087711 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

 “お笑い”哲学論のページにようこそ!

 “お笑い”哲学論のページにようこそ!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

旅に出ようよ!


宿泊予約≪楽天トラベル≫


安い割りに予想外に良かったさぎの湯荘


湯布院(大人の二人旅に)


新しくきれい湯原温泉の米屋


北九州はここ!山の中に離れの庵が6軒


蒜山はいいね!


贅沢!広島宮浜温泉「石庭」


有名すぎ!長門湯本なら


アウトドア&スポーツのリンク


お勧め!アウトドア・グッズ


新しくてキレイ!吉和村


私が利用したショップです


本屋さん≪楽天ブックス≫


激安ブランドショップ


「ドンキホーテ」 のリンク


楽天<DVD市場>


輸入雑貨&ホビー


ジュエリーなら


能力アップしたい!


メガネが安い!


楽天1位のダイエットクッキー


バッグ・小物・めがね・サングラス


香水 コロン パヒュームが安い


●私の素顔は?


◆はじめに◆


◆自己紹介◆


●私の仕事は?


◆「ウソつき」の弁明と検証◆


◆信用に関する論証◆


◆信じられる根拠◆


◆健康論◆


◆人間的成長と老化と加齢についての考察◆


◆「幸福論」(「不幸論」)◆


◆超好意的女性論序説◆


★☆写真館本館☆★


☆写真館別館☆「晩夏」


☆写真館新館☆「晩秋」


☆写真館☆「初冬」☆工事中


◆超好意的女性論概説≪1≫◆


超好意的女性論概説≪2≫


超好意的女性論概説≪3≫


女性の強さに関する分析


◆事実の多面性と不幸について◆


◆心の健康を計る◆


◆心の健康を謀る◆


◆現実に則した自己分析◆


◆言い訳は事物の現象学的還元か◆


◆男性論≪前書き≫◆


男性論≪1≫


男性論≪2≫


男性論≪3≫


男性論≪4≫


工事中


工事中


◆りすとらんてにて◆


◆満足と不満の弁証法的分析◆


◆悩める人への助言◆


◆悩みを解消する方法◆


◆死を考える◆


◆顔と個人の特定と認識◆


◆性欲についての見解◆


◆私の居場所◆


変身願望についての考察


◆人の欲望について◆


欲望〔その所有という物欲〕


欲望〔その所有という概念〕


欲望〔その所有という観念〕


欲望〔その所有という蓋然〕


工事中


◆私は神様じゃない◆


◆神様に願う◆


◆人間の大きさと態度◆


◇message◇


◆私の仕事ぶり◆


◆前略、私の依頼人様◆


◆ついに、催促の電話◆


◆私が愛した男たち◆


男は単純か?不可解か?


◇恋愛の格言◇


◆失われゆくもの◆


◆首が回らない◆


◆首を回すな◆


◆肉体の不思議◆


◆心の不思議◆


◆心の悩み◆


◆その記憶は本物か?◆


◆その愛は本物か?◆


◆人生における繰り返し◆


◆占いについての考察◆


◆自他の区別と恋愛での錯覚◆


◆他人の理解と誤解◆


◆規則的正しい生活時間◆


◆クリスマスについての考察◆


Comments

 U.E.マッケンジー@ Re:おもしろいブログ... cocorさん >はじめまして^^おもしろ~…
 cocor@ おもしろいブログ... はじめまして^^おもしろ~い!! たまに…
 U.E.マッケンジー@ Re:でも、ちょっと、(10/20) jasminicさん >ラストが悲しいわね。 …
 U.E.マッケンジー@ Re[1]:パートタイムラヴァー(10/20) 育児・子育て きらりさん 恥じめまし…
 jasminic@ でも、ちょっと、 ラストが悲しいわね。 私はハッピーエン…
 育児・子育て きらり@ Re:パートタイムラヴァー(10/20) こんにちわ そうですね。 では、…
 U.E.マッケンジー@ Re:あら?(10/03) jasminicさん >これってフィクションだ…

Favorite Blog

phil・o- [flou] :p… :*:.*☆ちびっこ2世☆*:*:.さん
・得する「年金プラザ… ふかの1944さん
  横浜の税理士佐… 横浜の税理士佐藤亜津子さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

U.E.Mckenzie

U.E.Mckenzie

November 7, 2004
XML
それにしても現実には、人間は所有をめぐって狂奔し、戦争まで引き起こします。
(所有のために、命の所有を放棄してもいいと思っているのです)

しかも、そもそも所有者が自分であろうと他人であろうと、そこにどんな違いがあるのでしょうか。

自分が持ち主なら、税金を払ったり、管理したりしなければならないし、人に盗られないように用心しなければなりません。
場合によっては、管理と防犯に追われる生活を強いられることもあります。
広大な庭園などを持っていたら維持するだけで、お金も時間も労力も消耗します。
つくづく、そんなものを持っていなくて良かったと思います。

どうしても所有したいのなら、美術館の絵画や公共の庭園や大自然を自分のものだと思ってみてはどうでしょう。
管理は他人にやらせていると考えればいいでしょう。
このように、簡単な思い違いをするだけで、所有欲は充分に満たされるはずです。

自動車にしてもそうです。
高価な自動車を見たら、面倒な管理を無料でやってもらい、税金を払ってもらい、燃料を入れてもらい、そのうえ、無料で使ってもらっていると考えればいいのです。
あるいは、その持ち主に車をプレゼントしたのだと思ってもよいでしょう。
自分の身内や恋人にならプレゼントすることができるのですから、心を広く持てば、赤の他人にプレゼントした、と思い込むことも不可能ではないはずです。

しかし、このような方法で所有欲を満たすことは不可能ではないにしても、かなり無理があります。
所有の厄介なところは、一度所有欲に取りつかれると、どこまでも欲望が肥大して、そこから抜け出すのが容易でなくなるということです。
だから、姑息なごまかしで所有欲を満たそうとするよりは、いっそのこと、所有を断念する、という方向に転じるべきだという考えも成り立ちます。

たいていの場合、生き物から教えられることが多いものですが、所有については特にそうです。

たとえば、ニワトリは人間に卵を盗まれ、牛は乳や子を盗まれています。
それも人間なら目を閉じていても気付くような、あからさまなやり方で盗まれています。
しかしそれでも彼らは恬淡としています。
リンゴとかミカンに至っては文句を言う可能性すらありません。
どんなに盗まれるのが嫌でも、拒否できないまま、毎年実を結んでいるのです。
なんと、いさぎよく、すがすがしい態度でしょうか。

これに比べて、人間の物欲のなんと強いことか。
一般に物欲というものは、甘やかすと、どこまでもつけあがるものです。
ふだん我々の物欲は、ある程度満たされています。
そのため物欲は細かいところにまで及び、新品の車や洋服のわずかな汚れを気にし、本を買うときは少しでもきれいなものを求めて、上から二冊目を取るようなこだわりの毎日を送っています。

しかし、物欲を断念せざるを得ないような状況(戦争になって全てが空襲で失われたような場合)では、そんなこだわりは吹き飛んでしまうでしょう。
そうなったら、当然ショックを受けるに違いありませんが、所有に起因する様々な心配から開放されて、少しは晴々とした気分を味わえるのかも知れません。
現に、生活に必要な最小限と思えるような財産しか持たない人々のほうが、あらゆる余分なものを持つ日本人より、自殺者が圧倒的に少ないではないですか。
それは、悩みが少ないということの裏付けです。

このような場合、とくに望ましいのは、戦争や天災のように、誰にも破壊の責任をとってもらえない、という状況です。
責任者や加害者がいたら、損害賠償を請求しなければいけませんし、未練を振り切ることは難しいでしょうが、責任者や加害者が解からなければ、諦めるしかなく、執着心から開放されて、かえってせいせいするのではないでしょうか。

逆に、所有を求めていくと、所有の憂鬱がつきまとい、喪失の不安にかられて、果てしない欲望の奴隷として、不幸な人生を送ることになります。

このことに気が付いて、所有欲を断ち切るという考えを実践した先覚者もいます。
(モノへの執着を断ち切ることに執着した、とも言えます)

彼らは、物欲や性欲、生存に最低限必要と思われる欲望すらも、捨てようとしました。

キリストや仏陀もそうですが、他にも一遍上人やディオゲネスなどの人物がいます。
我々もこういう先人にならって、いさぎよく捨てる喜びを味わいたいものです。

なお、貴重なものを捨てるときは、是非、私に一報して下さい。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 7, 2004 03:06:38 PM
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.