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カテゴリ:ホロゴン外傳
究極のポートレートレンズ! それがプラナー85/1.4のキャッチフレーズでした。 手にとってご覧になったことがおありでしょうか? ちょっと重いけど、手にぴったりと収まる形状、 滑らかで淀みなく動く、絶妙の工作のヘリコイド、 美女の瞳を思いおこさせる、つぶらで澄み切ったレンズ前玉、等々、 魅力に溢れたレンズでした。 何よりもその描写の優美さには夢中になったものでした。 なにしろ生まれて初めての85ミリ、 他に比較できないのですから、 唯一絶対の名レンズと思いこみ、 肩で風切って撮影したものでした。 その後、プラナーを上回る能力を持った長焦点レンズにいくつも出会ったのですが、 なんと言っても、プラナーは糟糠の妻のような特別な存在なのです。 開放のボケ味は夢幻の味わい、 それなのに、ほとんどピントが来ない! なんだか天然ボケの美女風のたたずまいが愛嬌でした。 相当前のことです、中国の杭州を旅したことがあります。 杭州市内の観光中、突如猛烈な夕立の襲来に遭って、 手近のお店に飛び込みました。 篠突く雨ってこういうものかと感心して雨に見入っていますと、 向かいの杭州動物園にひとかたまりの雨宿りを見えました。 何気なく一枚シャッターを切ったのが、本日の写真。 すでにお見せしたレインフォールとこの驟雨、 どちらも、何のことはない「夕立」のことですが、 この二枚を見ていただきますと、私が雨の撮影を好きになった理由を お分かり頂けるのではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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