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大会が終わる。
勝った者は歓喜の涙を流し、達成感に酔いしれる。負けた者はふがいない自分を責め、悔しさをかみしめる。 その後数日間、勝者は周囲から祝福され、心地よい興奮状態にある。 一方、敗者はしばらくはツラい時間を過ごさなければならない。 しかし、それが過ぎると勝者にも敗者にも日常が戻る。淡々と続く日々がやってくる。 その中には気分よく過ごせる日もあるだろう。だが、多くは面白くもなんともない日だ。 キツい練習だって待っている。どちらかといえば、ツラくて嫌な時間を過ごすことが多くなる。 すべてがうまくいかず、追い詰められることだってある。 スポーツをしていない人も同じだ。 単調な日常をなんとか過ごす、つまり生きていくにはどうするか。 一日を乗り切るために、人としゃべる、音楽を聴く、映画を見る、本を読む、テレビを見て笑い転げる、恋愛する…、人はいろんなことをする。 そのうちのひとつがスポーツ。 だが、常に新鮮な気持ちでスポーツに打ち込んでいる人は稀だろう。 時には飽きてしまうこともある。体調がすぐれないこともある。 たぶん、多くの選手がさまざまな葛藤を抱えながら練習をし、試合まで続く単調な日々を過ごしている。 そんな中でも決して気持ちを切らず、なんとか自分を奮い立たせてやっていける者だけが栄光に近づけるのだと思う。 インターハイが終わり高校野球が終わり、世界水泳も世界陸上も終わった(まだ世界柔道は残っているけど)。 私も本格的に仕事モードに移らなければならない。 だから、こんなことを考えるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 27, 2005 10:21:03 AM
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