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テーマ:ニュース(99452)
日本、韓国とドローでV逃す 東アジアサッカー

サッカーの東アジア選手権第5日は23日、当地で男子の最終2試合が行われ、日本は韓国と1-1で引き分けた。日本は通算1勝2分けの勝ち点5で韓国と並んだが、総得点で及ばず2位に終わった。韓国が優勝した。

日本-韓国 後半23分、同点のゴールを決め雄たけびを上げる山瀬功(左)。(22)は中沢、右は橋本=中国・重慶で
日本-韓国 後半23分、同点のゴールを決め雄たけびを上げる山瀬功

 日本は前半15分に廉基勲に先制点を奪われ、0-1で折り返した。後半23分、右CKをきっかけに山瀬功(横浜M)がゴールを決めて同点としたが、勝ち越すことはできなかった。

 第2試合は中国が北朝鮮に勝った。

 ▽日本・岡田監督の話 タイトルを目指してここに来た。それがかなわなかったという意味で非常に残念。甘さが出た。ただ長い合宿を経てここまで頑張った選手たちには感謝したい。


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◆攻めの課題解消されず…中村憲「緩急が必要」
 中身はまるで違う。0-1で折り返した後半、日本はようやくボール支配を五分に戻した。

 ハーフタイム、岡田監督は選手に奮起を促す。「きょうの相手は簡単に勝てないよ」。韓国は田代を置いた1トップの日本に対し、リードしても3バックを維持。指揮官は細かな指示を与えず、イレブンをピッチに送り出した。

 前半は劣勢。鈴木は「相手ボールの出どころがフリーだった」と話す。前線へプレスに出れば、背後にロングキックを通され、待てばパスを回される。主導権を握れぬまま先制点を許した。

 しかし、今の日本には難局を選手間の微調整で乗り切る力がある。「後ろがマンツーマンになってもいいから、前線に人をかけた」と中村憲。全体をコンパクトにしてプレス。マイボールの時間が増えた。

 こうした距離感への配慮は、身体能力で劣る日本には不可欠だ。世界を見据えた時、肉弾戦を避けたパスワークは生命線。できなければ、岡田監督が掲げる「接近・展開・連続」のコンセプトも先細りする。

 後半23分、右CKを短くつなぎ、山瀬功がミドルシュート。強烈な同点弾は、取り戻したリズムの延長線上にあった。

 7日間で3試合。疲労の色は濃く、主力不在の編成で臨んだ大会とはいえ、この日も「最終局面からのスピードアップ」という課題は解消されていない。中村憲は「長い距離や緩急をつけた動きがないと難しい。全員がイメージを共有しないといけない」と言う。

 ワールドカップ(W杯)予選のバーレーン戦は3月末に迫る。チームは自己裁量で問題に対処する、たくましさを身に付けつつあるが、不安も決して少なくはない。

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勝とうとしても勝てない。いい教訓です。勝とうとして勝てる試合を逃すことをしないように W杯に向かってがんばってほしいですね。


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最終更新日  2008年02月24日 20時04分13秒
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