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カテゴリ:おちょぼ
ひな祭りが近づいてまいりました。
我が家のひな人形も日に日に供えられるお菓子が増えております♪ おちょぼの初節句に父が購入してくれた、小出松寿さんのひな人形です。 こちらはお内裏様。 昨年おちょぼが生まれ、その直後からひな人形を買うので好きなものを選ぶように言われ、初めて人形店のHPを見てみたのですが、こんなに高価なものだったとは…(゚д゚)! 私が生まれた日に祖父母が購入してくれた七段飾りのひな人形、今までお値段を気にしたことはなかったけれど…! また、どこからともなく人形店からのDMも舞い込んできて ・ 人形~の久月~ ・ 顔がいのち~の吉徳~ だけでなくネットではたくさんの人形店があり、写真は小さいわたくさん見ているとどれも同じように見えてくるわで全く決められない…(><)! そもそもネットで購入するには高額で実物を見ないで写真だけで決めてしまっていいのか… ちなみにwiki先生によると、吉徳は創業が江戸時代、正徳元年(1711年)。約300年の歴史を有する老舗だそうです。”久月も文久2年(1862年)に吉德から暖簾分けされた店舗の一つ”ということでもともとは同じお店なんですね。久月の方が昔からTVでCMしている印象がありますが、吉徳はたまひよSHOPとタッグを組んで、赤ちゃんホンポなどで限定のお人形を発売しているので目にする機会が多いです。 何はともあれ実物を見てみないと何もわからないと、売り場に何度か足を運び、話を聞きました。父と一緒だとスポンサーつきで購入見込みが高いとわかるため、ものすごいセールストークとマークが…ww いろいろな話が聴けて面白かったので備忘録としていくつかメモを。 ◆ ケース飾り 透明なケースに入っているお人形。ケースの材質はガラスかアクリルがある。 ○ ケースの中にすべて収まっているので出し入れが簡単でペットがいる家など特におすすめ。 × 写真を撮る時にケースが光って撮影しにくい。 落とすなどしてケースが割れてしまうとお人形にもダメージが出る場合が多く、買い替えと変わらない費用がかかることも。お人形を出して子どもと一緒に飾りつけする楽しみはない。 正面から見ることをメインで製作されているので人形は糊付けされており、見えないところの作りは粗め。例えば裏返すと足袋を履いていないとか裏の造りは甘めなど。(細かいことだけど) ◆ 収納飾り 雛人形 [収納飾り] 京都西陣織 [親王飾り]幅60cm[27-503] 最近はやりの収納飾り。 飾り台が、ふた付き収納箱になっていて収納箱の中にお人形や小道具が全てしまえるようになっています。なので収納箱のスペースを確保すれば、確実に収納できるわけですな。 ○ 飾り台の中にすべて収納できる。 × 飾り台の中にすべて収納できるように作ってあるため人形や小道具は小さめ。 飾り台は塗りのものが多く、飾り台そのものが重い!天袋など高いところへ収納するのは大変。そして飾り台そのものが高価なので、セット価格は高価でも、人形の価格は抑えられている。 ◆ 親王飾り お内裏様とお雛様だけの親王飾りにするか、三人官女をつけるか、五人囃子まで…? 「保育園や幼稚園でひな祭りの歌を覚えて帰ってくると『うちのお雛様は五人囃子はいないの?』と聞かれますよ」と売り場の人に言われ、ほほー、と(・∀・) 確かに! そういうセールストークなんですね!うまいな。 でも狭いマイハウス、親王飾り一択ですけどね! 実家に七段飾りがあるから毎年見に行けばいいからね! ということで、当初の予定通り我が家のお雛様は親王飾りです。 ◆ お人形について 販売だけでなく弊社は工場直売なので安いです、という人形店もあるけれど、ひな人形は分業で作られており、ひとつの工場で完結して作られるものではないのだそうです。有名作家や人形師さんの作とされるお人形は、着付けをその人形師さんがしているだけであって、顔などは別の人が作っているのだそう。 そして着物の生地や着せ方、細工で大きく値段が変わります。 作家さんか、作家さんの息子や弟子が作ったかでも値段が変わるのですって(*_*) 展示場で説明を受けながら、価格帯の違うものを並べて見ると、確かに違う。重ねの枚数やふんわりとしたボリュームの出し方、グラデーションの美しさなど。縫い合わせの数なども違いがあるのですね。 華やかなお雛様の十二単、ここが丁寧に作られていると正面のみならず上から見下ろすように見た場合も重ねの美しさがよく見えて楽しめるのだそうです。 ◆ 買いました 全てのひな人形をチェックすることは到底不可能ですが、可能な範囲で店舗に行き、父とも相方とも相談の結果、我が家もお雛様を購入しました。お店は福田屋人形店さんというところです。 ここのお店でいいなと思ったのが、値段の内訳が明記されていること! 展示場で値札を裏返すと、お人形や飾り台、雪洞や屏風などの価格が個別に書いてあるのです。そして展示されている他のセットと組み合わせることもできる。(一部できないのもありましたが)なので、このお人形と、屏風は別のセットで使われているものをあわせて~と、自分好みのひな人形一式を作ることができるのです。 それを見ると、収納飾りの会津塗の飾り台は3~8万円ほど。 同じ20万円のセットでも、収納飾りだったら飾り台の代金が含まれるから人形の価格は抑え目、収納飾りでなければ人形そのものが高価なものが選べるようになるわけですね。 お店の人のアドバイスは、まずは好きなお人形を選ぶこと。 そのあとで予算にあわせて付属品を選ぶとよいですよ、とのことでした。たくさんのお人形から一番を選ぶのは大変でしたが、顔と衣装で「一番好み♪」を決めました。 このひな人形が、おちょぼの健やかな成長を見守ってくれることを願い、ずっと大切にしたいと思います。ひな祭りの歌を歌いながら一緒に飾れる日が心から楽しみです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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