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カテゴリ:◆トレイルランニング
金曜日の夜の脚の様子を見て判断。 土日を使って山に行くことにしました。天気も良さそうだし。 ただし、奥秩父縦走(金峰山~雲取山57K:道中のテン場で一泊)にするか、 標高2000m近くの山で「野辺山ウルトラ」のための標高慣れ登山としておくかは決断できず、 当日まで持ち越しという優柔不断な素浪人なのでした。 とりあえずは食事は三食分(当日の夜・翌日の朝・昼)+補給食、 道中は積雪がまだあり、夜は氷点下近くに達するとの情報だったので、 テント、シュラフ、ミニランタン、ライト、銀マット、軽アイゼン、着替え、 防寒着(軽量ダウン)、レインウエア上下、スパッツ、バーナー、コッヘル、電池等々。 それなりに軽量化を考え、シュラフカバーとエアーマットはあきらめたけど、 いつものトレランとは違い、激な重さ。 (実は一番小さなウクレレも積みたくて、当初は70Lザックに詰めていた) 当日の朝・昼のオニギリと水を詰めると、38Lザックがパンパン。 行きの電車のなかで「この重さで一泊縦走をこなすのは自分には無理」と思い始めました。 重いだけでなく、アイゼンをつけたり外したりするだろうし、スピードもでないはずで、 そしたら、どこでエスケープするべきか。雁坂あたりか? 「韮崎」駅到着し、70分かけてバスで一気に「瑞垣(みずがき)山荘」へ。 まだ迷ってはいたけど、縦走を成し遂げる思いは10%ぐらいに低下(笑)。 とりあえず「金峰山」に向けて、登山道を進むと、 奇っ怪なかたちの山が左手に見えました。 どうやらあの山が百名山「瑞牆山」らしい。 あんなごっつい山のてっぺんに登れる? こっちの方が面白そうなのでたちまち予定変更。 ということで縦走ルートから外れることに。 ということで、この二日間の予定はこんなルートとなりました。 途中、一箇所登山道を外れてしまい15分ほどロス。 ひとつ先の分岐点など地図をしっかり頭にいれておくべきなのに、焼き付かない脳みそ。 だんだんと傾斜が厳しくなり、仮にザックが軽くても走れるような登りではまったくなし。 足場は悪いし、岩がゴロゴロ。 初日の出の時の金時神社経由の登山道でもみたけど、こういうのがたくさん。 頼りない枯れ木が岩を支えている風の様子がいじらしい。 大きな岩が積み上げられたようなかたち。 登山道は巻きながら登れるけど、傾斜としてはよくある巻き道とは大違い。 どうやらこのてっぺんが山頂らしい。さっきからずっと急登続き。キツイです。 山頂の手前だけ、まだ雪が残っていました(アイゼンも使うほどでもない)。 到着。標高2,230m。抜群の開放感と絶壁感に満足。 蒼い巨大なスクリーン、酔いしれます。ここでウクレレを弾きたい。 左に南アルプス、右に八ヶ岳。ガスってるけどデカさが伝わってきます。 しばらく眺めていると、あの垂直の岩壁の頂上に人が・・・。 ズームアップ! よく登りますね。あんな所で不思議とのんびりされています(笑) 絶壁の怖さと開放感を楽しむこと45分。今日のこれからのルートと宿泊先を計画。 登ってきたルートをピストンで下ります。 こんな三角の間を抜けたり(伊豆のダイビングスポット「雲見」の三角穴みたい)、 水の滴る岩肌をロープで下ったり、楽しいです。 いかつい道が続き、走れるところがゼロに近い。・・・と思う。 富士見平の山荘で一休み。 今日はここから「金峰山」方向に登った標高約2000mの 「大日山荘」のテン場で泊まることに決定。 ここが「大日山荘」。ここから少し上がったところにテン場。 誰もいない・・・。独りか。とりあえずコーヒーで一息入れてと。 3時半にはここに着いたので、暇なんだなぁ。寒くなってきた。 焼酎とソーセージでさらに一息入れてと。 テント仲間がポツリポツリと。さて寝よう。就寝7時半、起床4時半。 明日は奥秩父一の展望を誇る名峰「金峰山」だ! キャンプ場での独りツーリングテント泊は経験済みでしたが、山奥での独りは初めて。 寂しいかと思ったけど、他に3組もいたのでそれだけで心強いもんです。 続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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