昨日９日　大阪府の管理下になってから　また「悲しい旅立ち」がありました。

その子の名前は「はっちゃん」。
足が３本しかない　ハスキーです。

今回崩壊してしまった　繁殖場がおうちでした。

犬は本来　足が４本なのに　前足が１本無いのです。

でも　「はっちゃん」は　毎日を頑張って生きてきました。
不自由な「おうち」でも　頑張って生きてきました。
そして　心配して見にきていた人たちに　いろんな事を教えてくれたそうです。



はっちゃんは　ブルセラ症ではありませんでした。
でも　はっちゃんはもういません。
死因は「体重管理をせずに投薬(抗生物質)した事による副作用」だそうです。(担当医　言)


きちんとしたケアをしていれば　はっちゃんは　明日も明後日も
この世に存在していたかもしれません。
勿論　他の「虹の橋」に行ってしまった子達も。


*以下の文章は「またたび獣医師団」からお借りしたものです。
　
『大阪府が管理するようになって、見る見るうちに弱りだしました。
4日間食事もせず衰弱してきたはっちゃんを「医者に診せてくれ」と、世話をしていたボランティアさんの叫びには耳を貸さず、放置されていました。

その後、またたび獣医師団山口獣医の診断で「緊急入院の必要あり」と言う診断にも対処せず、マスコミにも取り上げられ大騒ぎになってから入院することができましたが、衰弱しきった「はっちゃん」は寝たきり状態になり、今朝息を引き取りました。

3本足でも元気一杯に生きている「はっちゃん」はボランティアさんたちの励ましでもありました。

入院してからも、ボラさんたちがお見舞いに度々行き、差し入れを嬉しそうに食べていたそうです。

Ｙ獣医師（大阪府職員）の証言では黄疸が出ていたそうです。』





ブルセラ症では　直接「死」に至る事は無いそうです。
では　何故次々に　ワンコ達が「虹の橋」を渡っていってしまったのか？
明らかな事です。
きちんと固体管理をせずに　また　固体別に適した投薬をしなかったから。
投薬中も　適切な処理がなされなかったから。
他の病気の治療を　きちんとしなかったから。


でもこんな事を　ある人は言ったそうです。

嘆願書のお願いがありました。



あと・・・気になる内容がありました。


｢ピッポ、大吉＆十兵衛の日録｣のカテゴリ｢大阪繁殖場」１月１４日付けの記事より順にお読みになると　
繁殖場崩壊後のボランティア活動～大阪府の管理下になる～現在
までの流れが　詳しく分かります。





この地球上で　人間が一番なんでも出来るのならば
何故可能性があるにもかかわらずに　簡単に「蓋」をしようとするのか。

明らかに　人間よりも「弱い立場」にあるものに対して
どうして「可能性」があることに　目を背けることしかしないのか。

「しがらみ」「エゴ」「見得｣などが　人間にはある。
それが　邪魔することが多いんだよね。。





*毎日のように　様子を確認しに行っていた方が
最後に見た「はっちゃん」です。
どんな気持ちで　毎日を過ごしてきたのかな・・*


もう悲しい犠牲はいりません・・・

今回のワンコ達は　「人間」という生き物の　身勝手・エゴの被害者です。

明らかに人間よりも弱い立場の動物達を助けたいという気持ちは
間違いなのでしょうか？