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カテゴリ:血栓
血栓症の、代表は『脳梗塞』『心筋梗塞』です。 【記事全文】 脳卒中は片まひや失語症、視覚障害、時には認知症などの後遺症を残すことが多く、生活が一変します。どうしたら防ぐことができるのでしょうか。 大規模な疫学調査から、次第に脳梗塞(こうそく)の危険因子が分かってきました。最大の危険因子は高血圧です。血圧が140/90mmHg以上になると、明らかに脳梗塞も脳出血も発生頻度は増加します。血圧を低くすることが必要ですが、その場合、基礎疾患や年齢によって個人差がありますので、どの程度下げたら良いのか、かかりつけの先生に相談してください。また、高血圧予防のため、食事中の塩分は控えめにして適度な運動も心掛けてください。 糖尿病の人の脳卒中の発症率は、糖尿病ではない人と比べると、1・5倍から3倍になるとされ、55歳以下では同年齢の人に比べて10倍以上になり、再発率も高くなります。 不整脈とくに心房細動は心原性塞栓症の原因として重要です。心原性塞栓症は症状が重くなる場合が多く、消化管出血などの特殊な事情がなければ、積極的に抗凝固療法を行うことが推奨されます。 最近では心房細動そのものに対するカテーテル治療などもありますので、脈に乱れのある人は循環器科での受診をお勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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