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イスラエル軍:ガザに侵攻…拉致兵士の奪還で
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イスラエル軍:ガザに侵攻…拉致兵士の奪還で
イスラエル軍は28日未明(日本時間同日朝)、 パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファに侵攻を開始した。
同軍のガザへの本格侵攻は、2005年9月のガザ撤退後初めて。パレスチナ武装勢力が25日にイスラエル軍兵士を拉致したのに対し、武力で奪還する姿勢を示したものだ。
パレスチナでは27日、自治政府のアッバス議長率いるファタハと、内閣を構成するハマスが、イスラエル生存権の間接的承認を盛り込んだ政策文書に合意した。「イスラエルせん滅」を掲げてきたハマスの大きな政策転換を意味するもので、自治政府とイスラエルが共存に向け動き出すとみられるが、今回の侵攻がハマスの決定に影響をおよぼし、両者の対立が再び先鋭化する懸念もある。
イスラエル軍報道官は、侵攻作戦について読売新聞の電話取材に、「部隊の規模は明らかにできない。我々は拉致された兵士を保護するため、あらゆる手段をとる」と述べ、昨年のガザ完全撤退以降、最大規模の作戦になる可能性を示唆した。 報道官はただ、「(侵入は)ガザのごく一部だ。作戦が終われば引き返す」とも語り、再占領の可能性は否定した。
侵攻に先立ち、軍は27日夜から28日未明にかけ、ガザ地区の3つの橋と発電所を空爆。付近一帯は停電となった。爆破された橋はいずれも幹線道路沿いにあり、イスラエル軍は声明で「武装勢力が拉致された兵士を移動させないようにするのが目的」と説明した。
イスラエルはガザ侵攻の一方で、兵士解放のため外交的解決も探っており、エジプトが要請を受けて武装勢力側と交渉努力を続けている模様だ。
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