今日はプロ野球の話でもしたいと思います。最近はめっきり見なくなっちゃいましたが、基本的に野球好きです。プロ野球だと広島カープがすき。

先日ダルビッシュ投手の喫煙問題が報道されましたねえ。やっぱりというか仕方ないというか諦めムードが漂っているように思います。私としては呆れたというか何と言うか。そんなことしてるから駄目なんだよーと言いたい。どこからつっこみましょうか。

まずプロスポーツ選手が喫煙してるのはプロ意識として問題ありますよね。百害あって一利なしなのは誰でも知ってることだし。落合が以前ＴＶで「プロが煙草吸ってプレーしてられるのは野球だけだ」て言ってました。うーん、そうかもしれない。私、サッカーのことはほとんどわからないのですがサッカー選手で喫煙してる人の割合はきっとプロ野球選手より少ないんじゃないかなあ。野球はサッカーほど運動量が少ないから喫煙しててもプロとしてプレーできてしまうのです。本当はよくないのだろうけど。だからプロ野球選手が喫煙してるっていうのは、その事実だけで「私は自分の意思で身体に悪い生活習慣を辞められない選手で、その分プロの仕事を見せられませんよ」て言ってるのと同じじゃないですかね。それでもやめられないのかな。私が煙草大嫌いなので感情的な言い方になっちゃいますが。

それに高校生が喫煙してるのを指導者がやめさせられないということにも愕然とします。スポーツ校には多く見られることなのかな。確かにスポーツがずば抜けてできるのは目立つしカッコイイけど、それですべてが許されるわけではないはずです。当然。しかもそれが高校生なら自己責任じゃなくて、指導者の責任もあると思うのですが。うーん、相当チヤホヤされてるのかねえ。学校も、球団もきちんと選手を教育しないと駄目ですよ。清原が本で「青色申告は桑田に習った」って言ってましたがそういうことも球団がきちんと教えてあげるべきでしょうに。スポーツばっかりやってた高校生が卒業したらすぐに何千万とお金を稼ぐ身になるんですよ。大人がきちんと教えてあげないとそりゃ間違いもあるさ。若くして成功してお金がいっぱいあったら調子にも乗るだろうし。そこで誰かがビシっと「調子に乗るなよ！」て厳しく止めてくれないのは不幸なことでもありますね。

他の国はどうなのかわかりませんが、日本はスポーツに綺麗事を求める傾向があるように思います（高校野球は特に）。綺麗事で済めばいいのだけど、お金が絡むと特に難しいですね。スポーツの世界くらいはわかりやすく、シンプルにいい気持ちにさせてほしいと思うのですが現実は難しいです。

昔巨人でぼかすか打ってたクロマティの『さらば、サムライ野球』ロバート・ホワイティング氏の『和をもって日本となす』玉木正之氏の『プロ野球大辞典』このあたりを読むと、ひねくれた野球の見方をするようになります。どれも高校生の時に愛読した野球本なんですがオモシロイっすよ、どれも。今でも本棚から引っ張りだして読んだりします。クロマティの『さらば～』はジャイアンツの赤裸々な話が読めてショックやらおかしいやら。そっか、原さんは本当にナルシストだったんだ…（試合前に一人鏡を見て笑顔の練習をしてたとか書いてあるんですよー！）好きだっただけにショック。でもありそう。

さ。もうすぐプロ野球オープン戦が始まりますな。
ひねくれた見方をしながらも、今年はまた球場に行ってみようかな！