臨時ニュースを除いて、ポジティブな情報しか発信しないテレビ
チャンネルがあってもいいのではないか？そんなことを考えまし
た。多チャンネル時代ですからね。
＜黄金律と感情＞
「他人にしてもらいたいと思うような行為をせよ」というのは、有
名な成功の黄金律ですが、"他人にしてもらいたいと思うような行
為"というのは具体的には表現しにくいですね。
これが成立するためには、「相手の立場になって考え...」という前
提が必要だからです。
当たり前と言ってしまえば当たり前ですが、この相手の立場になっ
て考えるのがけっこう難しいです。人の心を読むのは、そう簡単で
はありませんからね。
ところで、ほとんどの場合、人は感情で動くと言われています。
ですからビジネスでマーケティングは「いかに見込客の感情を揺さ
ぶるか...」ということをテーマにしています。
衝動買いは言うまでもありませんが、購買行動の引き金を引くのは
やはり感情でしょう。
でも、よく考えてみると、これはビジネスに限ったことではないよ
うな気がします。
ビジネス以外の人間関係も、実は相手の感情を刺激して、何らかの
行動をおこさせることで成り立っているのではないでしょうか。
初めてデートに誘うとき、相手の心が動かなければＯＫはもらえま
せん。首尾よくデートできても、初デートで何のメリット（楽しさ
など）も感じてもらえなければ二度目はありません。
男女の関係にとどまらず、つまらない（得るもののない）人間関係
は長続きしません。
では、継続して良い人間関係を構築していくにはどうしたらいいか？
これこそ正に、「他人にしてもらいたいと思うような行為をせよ」
という成功の黄金律が利いてきます。
相手の立場になって、どうして欲しいか考える。
言うのは簡単ですが、これ、けっこう難しいですね。
そもそも人間は多かれ少なかれわがままですから、なかなか相手の
気持ちが分かりません。
ビジネスでも人間関係でも、成功している人はこういったツボを心
得ていているようです。
ディズニーランドは、来客の心を揺さぶりまくってリピーターにし
てしまうし、モテる男（女）はマメです。
何らかの行動を促し、結果として相手に期待した、あるいはそれ以
上のモノを与えることができれば、その関係は間違いなく継続する
でしょう。
塾の人気講師は、生徒のモチベーションを上げるのが上手いはずで
す。どんなに良い勉強法も、やってもらえなければ成果は出ません
からね。
とりあえず、自分と価値観を同じくするような人を、喜ばせてみる
というのはどうでしょうか。
好循環を生むきっかけができるかもしれません。
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