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「ホロゴン讃歌」     HologonUltraWide 至高のレンズがあれば、写真家いらず

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2008/06/25
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カテゴリ:ホロゴン外傳

究極のポートレートレンズ!

それがプラナー85/1.4のキャッチフレーズでした。

手にとってご覧になったことがおありでしょうか?

ちょっと重いけど、手にぴったりと収まる形状、

滑らかで淀みなく動く、絶妙の工作のヘリコイド、

美女の瞳を思いおこさせる、つぶらで澄み切ったレンズ前玉、等々、

魅力に溢れたレンズでした。

何よりもその描写の優美さには夢中になったものでした。

なにしろ生まれて初めての85ミリ、

他に比較できないのですから、

唯一絶対の名レンズと思いこみ、

肩で風切って撮影したものでした。

その後、プラナーを上回る能力を持った長焦点レンズにいくつも出会ったのですが、

なんと言っても、プラナーは糟糠の妻のような特別な存在なのです。

開放のボケ味は夢幻の味わい、

それなのに、ほとんどピントが来ない!

なんだか天然ボケの美女風のたたずまいが愛嬌でした。

相当前のことです、中国の杭州を旅したことがあります。

杭州市内の観光中、突如猛烈な夕立の襲来に遭って、

手近のお店に飛び込みました。

篠突く雨ってこういうものかと感心して雨に見入っていますと、

向かいの杭州動物園にひとかたまりの雨宿りを見えました。

何気なく一枚シャッターを切ったのが、本日の写真。

すでにお見せしたレインフォールとこの驟雨、

どちらも、何のことはない「夕立」のことですが、

この二枚を見ていただきますと、私が雨の撮影を好きになった理由を

お分かり頂けるのではないでしょうか?


080625プラナー85-1.4驟雨.jpg





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Last updated  2008/06/25 06:01:11 PM
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