Way Rockスピーチ＆コミュニケーション　事務局だより

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  【伝わらない】にはワケがある

  話を聞いてもらうためには、いくつか心得ておくことがあります。そのうちの一つに、「センテンスを短く」というのがあります。「昨日お電話したように、ベッドのレンタルはできますが、担当医の意見書が必要で、今日の午後からなら私が行くことができますが、事前にそちらから担当医に電話してもらって、折り返し、行ってもよいかどうかの返事をこちらにしていただくことで、私が行くことになるのですが、ご希望のベッドになるかどうかはわかりませんが、とりあえずその意見書を持って役所に届けないことにはベッドのレンタルをしてもらえることができないので、もしそれ以外の方法をご希望ならば、金額は高くなりますが、こちらの方に関連会社があるので、そちらに聞いてみることもできますが、すぐにでも必要ならば早く手続きをなさらないと、お困りになると思います。」これは、実際に「自宅療養のためのベッドを借りることができますか？」とあるところに聞いたときに、返ってきた返事です。「～～ですが、～～ですが」と続き、聞いていてくたびれてしまいました。「借りることはできますか？」との質問に「お困りになると思います」という返事になっています。「ベッドのレンタルはできますが、担当医の意見書が必要です。意見書はこちらの方から受け取りに行きますので、その旨を担当医に連絡してくださいますか？役所に届ける必要があるので、少し時間がかかります。お急ぎならば、少し割高ですが関連会社から手配することもできます。」のように、一つの文に知らせたいことは２つくらいまでが、聞き手にとって理解しやすい話です。一生懸命話しているのに、相手に伝わりにくい、わかってもらいにくいと感じている人は、話しすぎていないかどうか、意識してみましょう今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります

  2024.04.22

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  【連想力】～これの連続で話は広がる～

  連想やしりとりを授業で取り入れているのには、言葉に対する感度をよくするため、というのがあります。頭の中で、その言葉を聞いたときのイメージの広がり方をより広くできるように、言葉の連想をしていきます。字数を制限したり、前の人の言った言葉を覚えてそれも一緒に言ったりすることで頭の中では、様々な言葉を思い浮かべているはずです。人と話をする時、例えば商談などですと、話の内容を決めて臨むことが多いですが（それでも世間話抜きでいきなり商談、というのも少ないですね）普段の会話を、暗記して話す、という人は少ないと思います。相手の言葉を待って、それに対して話がつながっていくような言葉を出しているはずです。それが鎖のように、どんどんつながっていって、楽しい会話となります。ですから、一つの言葉を聞いて、いろんな言葉や状況をイメージできるということはそれだけ、会話が楽しくできるということなのです。自分の投げかけた言葉に反応されずに、相手が全く別の話を続けたら違和感を覚えることはないですか？自分が楽しいと相手も楽しい。相手の言葉に対して、思いもよらない反応をするとますます話が広がっていく、ということもあります。相手の発した言葉から、いくつもの連想ワードを思い浮かべその中でどれが最適な言葉かというのを瞬時に選ぶ、ということを繰り返しながら、話は続いていきます。電車に乗っているときなど、つり広告の文字を見て、連想の練習をする、という方や、夏休みに家族でドライブ、というときなど車中で退屈しないためのゲームとしても楽しめます。大人より子どもの方が、スラスラと言葉が出てくるようです。言葉に対する柔軟性を養いましょう。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.04.19

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  【きゃ～～】の色～そのワケは？～

  女性が発する「きゃ～～」という声、有名人に出会ったときや、怖いときにこの声がでますが、これを「黄色い声」と表現するのはよくご存知かと思います。では、なぜこの声を「黄色」というのかなと、疑問に思いました。声の表現に色を使うのはなぜだろう？と。諸説あるようなのですが、ひとつは「黄」という色が、ただ事ではない、という意味があるとされ（中国由来）きゃ～～という声が、ただ事ではないときに発せられるもの、ということから。もうひとつは、お経を読むときに、高低を表す印として、高い音を表すのに「黄」というしるしをつけたことから。信号の色の黄色も、そのあたり（ただ事ではない方）からきているのかもしれませんね。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.04.15

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  【なぜ】にもいろいろありまして～切り口を変えてみる～

  なぜ？と聞くとき、本当に理由を知りたいという「なぜ？」とそのことに対して「とがめる気持ち」を含む「なぜ？」があります。「なぜ、この大事な日に遅刻したの？（あるまじきことではないか）」「なぜ、私に黙って、出かけたの？（言えないようなところへ行ったの？）」「なぜ、宿題もせずに遊びに行ったの？（約束が守れないの？）」理由を聞く、というよりも相手を追い詰める形になっています。聞かれたほうも、叱られている（怒られている）という気持ちになりつい、言い訳をしてしまい、聞かれたことの本質ではなく何か他のところに理由を見つけてしまおうというパターンです。「朝寝坊しまして」「言おうと思ったけど、いなかったから」「お友達に誘われたから」こういう場合、質問の仕方を変えてみると違った展開になることがあります。「この大事な日に遅刻とは、どうしたの？」（相手に対して、何があなたを遅刻させたのか？というメッセージになるので、相手そのものを否定する言い方にならない）「黙って出かけてしまうなんて、どうしたの？」「宿題もせずに遊び行くなんて、どうしたの？」そういうことをするには、いったい何があったの？というメッセージとして相手に伝わるのではないでしょうか。（ただ、あくまで口調は冷静に、が大切です）いつもこれでうまくいく、とは限らないかもしれませんが新たな切り口で、お互いを知る、ということになるのではないでしょうか。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります  

  2024.04.12

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  【報告】について考えてみた～事実をありのままに～

  「報告」というのは、事実を知らせることで、その「事実」に対して、意見を述べることではありません。また、会社だけではなく、実生活の上でも、「報告」ということはあらゆる場面で、起こっています。子どもが学校であったことを親に話す。友人との会話で、見てきたことを話す。など、誰かに何かを話すときには、報告をもとに話をしていることが多いものです。ほとんどの場合、報告に、意見や考えをプラスして話しているので本来の「報告」にはなっていません。本来の「報告」はありのままの事実を正確に伝えることです。事実は一つですが、それに対する考えや意見は、さまざまです。よく引き合いに出される例ですが、「ある地域の、靴についての調査をしてきなさい」という指示に一人は、上司に「あの地域には、靴をはいた人がいないから、きっと売れますよ」と言い、別の一人は「あの地域には、靴をはいた人がいないから、売れませんよ」と言った、という話です。上司への報告は事実だけを正確にということですから「ある地域には、靴をはいた人がいない」ということだけでよいのです。売れるか売れないか、というのは意見であって、そこの部分は聞かれていないところです。だらだらと、自分の意見や言い訳とともにする報告は「その部分は、もういいから、結論はどうなの？」と聞き手に思わせてしまいます。できるだけ簡潔に、客観的に、結果から先に、というのがよい報告の仕方です。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります  

  2024.04.08

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  【つい使ってしまう】～流行りの妙な言いまわしも～

  間違ってはいないけれど、ほんとうは、という言い回しの例です。○「どなたをお探しですか」「どなた」というのは「誰」の尊敬語なので、場によっては間違っていませんが、会社など、「こちら側の誰か」を探している人に対しては「誰をお探しですか」が正しい言い方です。最近よく耳にする、名前の尋ね方で○「お名前を頂戴できますか？」というのがあります。「頂戴」という言葉の響きが、「なんとなく」丁寧な印象もありつい、使ってしまいたくなりますが、「頂戴」というのは、「もらう」や「食べる」の謙譲語ですのでやはり、おかしな言い回しです。ここは「お名前をうかがってよろしいでしょうか」「お名前をおうかがいできますでしょうか」と言いましょう。○「さあみなさん、いただいてください」TV番組の試食場面などで、司会者が出演者に促すときにこのように言うことがありますが、先ほどの「頂戴」と同じように「いただく」は謙譲語なので、自分が言うのは構いませんが他の人には使う言葉ではありません。「さあ、みなさん、召し上がってみてください」が正しい言い方です。さすがに元や現のアナウンサーが司会している時には聞いたことがありませんが、タレントさんが司会している時、耳にすることがあります。以前にも書いたことがありますが、言葉は生き物で、時代の流れによって表現の方法や意味が変わってくることがあります。（たとえば「やばい」など）自分や相手が「知らないから恥ずかしい」または「こんなことも知らないのか」と言うのではなく、知らないでいるよりは、知っている方がよい、というくらいの気持ちでよいと思います。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.04.05

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  【快適な人間関係】～みんなと仲良く、は幻想～

  4月に入って、新しい環境に身をおくようになった方も多いことと思います。学校や会社など、新しい場面で新たな人間関係を作っていくのはなかなか難しいこともあります。同じ話をしても、聞いてもらえるかそうでないかは、人間関係がうまくいっているかどうか、ということが影響してきます。自分の話を聞いて、楽しんでもらいたい、自分がどういう人物なのかわかってほしい、という目的を果たすためにはより良い人間関係を作ることが大切です。D・カーネギー氏の本より紹介します。人に好かれるための6原則です。○相手に誠実な関心を寄せる○笑顔を忘れない○名前を覚える○聴き手にまわる○相手の関心のありかを見抜く○心からほめる全部一度に実行するのは、難しいかもしれませんが取り組みやすそうなところから、実行してみるのはいかがでしょう？というのが理想ではあるのですが、「みんなと仲良く」を意識しすぎると自分らしさを失ってしまいがちです。とはいえ、嫌われてよい、と思うのもなかなか気合が要ります。快適な人間関係を築くことで、多くのことがうまく運ぶのも確かです。カーネギー氏のおすすめの原則をできる範囲で実行してみる価値はあると思います。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.04.02

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  【話の流れ】～さりげなく本流に～

  何人かで話をしている時、一人の人が、あれもこれも、と話してしまうことがあります。特に、久しぶりに会ったとなると、たいていの人が「話したいことがいっぱいある」という気持ちで、その場に臨むのではないでしょうか？もちろん、私もそう思ううちの一人ではあるのですがそんな場面で、気になることがあります。Aさんが話している途中で、その話に関連することをBさんが話し始めてしまうことです。Bさんの話も面白く楽しいのですが、Aさんの話も、最後まで聞きたいですし、なによりAさん自身も、「それでどうなったか」ということを話したいはずです。Bさんに「Aさんの話を途中でさえぎらないで」とは、なかなか言いにくいものです。そのような場合、私は、Aさんは話が途中だ、ということを頭に留め置きつつ、Bさんの話を聞き、Bさんの話に対して感想や質問をしたあと、「ところで、さっきAさんは、～～と言ってたけどそれからどうなったの？」と、聞くようにしています。話したい人は、内容が脱線に継ぐ脱線、ということが多くそれはそれで楽しい事もあるのですが、一人だけが話して終わり、というのでは、他の人にしてみればせっかく久しぶりに会ったのに、不完全燃焼のような気持ちが残るのではないでしょうか。楽しい会話も、バランスが大切です。もし、話題がそれすぎていたり、誰か一人に偏りすぎていたりということに気づいたら、さりげなく、「ところで」や「そういえば、さっき」のように話題の流れやリズムを変えてみる、ということをしてみてもよいのではないでしょうか。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.04.01

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  【自分の見られかた】～気になります～

  自分が他人からどう見えているか、というのは、誰でも少なからず気になるものです。ちょっとした集まりや、初対面のときなど、特に気にかかるものです。さらに、何か話さなくてはいけない、となると、「逃げ出したい」と思う人も多いのではないでしょうか？けれども、この「どう見えているか気になる」という気持ちは他の人もほとんどがそのように思っているはずです。そして、自分を振り返ってみると、その場にいた人全員の細かいところまで覚えている、ということは少ないです。一人一人がどんな話をしていたか、どんないでたちだったかなどということより、むしろ良い感じかそうでないか、くらいの印象の方が残っているような気がします。自分はどう見えているかということを気にするよりも「よい印象の人だ、と思ってもらおう」という気持ちでその場に臨むことが大切です。自分が思っているほど、他人は自分のことは見ていないものです。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.27

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  【精進します】～ちょっと大人な言い換え方～

  「頑張ってください」と言われたら　たいていの人は「はい、頑張ります」と答えると思います。これでも十分なのですが、特に目上の方からの励ましで「頑張ってくださいね」「頑張れよ」と言われたとき「はい、精進します」と答えると、「はい、頑張ります」よりそのことに対してまじめに取り組む気持ちが、より伝わるような気がします。少し堅苦しく感じるかもしれませんが恐れ入ります、や、かしこまりました、などのように「ちょっと大人な言いまわし」になります。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.25

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  【世界気象デー】3月23日～大丈夫か、地球～

  ３月２３日は「世界気象デー」です。これは国際デーの一つで、国連などの国際機関によって制定されている日です。４月２２日のアースデー、５月１日のメーデー、などが有名です。１９６０年のこの日、世界気象機関（WMO：World Meteorological Organization）が制定しました。毎年、キャンペーンのテーマがあるそうで、今年は「​気候変動の最前線で​」だそうです。特設ページもできています10年ほど前にも、同じ記念日を紹介しているのですがなんだかおかしい気候だなあと、年々感じることが多くなりました。人ひとりができること、というのはほんのわずかかもしれませんが「意識してみる」ということの積み重ねを大切にしたいと思います。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.22

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  【野次馬】ってなんだ？

   「野次馬」今もよく耳にする言葉ですが、「やじうま」とは？語源が「親父（おやじ）馬」 という言葉で 親父馬→年老いた馬（または御しがたい馬）→役に立たない→自分とは関係のないところで無責任に『浅はかに』騒ぐ人なのだそうです。馬は昔から日本にいる動物です。馬に関する慣用句やことわざを集めてみました。○生き馬の目を抜く○馬が合う○尻馬に乗る○馬肥ゆる ○馬の骨○馬の耳に念仏○馬子にも衣装○馬脚を露す（あらわす）○馬力をかける○馬齢を重ねる○馬の背を分ける聞いたことのあるもの、よく使うもの、意味はわかるけれど使わないもの「馬」のつく言葉は思いのほかたくさんありますね。いくつご存知でしたでしょうか。 今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります  

  2024.03.19

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  【違いも楽し】～新しい世界を知る機会～

  知り合って間もない人との会話をスムーズにするコツのひとつに、「共通点を探す」ということがあります。もちろん、これはとても大切なことです。今住んでいる地域の出身かと思っていたら、実は相手も自分も別の同じ地域出身だった、というようなことがあると、一気に盛り上がったりします。共通点は、話のとっかかりとしては、相手も心を開きやすくする話題になりやすいものです。では、なかなか共通点が見つからないなあと感じたとき、どうすればよいでしょう。共通点があまりない、ということは、自分が興味がない、知らない、分野に対して相手が興味がある、知っているのではないか、ということがあるかもしれません。話を通して人間関係を築きたいのであれば、そのことについて、なぜ興味を持つようになったのかどこが面白く感じるのか、という、自分はそうは思わなかった「違い」を相手に聞いてみて話題にすると、別の展開になることがあります。 興味のない分野でも、自分は興味を持たなかったことに対して、相手が興味を持ったのはなぜ？ということを知り、相手を知ることになります。また、自分にとっても新たな発見となり、知らなかった分野に興味を持つ知ってみたい、と思うことにつながるかもしれません。共通点だけを探すのではなく、違いを探すことで、話が深まることもあります。 今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.15

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  【○○ざわり】～目・舌・耳・肌～

  使い方が以前よりあいまいになってきているなあと感じる表現の一つに「○○ざわり」という言葉があります。肌触り・舌触り・手触りこの場合の「触り（さわり）」は触れた感じや感触のことを言います。良いか悪いか、という区別ができます。肌触りが良い（悪い）舌触りが良い（悪い）など。では「目ざわり」「耳ざわり」はどうでしょうか？「耳ざわり」については、耳触り・耳障りの２通りあるようで（といっても最近のできごと）前者は「聞いたときの感じや印象」後者は「聞いて気にさわったり不快に感じたりすること、そのようす」耳触りは良い・悪いと表現するような場合に使いますが耳障りのほうは、「耳障りな音」などのように、悪い・嫌なというときに使うので、良い・悪いの表現には結びつきません。紛らわしいですが、知っておくとよいと思います。「目障り」については、今のところ「目触り」という表現はないようです。目ざわりが良い・悪い、という表現はしないということですね。「目障りな看板」というような使い方をします。「目触りの良い風景」というのは、なんだか落ち着かない表現ですがもしかしたら、そのうちこういう言い方もでてくるかもしれませんね。「耳ざわり」のように。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.11

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  【くす玉は薬玉？】～なぜ薬？～

  超ファンタジーな物語「望月の烏（からす）」の中に『香りのよい薬玉（くすだま）がかけられた観覧席には』という表現がありました。くす玉といえば、お祝いの場面などで、丸い玉がパッカンと割れ、中から垂れ幕やら紙吹雪やらが舞い散るもの、というイメージでした。それなのに「香り」がするもの、とは？と疑問に思い、調べてみました。くす玉とは久寿玉、薬玉などとも書き、元々は薬草や香草、香料などを錦の布に詰め、その袋に造花などを飾り付け五色の布をたらし、無病息災や延命長寿を願うもの、だったそうです。現在、イベントなどで割られているくす玉は割り玉ともいわれ、きれいに飾り付けられているという共通点から、くす玉と呼ばれるようになったのかもしれませんね。本来のくす玉（薬玉）は、仙台で開催される七夕まつりで七夕飾りとして飾られているものが、本来のくす玉の姿に近いものだと言われています。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.08

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  【対面のコミュニケーション】～流行り病後に改めて感じること～

  すっかりメジャーになった言葉に「メンタルヘルス」というのがあります。「心の健康 」ということなのですが、心とコミュニケーションには密接な関係があります。アメリカの社会心理学者　Festingerは、「コミュニケーションにはふたつの側面がある」と指摘しています。ひとつは、コミュニケーションの相手に「何かしてほしい」という気持ちで行うコミュニケーションです。例えば、「報告書を出して」「先方にメールを送っておいて」などといったやり取りがこれにあたります。すなわちコミュニケーションをスムーズな業務遂行の道具のように使うため、「道具的コミュニケーション」と呼ばれています。そしてもうひとつは、挨拶や何気ない言葉のやり取り、例えば「最近忙しいね」「まだまだ寒いねえ」といったコミュニケーションです。相手に「こうしてほしい」という気持ちではなく、「話したい」「やりとりしたい」という気持ちがあり、「話す」ということで満足できるコミュニケーションです。このコミュニケーションは「自己充足的コミュニケーション」と呼ばれています。このふたつは「２種類のコミュニケーション様式」のように受け取れますが、実際には、私たちが人とコミュニケーションをとるときには、必ず道具的な側面と自己充足的な側面を持っています。ビジネスシーンにおいて日常的なコミュニケーションの多くは道具的なものですが、自己充足的なコミュニケーションは、頻度が少なくても対人関係においては重要な役割を果たし、人間関係の形成・維持・向上・緊張解消などの効果をもたらします。＊つまり、コミュニケーションは情報伝達の媒体として機能するだけではなく、コミュニケーションを持つこと自体が、大切な人間関係を築く上で、効果がある、ということなのです。  教室の講義テーマに「人間関係と話し方」がある、という理由のひとつです。様々な行動制限が少なくなり親しい人と久しぶりに会って、心ゆくまで話す喜びを感じる今日この頃です。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.05

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  【切り札】～ほんとうは～

  ○○の切り札、という言葉があります。野球好きな方なら「代打の切り札」という言い回しが思い浮かぶのではないでしょうか。この「切り札」、辞書などでは「最後に出すためにとってある、重要な人物やモノ、手段を指す」となっています。由来はカードゲームなどの最後に出す「強い札」それを出すことでゲームがキリとなる、終わり、となるような「カード」のことからです。そしてそれは、英語では「トランプ（trump)」と言い、私たちが「トランプでもする？」という、トランプ、の部分は英語では「card」「card game」と言うそうです。A国の大統領選候補のtrumpさん,日本語で言うなら「切り札のDJ」というところでしょうか。どんな「切り札」になるのでしょうか？今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.04

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  【クレーム】それは前向き？

  「クレーマー」と聞いて、どのような印象を持ちますか？クレーム、というと苦情のことで、クレーマーなら苦情を言う人、という意味なのでしょうが単なる「苦情を言う人」というニュアンスではないように私は感じます。たびたび、商品や事柄に対して苦情をいい、それが、少し尋常ではない、というイメージがあるのは私だけでしょうか。せっかく買った商品が、正しく使っているのに故障した、はいっているべきものがはいってなかった、注文したものと違うものだったなど、言うべき「苦情」なら、それは相手にとっても大切な「苦情」なのです。お客様センターなどに電話した時、「応対のサービス向上のため、この電話を録音しています。ご了承ください」というアナウンスが流れることがあります。これは、「クレーマー」に対する抑止の意味もあるでしょうが反対に、こちらの話が伝わっていないと感じるときにはむしろよいことなのかもしれません。苦情や意見を言う時には、まず名乗ってみましょう。ほとんどの場合、相手の気持ちはやわらぎます。「お世話になっております」という返事があるときもあります。穏やかに、冷静に、「○月○日に、～～で、～～を買ったのですが、これについて、確認したいことがあります（聞きたいことがあります）」と電話をした「目的」を伝えることが大切です。本当に不具合であるなら、相手先にとっても大事な情報です。「クレームは宝の山」という言い方をする人もいるくらいです。思うものではなかったから、文句を言いたいというのでなければそれは前向きでお互いに実りのある「苦情」になるはずです。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.03.01

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  【いい話】とは？～よどみなく話せれば、いい話？～

  いい話というのはどのようなものでしょうか？ここでいう「いい話」というのは相手にわかってもらえる話のことです。伝わる話、心に響く話、感動する話、というのは、話し手の気持ちや伝えたい事がしっかり分かる話し方だったからなのです。さまざまな語彙を駆使して、よどみなく話すことができたとしても聞き手が「何を言いたいのかよく分からなかった」となればそれは「いい話」にはなりません。いい話ができる、ということは説明が上手とも言えます。話したい内容の全体を把握して、順序よく構成し分かりやすい言葉で、相手がきちんと理解できているかどうか確認しながら、進めましょう。また、途中で相手に質問をしてもらったりこちらから、質問をしてみるのもいいと思います。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.02.26

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  【「。」が怖い】～句読点に違和感？！～

  しばらく前から、SNSなどのやりとりで句読点が（特に句点）がついていると、怖い、と感じる人たちがいる、と聞きました。もともとは、筆文字の文化の日本では、句読点はありませんでした。区切れのない文章を読み下し判断することができない人たちのために「句読点」言葉の区切れ、文章の終わり、を示すためにできたもの、とも言われています。挨拶状（年賀状や招待状も含め）や賞状には基本的には句読点は使わないのがマナーとされています。と、これらは「句読点」についての成り立ちですが、「。」が怖い、と感じるのは、このこととは別のようです。SＮＳでのやり取りは「会話」と同じと感じる世代にとっては「。」や「、」のある文字列は「文章」に近いものになり「硬さ」や「距離感」を感じるのでは、と分析している人もいます。句点「。」は、なくてもいいかなと思える時は確かにあると思うのですが（例えばSNSの画面で「今日の帰りは何時ですか。」と「今日の帰りは何時ですか」と「今日の帰りは何時ですか？」だと「。」で終わっているものは、表情が硬い、というニュアンスはあります）読点「、」も怖いと言われると、どうしたものかなあと思う世代ではあります。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.02.20

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  【楽しい会話】～笑える失敗談～

  先週、久しぶりに友人たちと食事に行ったのですが、年齢ならではの話で弾みました。一人は、新年会でお酒を飲みすぎて、どんな風にして家にたどりついたかわからない上に、なぜか玄関に「イチゴ大福」が転がっていた、という話や、お風呂にお湯を張ったつもりが、栓をし忘れていて（本人はしたつもり）裸になってお風呂のふたを開けたとたん、空っぽだったのがショックだったとか市民検診に行って、問診票を出してくださいと言われ、元気よく出したらこれ違います、と言われ、体の検診より頭の検診しないと、と思った、とか「笑える失敗話」で楽しい時間を過ごしました。人前で話をするときでも、「つかみ」に失敗話を使うと、注目してもらいやすくなります。自慢話は面白くないことのほうが多いかもしれませんが「あるある」の失敗話は、面白いものです。笑えて話せる失敗話をいくつか持っておくとよいのではないでしょうか。 「相手が返事に困るような話はしない」「共感できる失敗話をする」楽しい会話の心構えとしておきたいものです。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.02.16

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  【かみ合わない会話】～もどかしいですが、工夫してみよう～

  かみ合わない会話、という状況を体験されたことはあるでしょうか？「Aについて、お伝えしたいことがあります。」と言っているのに「Aではなく、Bでしょう？それは。」と相手に言われ「いえいえ、Aのことです。実は」と話し始めると、二言三言聞くなり「だから、それはBの話じゃないか。その場合は～～で、～～で」と方向を変えられこちらの話に耳を傾けようとしない相手に、途方にくれたことがあります。聞き手の決定権、ということがあるように、こちらの伝え方の問題があるにしてもどうしても相手に届かないことがあります。こういう相手は、こちらがあきらめてしまって、しかたなく相手に合わせてしまい、その後、問題が発覚したときに「なぜAの話をしないのだ！」と言い出したりするタイプが多いようです。その時に「話そうとしても、あなたが聞こうとしなかったから」とは、なかなか言えないものです。そういう相手には、話したい「A」の内容を箇条書きにメモしておいてゆっくりと気持ちを落ち着けて、話してみるのもひとつの方法です。相手が上司だったりすると、できにくいこともあるのですが、思い切って「（Aの話をしたいといってるのに）←ここは言わない。なぜ、Bの話だとお考えでしょうか？」と聞いてみると 、なんだそういうことか、ということもあります。同じ頂上をめざすのに、Aの方法、Bの方法があり、Bしかないと思っている相手にはAの方法を伝えるのには、工夫が必要です。相手の考え方のクセを、把握しておくことも重要なポイントです。そういう「相手」があなたの周りにいないでしょうか？ また、あなたがそんな風になっていないでしょうか？今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.02.07

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  【背景を想像】～会話をスムーズに楽しく～

  様々な場面での会話の中で、相手が発した言葉の背景を考えてみることや想像力を働かせてみることは、会話を楽しくスムーズに続けるためには大切なことです。「今日は寒いですね」という言葉を聞いて、「今日は」の部分に反応するのか、「寒いですね」に反応するのか話の広げ方は無限大です。「週末からは少し暖かくなるようですね」「寒いのは苦手ですか？」「寒い中をよく来てくださいました」「早く暖かくなればいいのにね」「立春が過ぎて、春の気配も少しは感じますね」教室の授業では「連想」のトレーニングを毎回しています。また、前の人の言葉を聞いて、なぜその言葉を連想したのか？ということを想像しあう、ということもしています。共通の想像が、会話を弾ませる役にも立ちます。親しい友人との会話が弾みやすいのは、「共通の想像」がお互いにたくさんあるから、ということだと思います。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります 

  2024.02.05

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  【聞き方】～聞いてほしい人に意識を向けよう～

  「こんなことを言ったら、嫌われないかしら」「空気が読めないと思われないか」「まとはずれなことだったら、どうしよう」と、逡巡したり、ちゅうちょしたりしているうちにどんどん、他の人たちで話はすすんでしまい、出遅れ感が...。何も発言できなかったことに関して、次に考えてしまうのは「つまらない人間だと思われなかっただろうか？」「暗い人だと思われなかっただろうか？」「話したくないと思われたのだろうか？」などということではないでしょうか？自分がどう思われようと、全く気にしない、という人もいらっしゃいますが多くの人は、自分が他の人からどう思われているか、というのは少なからず気になるものです。何人かのグループの集まりで、なかなか話の中心に入っていけなくてもつまらなさそうにするのではなく話している人の方を見て、相槌を打ったり、「それでどうなったの？」などその人が話しやすいように雰囲気をつくることが大切です。ほとんどの人は「話したい、話を聞いてほしい」ものです。自分も話したくてうずうずしてる人は、聞いているようでも、この人聞いてないな～と思いのほかわかってしまうものです。「（一生懸命）話を聞いてくれる人」は、まず嫌われることはありません。話の内容を意識して聞いていると、その人がどういう人なのかがだんだんわかってきます。そうすると、その人が興味を持っていそうな話もわかってきます。そうなってから（この話なら大丈夫とわかってから）こちらから話をするのでも決して遅くはありません。今日もごらんいただき　ありがとうございます大阪　梅田　　西梅田　　堂島　話し方教室​​​​​​​​​​​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​ブログランキングに参加しています。応援していただけると、とても嬉しく励みになります

  2024.02.02

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  【グチはほどほどに】～自分だけはスッキリするかも～

  誰でもグチはこぼしたくなるものです。グチをこぼしたくなる時、聞いてくれる相手のことを考えていますか？というのは、グチを聞くのは、エネルギーが要る、ということなのです。グチは、楽しい話ではないことがほとんどです。グチの内容によっては、相手の気持ちに気まずい思いをさせることもあります。できれば、右から左へ聞き流してもらえそうな立場の人に聞いてもらうのが良いと思うのですが、それだと手ごたえがなさ過ぎて、ある程度事情の分かっている人にこそ聞いてもらいたいと思うのではないでしょうか。教室での授業で「連想をする」というのがあります。「楽しい言葉の連想」「楽しくない言葉の連想」と制限をしてみますと楽しくない言葉の連想だと、ほんの短い間、楽しくない言葉を聞いたり想像したりするだけでも、多少気分が滅入るのが分かります。仕事場などで、目の前の同僚が取引先との電話のやり取りの後ガチャッと置くなり「何、言ってんだよ！できるわけないだろ！バカヤロー！」 「なにさ！ムカツク！」なんて言うのを聞いたら、どんな感じがしますか？その同僚の気持ちを察して、「なにかあったの？」と聞いてあげたくなりますか？こちらの気持ちに余裕があれば、そういう問いかけもできるでしょうが忙しくしている時など、かえってやる気をなくしてしまったりしませんか？グチや悪態など、マイナスの言葉は出してスッキリすることもありますが時と場合と相手を考えて、撒き散らしすぎないように心がけたいものですね。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2024.01.29

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  【ハイカラ】～まだまだ使う？そもそも日本語？～

  朝の情報番組で、「ハイカラな食べ物ですね」と表現する俳優さんが思いのほか若い（40代）方だったので、まだ使う人がいてるのかと少し驚きました。表現としては古いかなあと思っていたのですが実は明治時代にできた言葉で、しかも、この言葉を最初に使った人もわかっています。ハイカラとは、明治時代の男性の間で流行した洋装からきた言葉です。ワイシャツに着ける高さのあるえり（高襟）をハイカラーと呼んでいました。このワイシャツを着ている政治家や官吏に対して「西洋かぶれ」のように揶揄する意味で使われ、横浜毎日新聞の石川安二郎が新聞のコラムで使い始めたとか。その後、意味が少しずつ変化し、「西洋風（この言葉も古めかしい）の生活様式や身なりをするさま、人物、事物、などに対する表現」と定義されるようになったそうです。最近ではある年代以上で、会話の中でたまに耳にする、それも「古い表現」とわかっていながらわざわざ使う、というイメージだったので、今朝の俳優さんが使ったのにはギャップがあり、印象に残りました。ハイカラはハイカラー、高い襟、なるほど！な話です。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2024.01.26

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  【いい人なんだけど】～絶妙の返し方～

   映画や小説の中には、「おっ、これは使える」と、覚えておきたいセリフやフレーズがよくあります。少し前（2006年）の作品ですが、映画「ホリデイ」をご存知でしょうか？キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレットジュード・ロウ、ジャック・ブラックの豪華な４人が織りなす、恋愛模様の物語です。この映画は、気のきいたセリフがあちこちに出てきます。その中の一つをご紹介します。ジャック・ブラック演じるマイルズにケイト・ウィンスレット演じるアイリスが「あなたって、いい人ね」と言うとマイルズが「それが僕の弱点だよ」と返します。アイリスもマイルズも、浮気な彼・彼女に振り回されていてお互いにお互いの状況を慰め合う、という間柄です。その中で、このセリフが使われています。 よくある「いい人なんだけど」から先に進めない人向けにこのセリフは覚えておくといいかもしれませんね。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2024.01.24

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  【素直に】喜んでみよう

  どんなささいなことでも、ほめられると嬉しいものです。「謙譲の美徳」とばかりに、「いえいえそんなことないです」「こんなのたいしたことありませんよ」と返してしまうと、相手の気持ちを否定してしまうことになることがあります。褒められて嬉しい！と思ったら、その気持ちを素直に表現してみてもかまわないのです。むしろ、「ありがとう！嬉しい」という表現をする方が褒めた方も、相手が喜ぶのを見ることができて、嬉しくなります。「謙遜」が必要な時も、場面によってはあるかもしれませんが褒められて嬉しい時は、素直に喜びましょう。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2024.01.22

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  【寄り添う】～本当に寄り添えるか～

  昨年の8月に毎日新聞のコラムで海原純子さんが「寄り添うのは難しい」というタイトルで「寄り添う」ことの難しさを書かれています。今起こっていることに対して、胸がふさがれるような思いでいますが当事者の方々の気持ちに「簡単」に「寄り添う」ことは本当に難しいと、このコラムを読んで感じました。人によって受け止め方も異なることや起こった時期や内容によって、「気持ちや辛さはわかる」「同じような経験をした」という言葉で寄り添おうとしてもそんなに簡単にわかるがけがない、上から目線だ、あなたと同じ経験ではない、と、感じさせてしまうことがある、というものです。ではどうすればよいか、ということなのですが、状況、時間の経過などから、その時その時の相手の気持ちを想像したり共感したりする支援、が本当だと思うが、これは易しいものではありません、とおっしゃっています。まさしくその通りだと思います。相手がしてほしいことより、自分がしてあげたいことをついやりすぎてしまいがちだが余計なことはせず一緒に歩むこと、ともおっしゃっています（これも難しいと）そして、コラムの最後には、以下のように書かれています『自分自身が痛みを経験したとき、どのように接してほしかったかを思い出すことが　一番だ。その時心を温めてくれた思いが寄り添いなのだと思う。』今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2024.01.19

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  【干支】今年は辰年

  最近では「あなたの干支（えと）は何？」という質問はあまり聞かれないような気がしますが年賀状では、その年の「干支」がモチーフになることが多いですね。本来、干支とは、「十干十二支（じっかんじゅうにし）」の干と支の組み合わさったものですが今は十二支のことを「えと」と言うことがほとんどです。十干十二支は、中国から伝わり、方位や暦に使われてきました。十二支は「ね、うし、とら…」十干は「甲乙丙丁…」と続きます。十二支と十干の組み合わせによって生まれ年の呼び方が決まります。同じ組み合わせになるのに60年かかるので、60歳を還暦（の年）と言い表すのです。今年の干支は辰年で、十二支の中では、唯一架空の生き物とされています。（十二支を動物に当てはめたのは、暦として人々に知ってもらうためとされています）辰年に当てはめられたのは「龍」。龍は縁起の良い生き物で、偉大な人物の象徴となったりしています。架空の生き物ですが、９つの動物と似ています。体は大蛇、頭はラクダ、目は兎、角は鹿、腹は蜃（しん・蛇のような生き物）爪は鷹、手は虎、耳は牛、ウロコは鯉。水や雨の神様とされていることも多く、辰＝生き物（動物も植物も）が奮い立つ様子に当てはめられたのかもしれませんね。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2024.01.10

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  【聞き方次第】～面白いか面白くないか～

  人それぞれ、「興味のあること」や「好きなこと」は違います。よく知っている人なら、お互いの好みはある程度わかっているので相手の興味がなさそうなことは、あまり話題にしないと思います。知り合って間もないときや、なにかの拍子で話を始めた時その話題が、自分にとって全く興味のない分野だったときあなたはどうしますか？相手に失礼のないように、聞くように（聞くふり？）しますか？でも、話の内容によっては「よくわからないし、面白くない...」なんて思ってしまうことがあります。そんな時、話の内容よりも、相手がそのことのどの部分に興味があるのかなぜ、そのこと（もの）が好きになったのか、ということに意識を向けると相手のことを理解する、ということができます。「よく分からない分野なので、おかしな質問だったら申し訳ないんだけど」と、なにか質問してみるのもいいでしょう。その人の、また違った一面を見ることができるかもしれません。自分の好きなことを一生懸命話しているとき、おそらく楽しそうに話をしていることと思います。その、楽しそうにしている、ということはとてもいい表情をしていたりして、意外な一面を発見するチャンスかもしれません。相手とあなたの人間関係も、今までとは違ったものになります。もしかしたら、始めは「興味のない分野」だと思っていても「へ～、そんな楽しみ方があるのか」と、思いがけず、興味のある分野、になることも。面白くなさそうな話だな～と思っても、聞き方次第でそうではなくなることがあります。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.12.28

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  【クリスチャンパーフェクト】～完璧は神？！～

  先日友人と話をしている中で「あれさえ、できていれば、完璧だったのに」という、ことがありました。すべてにおいて、完璧にしないと気がすまない人がいます。ルーズなのも困りますが、少しくらいの（内容にもよりますが）「しまった！」は、自分自身を許してもいいのではと思います。パッチワークキルト、というのをご存知の方も多いと思います。西部開拓時代のアメリカで、貴重な布を大切に使うため小さな布も捨てずに継いで、掛け布団などにした、というものです。（とても簡単に書いています。詳しい人ごめんなさい）同じ形のパターンをたくさんつないで作るとき1～2か所、わざと間違えて配置や配色をかえて作る「クリスチャンパーフェクト」という手法があります。宗教的な意味合いがあるので、好き嫌いがあるかもしれないのですが、「完璧にできるのは神様だけ。わたしは未熟者で、間違いをしてしまいました」という気持ちで、そういうことをするのだそうです。もちろん時と場合、事と次第によっては、間違ってはいけないこともあります。でも、いつもいつも何一つ間違いなく生活していくことは大変なことです。間違ってしまった自分をあまり責めないで、「今度は間違えないようにしよう」と前向きにとらえ、過ごしていきたいものです。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.12.21

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  【迷ったら】サラッと言ってみるのもアリ

  思い切って話すことで、新たな展開があるかもしれません。言おうかどうしようか迷っている時、というのは、もしかしたら、相手が気分を悪くするかもまたは、自分の思い通りの返事が来ないかも、など前向きな予想がつきにくい時が多いように思います。しかし、思い切って言ってみると、解決につながることがあります。「どうもバツが悪い」「言っても無駄かもしれない」「億劫だ、面倒だ」相手の悪い反応を思い浮かべて、話すことをためらってしまっていませんか？話してみて初めて、相手の気持ちを知ることができ、そしてそれは自分で思いもよらなかった反応かもしれませんし、なにより自分の考えを相手に知らせることができます。「まあ、いいか」とか「私さえ我慢すれば」では、楽しくないですね。どんな発言にも「結果」はあります。その結果をプラスに変える工夫をすることが人間関係をよくする話し方なのです。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2023.12.19

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  【違和感】聞かれたら、あなたは？と聞き返してもよいと思う

  ある人と話していたときのことです。決して、話が弾まないとか相手が無口というわけではなくよく話してくださる人なのですが、微妙な違和感があったのです。なぜだろう？と考えてみたところ、もしかしてこうかも～と感じることがありました。それは、こちらが質問したことには、たくさん答えてくれるのですが私には同じ質問をしてくれないのです。例えば「ご出身は大阪ですか？」と尋ねた時に「生まれは～～ですが、○○才の時に大阪へ引っ越して～～～」と現在に至るまで話してくださり、今住んでいるところのご近所の話もたくさんしてくれるのですが「○○さん（私のこと）も大阪ですか？」のように聞き返してくれることがあまりないのです。「休みにはどんなところへ出かけますか」「お酒は飲まれますか」「通勤は何でしていますか」など、たわいもない質問でもすべて、ていねいに答えてくださるのですが、「では、あなたは？」という問いかけがあまりない、ということに気づきました。TV番組やニュースの話などはするので、私のことに興味がない、というわけでもなさそうなのですが…。でもまあ、あまり人のことに興味がない、というか聞いてはいけないと思っていらっしゃるのかもしれません。聞かれたら聞き返してよ～、とちょっぴり淋しく思ってしまった出来事でした。聞いてほしい人もいる、ということを心しておくのも良いかもしれません。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.12.18

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  【いつも】と【みんな】

  ある職場でのひとコマです。Aさん「お手洗いの換気扇がいつも消されているけど、なぜかしら？つけておくように言ってるのに。みんなどうして消してしまうの？」と、少しお怒りのモードでおっしゃいました。Aさんがいないときに、それとなく聞いてみると、その事務所の人でトイレの換気扇を消したことのある人はいませんでしたし、確かに止まっているときもあるけど、その時はつけるようにしているしたいてい換気扇は回っている、という人もいました。（ほかの部署の部屋も共同で使っているお手洗いです）また、あるとき、Aさんが、コピー機の用紙を補充しながら「いつも私が補充してるんだけど！みんなどうして補充しないの？」これまた、少しお怒りモードで誰にともなくおっしゃいました。Ａさん以外の人が補充しているのを見たことは何度もありますしまったく補充をしたことのない人は、いないようでした。 「いつも」と「みんな」、ついつい話の中に入れてしまいがちな言葉ですが自分がそう思っているだけということもある、と心得ておきましょう。 事情を知らない人が聞くと「そうなのか」と思ってしまうかもしれません。「いつも」と「みんな」、使うときには気を付けましょう。 今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.12.11

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  【断るとき】～こういうパターンもある～

  何か頼まれごとをしたとき、引き受けられるのであればそれに越したことはないのですが内容によっては、どうしてもできないときがあります。「できません」という一言だけですませることは、なかなか難しいことです。「できません」と答えて、「そうですか、では結構です」で済むこともあるのですが、そうならなかったとき。そんな時、なぜできないか、ということを付け加えて相手に納得してもらう、という流れになります。しかし、言い訳ではないのですが、力になれなかったという「うしろめたさ」が少しばかり生じるという経験はないでしょうか。ここで、相手によっては、失望させるのは忍びない、少しでも歩み寄りたいと思うのであれば「もし、こういうことならば、できますよ」という譲歩、提案をすることで「～～だから、できません」と言いきってしまうよりも相手が感じる印象も、自分の気持ちも少し柔らかくなります。相手も、それならそこまででいいからお願いしたい、ということになれば「断ってしまった」「断られてしまった」ということになるよりお互いの気持ちが収まりやすくなります。断る、ということは多かれ少なかれ相手の希望に添えない、ということなので、「ひっかかり」は残るものです。ただ、今後一切頼みごとをして欲しくない、その頼みは継続して受けることができない、と思うのであれば難しいことではありますが、きっぱり言うことも大切かもしれません。「前に頼んだ時は、引き受けてくれたのに」とならないように。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.12.08

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  【楽しい会話】心がけたいこと

  会話が続かない、とお悩みの方にこう言われれば、こう答える、というのではなくとてもいい心構えを見つけました。田辺聖子さんの本より抜粋です。＊＊＊＊＊＊＊『「返事のしやすいように」人と人との会話というものは、相手が返事のしやすいようにしゃべるべきである。』（籠にりんごテーブルにお茶、より）＊＊＊＊＊＊＊＊＊話していて、ちょっと違和感があるなあと思うとき、相手の話に対して、答えにくい、返事がしにくい、ということがありませんか？ 内容は、一概には言えませんが、人の噂話だったり、自慢話だったり誰かと比較して持ち上げてくれていたりと、うっかり返事のできない内容やフォローしにくいことがあったりする経験はないですか？そしてそれらは、「楽しい会話」ではないことの方が多いはずです。相手が返事をしやすい、ということは、共感できる、興味がある、それからどうしたの？と聞きたくなるような話です。 また、相手の言葉の背景を考えたりすることで、より楽しい会話になります。 「そうですね。」「そうだよね。」「それから？」あいづち一つうつにも、相手の言葉を受けて、語気・語調に心を配りたいものですね。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.12.05

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  【入れたら出す】～情報もアレも～

  話材（話題）を豊富にするには、まず、話材を集めることが必要です。身近なところや、映画や本、気づいたことなど、身の回りには「話材」がたくさんあります。では、集めた話材を宝の持ち腐れにしないようにするにはどうすればいいのでしょう？単純で、誰もができることですが、 メモをすること、また切り抜いたり、印をつけたりすることです。また、そのことをあまり間をおかずに誰かに話してみるのもいいですね。例えば朝、新聞を読んでいて、気になる記事があるとそれを家の誰かに（まだ新聞を読んでない人）に「こんな記事がでているよ」と話してみると頭に残りやすくなります。こんなふうに話材を手の中や頭の中に入れることができました。２～３日のことならば、これでいいのですがもう一歩進んで、メモや切抜きを整理すると（例えば話題ごとに封筒にメモを入れたりファイルにする。日付をいれるとなおいいです）より確実に自分のものになります。また、新しく話材を集めるのもいいのですが、今までのことを振り返ってみたり、昔読んだ本をもう一度読み直してみるとか通勤・通学にいつも通う道ではなく、違う道を通ってみたりすることも話材集めのいいきっかけになることでしょう。それから、これも話材集めに重要なことのひとつですが聞き手に関心があるかどうか、ということが大事です。相手によって関心のあることは異なりますが普段お付き合いのある人が相手だと、どういうことに関心があるのかということは、予想できますから、「○○さんの喜びそうな（知りたそうな）話だなぁ」ということを頭に入れながら、話材集めをしてみるといいかもしれません。そして、仕入れた話材は、できるだけ披露することが大切です。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.12.01

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  【なるほど！名言】知性・品性・人間性

  お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬氏がある映画を見ての感想を話している中で次のようなことをおっしゃっています教養のある人について、という質問だったのですが「本を読んで得られるのが『知識』知識が増えると、話せることが増え、その知識を使って話すことが『知性』そして、なんでもかんでもペラペラ話すのではなく何を話さないか、が『品性』この、知性と品性を兼ね備えているのが『教養』」と思うということでした。この後に続く言葉は、小沢氏が言ったのかどうかは定かではないのですが「それらを相手にどのように伝えるかが『人間性』」というものです。今はやりの言い方をすると実に「腹落ちする」お話です。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 、

  2023.11.27

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  【ノーベル賞制定記念日】11月27日　今年は月曜日

   11月27日は「ノーベル賞制定記念日」です。第一回目のノーベル賞授与式は1901年12月にあったのですが、1895年11月27日にノーベル（アルフレッド・ノーベル）が遺言書に署名をしていたことから記念日となりました。ノーベル賞の授与式はノーベルの命日である12月10日に行われています。 ノーベルはダイナマイトの発明家として有名で、この発明により得た莫大な遺産を遺言により財団化したのは有名な話です。その遺産は当時のお金で今の100億円くらいだったとか。 賞金は約1億円（1000万スウェーデンクローナ）とよく聞きますが、ノーベル財団によると、運用益が少なかった年には8割ほどになったこともあるとか。ちなみに第一回目のノーベル賞物理学受賞者は ヴィルヘルム・レントゲンでした。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 、

  2023.11.24

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  【してあげたい】変化していく表現かも

  いくつか気になる言葉遣いがあるのですがそのうちの一つに「～～（して）あげる」というのがあります。パソコンのインストラクターが「そこをクリックしてあげてください」お料理教室の先生が「ここで、少しお塩をいれてあげてください」「茹で上がったら、冷水に入れてあげてください」「ここで、１８０度の油で揚げてあげましょう」美容院のスタイリストが「このスタイルなら、ワックスをつけてあげるといいよ」ちょっと違和感を感じてしまいます。「～～てあげる」というのは、本来、モノに対してではなく人に対して、使う言葉なのです。他人のためにすることを、する側から敬意を持って言い表す時に使います。「家まで送ってあげる」「本を貸してあげる」「服を着せてあげる」などです。 使っている側としては「丁寧な言い方」と思っているのかもしれませんが「そこをクリックしてください」「お塩を入れてください」「油で揚げてください」が正しい表現です。飼っているペットや愛玩のモノに「～～あげる」を使う人は多くいらっしゃると思います。また、その気持ちもとてもよくわかりますがほどほど、というあたりにしておくほうがよいこともあるかもしれません。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.11.20

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  【長い話】どう対応する？

  人と話をしていて、どうも長くなりそうだ、と感じたとき、対応に悩むことはありませんか？こちらの時間や気持ちに余裕があれば、じっくり聞くこともできるのですがなかなかそうもいかないときもあります。早く切り上げたいばかりに「それはこういうことですね」「つまりこういうことが言いたいのですね」と相手の話をつい「まとめて」しまいがちになったりします。それはそれで相手も「そうそう、そういうことです」と話が前に進んで、よい方向に進むこともあるのですが、早く話を終わらせたいばかりに聞いている側が話のストーリーを作ってしまい「こうにちがいない」「きっとこういうことが言いたいに違いない」と思い込んでまとめようとしてしまうと「いや、そうではなくて」「そこのところはそうなのすが、そこではなくて」と相手とかみ合わなくなってしまい、ますます長引くということになってしまいます。相手の話の背景を想像するのはとてもよいのですが想像の方向を間違えないように気をつける必要があります。その方向を間違えないようにするには、相手がどういう気持ちで話をしているのか、ということに耳を傾けてみる、というのがポイントです。また、自分の思い込みが違っている、とわかったとき、そこに固執せず、思い違いを素直に認めましょう。常に自分が正しいと思って話すと、問題がみえにくくなりますし相手の気持ちを思いやる余裕がなくなってしまいます。そうなると「本当の話」を聞かせてもらえなくなることもあります。長くなりそうで、こちらに時間も心も余裕がないときは、思い切って、「今はじっくりきけないのだけれど、〇〇分後なら（または区切りの時間や日にち）聞かせてもらえるのですが、どうでしょうか」と相手に伝えることもお互いのためかもしれません。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.11.17

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  【好み】人それぞれ～びっくりしても否定はNG～

  先日、新聞の投稿欄を読んでいたら、妻が夫に言われたことを30年近く気にしていたというような内容が書かれていました。それは、食べ物の好みに関してのことでした。夫が妻の好みに対して「そういうものが好きな人の気が知れない」というような表現をしたため妻はその食べ物を食べるときに、夫の前では食べないようにした、というものです。具体的には、柿の柔らかいのが好みか硬いのが好みか、ということですが人によっては、そんなことを言われたくらいで気にすることはない、ともいえますがそうでない人もいるのです。自分の好きなことや物を表現するのはいいのですが、自分が好きなあまり、そうではないものを否定したり、自分の好みが「正しい」かのような表現をするのは、控えておくほうがよいでしょう。そういえば、と心当たりのある人がいらっしゃるのではないでしょうか？つい言ってしまった一言が、大切な誰かを傷つけてしまうことがあるかもしれません。 今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.11.13

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  【間違い探し】～言われてみれば～

  1）拍手が巻き起こる2）弱冠２５歳3）飛ぶ鳥跡を濁さず4）的を得た意見5）私には役不足のポストです6）押し出しが強い7）高い熱にうなされるこれらの言い回しは、合っていそうで、実は間違っています。 1）は「拍手が沸きおこる」が正しい言い方です。「巻き起こる」のはブームのように、いっとき盛んになるものやことに対して使われます2）の「弱冠」という言葉は２０才の人だけに使うものです3）「飛ぶ鳥」ではなく「立つ鳥」「飛ぶ鳥を落とす勢い」と混同しているのかも？4）これが間違い、というのをご存じの人は多いのでは？「的を射た意見」が正解です5）役不足というのは、その役目が力量に比べ、劣るもの、という意味なので、謙遜して言うなら「力不足」という表現になります。「私では力不足のポストかもしれませんが、頑張ります」のように使います。6）強い、を使うなら「押しが強い」が正しく、厚かましいとか強引な、という意味です。「押し出し」というのは見た目の様子なので使うなら「押し出しがいい」のように使います。見た目が立派な人や、堂々としている人に対して使います。7）熱にうなされる、のではなく、熱に浮かされる高熱が出て、意識がはっきりしないような状態を「熱に浮かされる」と言います。 うなされるのは、悪い夢を見たときです。「高い熱が出て変な夢を見てうなされていた」というのは正しい言い方です。いずれもさらっと聞き流してしまいがちな表現です。また、時代の流れで許容の範囲となる表現かもしれません。知らないから恥ずかしい、知っているから恥ずかしくない、ということではなく知っておくとよい、くらいの気持ちでいいと思います。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.11.08

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  【考え方のクセ】受け止め方を意識してみよう

   性格はなかなか変えられないかもしれませんが「考え方のクセ」「受け止め方のクセ」は、意識すると変えることができます。自分の思うように行かなかった時や失敗した時にすぐ切り替えられる人と、そうでない人は、その状況に対する「考え方」や「受け止め方」が違っています。よく聞くのは、失敗したときに、「失敗した。もうだめだ」ではなく「こうすれば失敗することがわかった、次行ってみよう」と受け止めて行動してみよう、というのがあります。なかなか切り替えられない時に、思っていること・考えていることはいつも同じなのではないでしょうか？その思いや考えがクセになってしまっていると、考えてみましょう。クセならば、意識すれば直すことができます。ほとんどは、「マイナス思考」に捉われてしまっていることが多いものです。「マイナス思考」をしている自分に気づいたら、いいチャンスです。 それを別の方向から考えて、プラスに捉えることを考えてみましょう。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.11.06

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  【受け入れやすい】表現の工夫

   ものも言いようで角が立つ、と言われます。肯定的な言い表し方をすることで、相手の腹立ちやいらだちを、少し和らげることができたりします。書類の不備で受け付けられない、というとき「～と、～の書類が足りませんので、受付できません」というのではなく「～と、～の書類を揃えていただければ、すぐに手続きします」また、「ここは禁煙の場所です。ここで煙草を吸わないで下さい」と言うより「あちらに喫煙コーナーがありますので、ごゆっくりお楽しみください」「月末までに作ってもらわないと困ります」より「月末までに作ってもらえると助かります」さらに「忘れ物はないね？」より「必要なものは持った？」  いかがでしょうか？自分が実際に言われたとして、どちらの方が受け入れやすいでしょうか？肯定的に表現する工夫をしてみましょう。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします 

  2023.11.01

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  【誰とでも仲良く】～できないこともある～

   誰とでも（または、みんなと）仲良くしよう！小学校のポスターによく書かれていたりします。確かに、誰とでも仲良くできたら、どんなに素敵なことでしょう。また、ほとんどの人は、相手と仲良くなりたい、と思っているのではないでしょうか。嫌われたい、よりは、好かれたいのが人情です。けれども、気が合う、気が合わない、という言葉があるようにどうしても上手く行かない相手、というのはいます。何を言っても、何をしても、通い合うものがない、と感じるときには無理に仲良くする努力をしなくてもよいのではないでしょうか？そちらに気持ちを注いでいる間に、もっと気の合う人達と深く関わりを持つ時間ができていたかもしれません。仕事上の相手ならば、他の人と代わってもらう、ということもひとつの考え方です。上手くいかなかった、と落ち込むより、上手くいかない相手だ、ということが分かった、と考えてみるのはいかがでしょう。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2023.10.26

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  【潮時】はネガティブ？

  ある物語の中で、ベテランの職人が周りに向かって「そろそろ引退する潮時だ」というと、周りの人たちが、「そんなことはない、まだまだ頑張ってください」と言ったところその職人が「潮時というのは、物事の終わりということではない。ちょうどよい時、という前向きの言葉なのだ」と。潮時というと、物事の終わり、というような、少しばかりマイナスイメージがあるのですが広辞苑にも「あることをするためのちょうどいい時期。好機」とあります。「潮時」という言葉、潮が引いたり満ちたりする時の言葉で、本来は、漁師が漁に出るのに時間として判断していた言葉、　とされています。どうぞよい意味で使ってみてください。 今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2023.10.23

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  【ほう・れん・そう】の【お・ひ・た・し】

  ほうれんそうのおひたし、と言っても食べる方の「ほうれん草のおひたし」ではなく、報告、連絡、相談、の方なのです 略して「ほう・れん・そう」と言い、部下が上司に対する行動として「有名」ですが、もとは上司に向けて「報告や連絡、相談」をしやすい環境を作りましょう、という趣旨のものだったそうです。最近、この「ほうれんそう（部下→上司）」につづきができているというのをご存知でしょうか？ 続きは上司→部下のもので 「おひたし」と言いますお：おこらないひ：否定しないた：助けるし：指示する合わせて「ほうれんそうのおひたし」決まり事、というのではありませんが、これを心がけると理想の上司、理想の部下、に一歩近づくような気がするのは私だけでしょうか 今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2023.10.18

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  【ハロウィン】は民族（ケルト人）の伝統行事がルーツ

  ここ最近、ハロウィンの行事が日本でも行われるようになってきました。クリスマスと同じように、キリスト教関連かと思いきや、そうではないようです。もともとは西ヨーロッパに古くからある、ケルト人に関連する民族行事で、古代ローマの影響をうけているのだそう。19世紀ころアメリカに渡ったアイルランド移民により定着したもの、ということなので、はるか昔からある行事、というものではないようです。ケルト人の1年の終わりは10月31日。この夜に、魔女や精霊が家を訪ねてくると言われ、それから身を守るために、仮装したり、焚き火をたいていた、ことからこの行事になっていったようです。今のハロウィンはかぼちゃのランタンと、「お菓子をくれないといたずらするぞ」、そして、仮装すること、が有名です。かぼちゃは本来は「蕪」だったそうで、中をくりぬいて、ろうそくを立てたものを「ジャック・オ・ランタン」と呼びます。口に出して言うときは「ジャコランタン」 蕪よりも細工のしやすいかぼちゃが好まれたため、だんだんかぼちゃをランタンにするようになりました。このランタンは、悪霊退散のため、玄関に置いたりします。イベント好きの日本人に、しっかり根付きつつありますね。今日もごらんいただき、ありがとうございます大阪　梅田　西梅田　堂島　コミュニケーションを学ぶ​​WayRockスピーチ＆コミュニケーションLabo​​​ブログランキングに応援お願いします  

  2023.10.16

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