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uchikenの日記

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2007/03/26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
飛行機に怯えた後遺症からだろうか
舞い降りる翼(以下:翼)が11時に過ぎに早くも寝てしまう。

fujikazuはホテルのロビーに遊びに行っていた。

私はというと、fujikazuの持ってきた漫画を読んでいたわけであるが
ふと気づくと翼がひっくり返って眠っていた。

翼が眠ってしまったので誰も見ていないテレビを消して、
彼が眠りやすいように部屋の電気も消してあげた。



仕方がないから、私もベットに入り眠ることにしたのであるが

程なくしてfujikazuが帰ってきた。

翼が寝てることを認識してか
電気はつけずにテレビをつけた。

暗闇の中でテレビを見る。
なんとも怪しげな雰囲気だが
あの状況では致し方ない。


妙に慣れている風にも見えたが
私の見間違いということにしておきたい。


さて、我々の部屋はツインにエキストラベット(ソファーベット)
をくっつけたトリプルなのである。


そうなると、エキストラベットを避けたい3人は自然とジャンケンが始まる。


私がパーを出したら他の二人はチョキなわけで。


一番眠りにくい急造ベットで寝るハメとなった。
座っただけでバネの音がすることから、その快適さを察して欲しい。

翌朝、fujikazuさんの「起きろー!」というよくわからないアラームで目を覚ます。

覚ますが二度寝。


彼は彼で、テレビをつけ、ニュースを見ている。



翼は相変わらずひっくり返っており、朝の弱さを露呈している。



ちなみに、旅行代理店に契約をしに行く際、
池袋で待ち合わせをしたのだが、待ち合わせ時間になっても
姿を現さない。

30分待って、不審に思いメールを入れてみる。

「ごめん、今起きた」











ちなみに、旅行代理店はルックJTBを利用したのであるが
私が不意に、「JTBって何の略称だろう?」
っと思ったので翼に聞いてみたところ
『ジェットで(J)飛んで(T)ブーン(B)』っと答えてくれた。








さて、二日目の朝に戻ることにする。

二度寝を終え、起きてみるがやはり翼は眠ったままで
fujikazuはテレビを見ているままだった。



変わっていることと言えば、翼がうつぶせになって寝ていることだけだった。


声をかけても起きないから
お尻を叩いてみる。

布団を被って眠ろうとするから
引き剥がす。

それにもめげずに布団を被る。




・・・これはかなり面白い。




さて、三人起きたものの、fujikazu以外はまだボケーっとしている。


そのまま11時まで部屋で準備やらをのんびりやっていた。


朝食は抜いて朝昼兼用ということになった。
私は、休日はほとんどこの生活なので違和感はないのである。

こんなときに、ずぼらな母さんに感謝した。




二日目は札幌市内やら近辺に行ってみることになっている。
言い方を変えれば自由散策みたいなものである。


私は12年ぶりに元我が家を訪れることにしていた。


札幌駅からJRに乗り、森林公園駅へと向かう。


5.6歳までの記憶であるからそこまで正確ではないにせよ
ポイントを抑えた記憶であったため、住んでいたマンションは直ぐにわかった。

A~D棟まであったけれど、瞬間でDと判明。

その後、小さい頃、スキーをやった公園を訪れたり、金魚を逃がした思い出のある川を
見て回った。



川は、橋が大きく変わっていたように思える。

コンクリートで舗装されていたが、当時はもっと自然だったような・・・っとの思いを残しながら、駅の反対側にある百年記念塔へと向かった。


この塔は北海道開拓100周年を記念して
天皇・皇后両陛下の下、盛大な式典を経て建てられたものらしい。

ちなみに、製作費用は5億円だった。


私の担任が狙っていた年末ジャンボが当たっても無理なようである。



この塔は、住んでいたマンションから見えていた記憶があり、
とても思い入れがある塔なのである。


駅からのバスは1時間に一本。

折り悪く、50分後である。

徒歩で向かうが
結構な距離である。

地元の高校生とすれ違いながら百年記念塔に向け、25分ほど歩いてなんとか辿りつく。


しかし、冬場ということもあり、記念塔内部の展望台は閉鎖中である。

っとなると、やはり塔までの道も整備されているはずもなく
入り口から塔まで道なき道を通らざるを得なかった。




一歩ごとに足場を踏み固めて足場を作る。
私の後ろには飛び石みたいに足場が雪原にできていた。

かれこれ一時間ほどかかり塔に触れる位置まで来た。



12年程前に触っていたかどうかは
解からないが、冷たい雪に対して
太陽の光を浴びた塔はとても温かかった。



その時に聴いていた歌が
kiroroの「好きな人」



好きな人が辛い時に
一緒にいてあげられない
今すぐ逢いに行って
ギュッってきつく抱きしめたい

これからずっと2人だから
神様きっと試練下した
幸せすぎると後でダメになる
だからこんな時乗り越えよう

逢えなくなるね 見送るよ
さよならの前に抱き合う
背中にまわされた大きな手

あの頃ずっとあなたを
独り占めしていたよね
今では声だけでも
こんなに大切なのに

逢えなくなるね 見送るよ
さよならの前に抱き合う
顔を上げて 頬を寄せて 笑顔で言った

電話やベルかけまくって
気持ち伝えているのに
どうしてこんな風に
涙ばかりあふれてる

逢えなくなるね 見送るよ
さよならの前に抱き合う
背中にまわされた大きな手

離れてても 心の中 キミがいるから




っという歌。


12年間、少ない記憶の中で
この塔(以降:キミ)に再び逢えることをどれほど心待ちにしていただろう。


キミにやっと逢えると思ったら私の後ろにあるこの苦労の証も苦痛にはならなかった。
しかし、12年ぶりに再会できたのにキミは何もしゃべらない(当たり前)

しかも、名残を惜しむ間もない。

12年という年月に比べ、1日というのはとても短すぎた。

そして、また東京に帰ったら次にいつ逢えるかはわからない。


そんなことを考えていたら、自然に涙が出てきて・・・

周りに人は誰もいなかったので恥ずかしかったけど声を出して泣いてしまった。



札幌が特に良い町だからっという訳でもないと思う。
でも、自分の過去が確かめられない状況の中で
微かに残る記憶を元に築いてきた自分が
確かな過去を求めて記憶を美化し、守ってきたのだろう過程を思い出したら
自然と感傷的にならざるを得なかった。


また、fujikazuの持ってきた漫画も出会いと別れの必然性を解いたものであったのも
影響していたかもしれない。





っと、身の上話はこのくらいにして
同じとき、翼とfujikazuは動物園に行っていた。

戦時中でもないのにゾウがいなかったり、ライオンが死にそうだったりしたそうであるが
それなりに楽しめたようである。



私は、記念塔の次に思いいれのあるデパートへと向かった。

父さんに連れてきてもらった思い出が残っている。

タクシーで新札幌に移動。
しかし、そのデパートは潰れてしまったのかホテルへと変わっていると聞かされた。


それでも一目でも見ておこうと思って移動。

本当に一目見て終わった。



駅に戻ると3時過ぎ。

翼たちに連絡してみると、彼らも動物園を出るところのようだ。

合流して羊ヶ丘展望台へと向かうことにする。


札幌の大手町こと大通駅で待ち合わせることにしたのだが
疲れからか、寝過ごしてしまう。

慌ててもどってみるも、彼らはまだ着いていないようだ。

しばらく待つも、来るのは知らない通勤客のみで
不安になりメールを送ってみる。



そうこうして、合流した後急いで羊ヶ丘へ向かう。

最近新しくできた東豊線というものに乗った。
これは札幌ドームに向かうのに使用されるようである。
関係ない。



さて、夏なら広大な草原に羊が放し飼いされていることで有名な
羊ヶ丘。
冬に行ったら何が起こるか。
雪合戦である。


クラーク像を拝み、クラーク像の格好を真似る他の観光客を蔑ん後、
誰かが作ったであろう雪だるまに雪玉を当てることから始まった。

この歳でクラーク像の傍らで雪合戦は今となっては恥ずかしいが
面白かったのでよしとする。




一通り遊び終わった後。
主に、軍手が濡れてきたことにより自然と停戦。


足湯を見つけたがドアが開かない。

張り紙を見てみると一時間前に終了している。





目の前に温かいお湯があるのにガラス越しにしか見ることが出来ない
この辛さ・・・


また、自動販売機を見つけるものの温かい飲み物は全て完売。

辛うじておでんの缶詰が残っていたが、300円と
えくすぺんしぶる。




自動販売機系列で一つ思い出したのであるが
寒い北海道ならば、首都圏に比べて
温かい飲み物を売るボタンの比率が大きいと思っていたのである。

しかし、そんなことは無く、
逆に、全て「冷たい」で統一されているものもあるほどであった。




夕食はキリンビール園のジンギスカン食べ放題と決まった。



今回の旅行で初めて知ったことなのであるが
fujikazuはかなりの大食漢である。


100分の制限時間があるのだが
ずっと箸が動いていた。


ちなみに、翼が飲み物のカルピスソーダを注文したら
カルピスサワーが出てきた。


一口飲んで気づいた翼が
「これ、変じゃない?」

私とfujikazuが飲んでみて、
「これはお酒だね」で一致。
店員に取り替えてもらった。


翼は、おいしそうにそれを飲み干すと
追加注文で再びカルピスソーダを注文。


しかし、やはり出てくるのはカルピスサワー。

いくらキリンビール園だからといって
未成年の集団相手に
お酒を勧めるのは良くない。

2回も間違われたことに笑ってしまった3人であるが
2回も文句をつけることはせず、そのまま残して立ち去った。

そう、あれは残したのである。
我々は未成年だから。





その夜、ホテルに帰ったら三人が爆睡したことは
言うまでもない。





最後に頻繁に来て下さる方、及び初めて来てくださった方々に
無上の感謝を捧げて。






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Last updated  2007/03/27 12:21:36 AM



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