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テーマ:ニュース(99199)
カテゴリ:産業(商業・経済・企業)
村上世彰氏率いる「村上ファンド」が阪神電気鉄道株を大量に保有している問題で、阪神電鉄と阪急ホールディングス(HD)が、経営統合に基本合意したことが22日明らかになった。
村上ファンドとの間で株式公開買い付け(TOB)の条件などを巡る交渉が決着すれば、阪急がTOB実施を発表し、阪神電鉄もTOBに賛同の意見表明をする。 ただ、村上ファンドが阪急によるTOBに応じるかどうかは不透明で、流動的な要素も残っている。 関係者によると、4月初めに阪神側が阪急に村上ファンドの保有株買い取りの協力を求めた。阪急は阪神株の買い取りを視野に、業務提携の検討をしていたが、これまでの協議で両社は統合効果が大きいとの判断で一致した。 阪急、阪神は既に、互いに基礎的な資産査定を進め、大きく2段階で統合する案を軸に検討している。まず、両社が共同持ち株会社の傘下に入り、その後、運輸、不動産、レジャー・サービス、流通などの各事業部門で事業統合を進める。 共同持ち株会社とするのは、吸収されてしまうとの阪神側の懸念を和らげる狙いがある。プロ野球・阪神タイガースは、阪神電鉄の子会社のまま残す方針だ。 阪急は、村上ファンドが保有する阪神電鉄株45・73%分(2月22日現在)を、TOBによりすべて取得する方針だ。他の株主がTOBに応募する可能性もあり、買い付け総額は2000億円を超える公算が大きい。 阪急HDは今週半ばを想定していた臨時取締役会を24日にも前倒しして開き、TOB価格の「上限」などを決めた後、村上ファンドとの本格交渉に入る。 阪神タイガースは残るようですね 阪神・阪急の統合は本当に効果的かは疑問です・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月23日 14時03分54秒
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