面に押し出し、注目を集めてもいいのではと思いました ということで、皆さんはこれからの自分の人生をグッドデザインしていきましょう お後がよろしいようで