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ウナボンの泣き泣き日記

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単独通園！

今月から毎週火曜日は単独通園デーとなった。今まで自分の運転で通園していたんだけど、この単独に向けて５月下旬から園バスを利用するようにしていた。先週、バス停で「今日ママは一緒にバスに乗らないからね。一人でバスに乗るんだよ」と話したんだけど、わかっているのか？いないのか？黙ったままだった。そしていざバスが来て、娘を乗せ「じゃ、ママ降りるよ。バイバイ！」と声を掛けると「バイバーイ！」と笑ってフツーに行ってしまった、フツーに（笑）スゲーな、娘。なんなんだ、あの度胸？そしてお迎えの２時過ぎにバス停で待っていると涼しい顔をしてバスに揺られていた娘であったが道端に立つ私に気付くと、思いっきり車内から私の方に向かって指をさし「マーマー！！！」と叫んでいた。あまりのはしゃぎ様で、添乗員のオジサンが笑って困っていた。なんとキュートな娘。バスを見送ると何度も「ママ！ママ！ママ！！」と私の顔を覗き込んだ。そんな訳で今日の単独も成功♪私は誰にも邪魔されず家事を済ませプールで泳ぎ、図書館で雑誌をながめ、楽しく過ごせた。お母さんに息抜きって本当に大切だ。

2008/06/10
盲目のオペラ歌手コンサート

娘の通う通園の保護者会で企画した「盲目のオペラ歌手によるミニコンサート」が金曜日無事終わった。娘の通う通園施設は今年度から新設されたところなので保護者会というのも今年度初めて発足された。何の前例もないところ「有名人を呼びたい！」と会は盛り上がり会長の私は悩みに悩んだが、たまたま家事の合間に見ていたニュースでコンサートのためある中学校に招かれた盲目のオペラ歌手が「呼ばれればどこでも行きますよ」と言っていたのが聞こえた。「こ、これだ！」とすぐ家事の手を止め、テレビに注目し名前を暗記。すぐ検索ちゃんすると『チーム・アウローラ』というサイトに辿り着いた。どうやら視覚障害をはじめとする体の不自由な人々が、職域拡大などを目的としそれぞれの才能や趣味を生かし、全国を廻っている団体のようだ。何だか近いものを感じるし、予算はあまりないけど問合せはメールだし…と一縷の望みをかけメールしてみた。数日後、代表の天野亨さんという方から優しさの滲み出ているお返事が届いた。な、なんと！本当に来て下さるというのだ！神サマは本当にいる！！その時の率直な感想だ。その後メールを何度かやりとりしたがどのメールも本当に心の優しい丁寧な内容だった。２／１４、ＮＨＫラジオにその天野亨さんが出演された。１歳５ヶ月までは健常児だったという。その後病気で両眼摘出、両親の離婚アリ、波乱万丈人生。それなのに前向きで、国立音大を通常枠で入学。楽譜は一度点字に変換し、それから練習。普通の人何十倍も努力している。そしてそんな天野さんに実際お会いする時が来た！！想像以上に柔らかい雰囲気で、天野さんご自身がバリアフリーな方だった。あの、人を緊張させない雰囲気は一体なんなのだろう。お話もとても面白く、白い杖や盲導犬のお話、外へ、前へ進む勇気。色々話してくださった。何かを人に与えていきたい、そんなこともおっしゃっていた。そんな天野さんのお話をきいて、私の「店を開きたい」という夢は正しかったんだと認めてもらえたような気がして、とてもうれしくなった。努力しまくりの人生なのに、ヘンに頑張っている雰囲気が全くなくて本当に楽しくて優しくてステキな方だった。「本当に強い人」が「本当に優しい人」で「本当に優しい人」は「本当は強い人」なんだと思った。私もさり気なく強く優しい人間になりたい。私の人生の『出会ってよかった人ランキング』の上位に入った。天野さん、ステキな歌とお話をありがとうございました。

2008/02/24
私でいいんですか？？？

本日２本目の日記更新でーす！今日は通園で個人面談を受けた。先生方と私で娘の園での発達方針を決めるためだ。私の希望は・お友達とコミュニケーション・身辺自立・言語・歩行先生方もそれに沿って指導したり、専門家に相談したりと発達を促していくとおっしゃってくださった。「で、ウナボンさん。お話変えていいですか？」ミョ～にかしこまった園長。「今後お母さんの意見交換の場所とかちょっと話し合ったり…　そういう場所を設けたいと思っているんです。　そこでなんですが！　４月から皆さんの様子を見させていただいて考えたんですが　ウナボンさんに是非、まとめ役になっていただきたいと…」いや～、驚きました。「私なんて好き勝手にやっていただけなんですけど　そんな風に思っていただいていたなんてありがたいです。　期待に応えられるかわかりませんが、引き受けますよ！」…言っちゃった。その後、園長からその保護者会らしき会への壮大なスケールの夢を聞かされた。その企画は園を飛び越え「市」はもちろん、「県」にまで及びそうな勢い。どうやら只のまとめ役では済まなさそうだ…。ウ、ウナボン。大丈夫だろうか！？今までそういう集まりは目立たないように欠席に○をつけて提出してきたのに。（笑）でもでも、人に認められるというのはありがたく嬉しいものです。やっぱり誰かの役にたってこそ人生張り合いが出てくるものだと思っていたところなので。人をまとめるというのも近い将来花屋を経営するのにもしかしたら役立つかもしれないし。そういう勉強をする時期なんだ、と素直に口説かれました。他のお母さんに支えていただきながら気負わずやってみようと思いました。

2007/05/10
楽しい通園

早いモンで新しい通園施設の４月の活動が終わった。娘だけでなく私にも新しいママ友達ができくだらない話をしては涙を流し大爆笑する通園生活。まるで私の通園。そんな訳で毎回楽しくて仕方がない。もちろん娘についても「ここに移って良かった」と思う。先生方が生活面での自立を一生懸命促してくれるし、身体的・精神的発達についての知識の深い先生が多い。また先生の人数も多いので細かいところまで目が行き届くようだ。娘は昼食時に便意をもよおす事が多くある日いつものように顔を真っ赤にして頑張っていた。すると担任の先生が「ちょっとトイレにいってみようか」と自分のお昼を中断してわざわざ連れて行ってくれた。その気になるように水を流してくれたりと様々な工夫もしてくださった。‘トイレトレーニングいつから始めよう・・・’と思っていた私にとってありがたい事であった。そんなことをはじめ、個々の発達状態に合わせて惜しみなくいろいろなフォローをしてくださるのだ。娘は肢体不自由クラスなのだが先日知的障害クラスの知り合いのママが知らないママを連れて私のところへやってきた。「ウナボンさん、このママね、　ソトスちゃんのママなんだって！だから紹介するね！」なんて素敵な出会いでしょう！そして聞くと娘と同じ歳の子！「知的障害クラスって事は歩いてるの？」思わず聞くと「そうなの、最近歩けるようになったのよ！」再び感動！！発達状態は違うにしても同じ『ソトス症候群』というカテゴリー内の情報を交換できる仲間とまた出会えたのだ！暫く集中して話していると園長が「あら？お知り合いだったの？」と話しかけてきたので「今、出会ったの。同じソトスなんだって！」と答え、園長も交え３人で立ち話した。話の流れで園長が言った。「同じ障害でも個人個人違うものなのよ。　本当に障害を飛び越え個性なのよ。」娘がソトス症候群と知ってから様々な場所や人から『同じ個性』という言葉を耳にし、解せない気持ちでいたのだが園長が私の気持ちをＯＫしてくれた瞬間だった。同じソトス症候群でも人懐こい子もいれば人見知りする子もいるし食べるのが好きな子もいれば娘みたいに食に関心のない子もいる。顔が似るという話もあるけど、骨格が似ているように見えただけで私が直接会った範囲では娘は誰とも似ていなかった。『個性』という言葉は障害を超越している。園長先生と話す事ができ、本当によかった。また紹介していただいたママも優しい雰囲気のママでこのママと出会えた事も大きな収穫であった。娘の近況としてはシールを貼るという行為が最近わかってきた様子。目的の場所に指につけたシールを置くのはまだ難しいがシールをつまみ、置いた後パンパンと懸命に叩いている。５月もグングン成長しますように！！

2007/04/28
通園日記

本日通園日ナリ。・触れ合い遊び・見る活動・ハンモック＆トランポリンｅｔｃ・昼食・ボール遊び「触れ合い遊び」はお母さんと手遊び歌。「見る活動」は♪ふしぎなポケット♪の曲にあわせて先生作のビスケットなどおやつの絵を大きなポケットから出し、お友達みんなに見せながら歌う。…残念ながらウチの娘はこのテのモノを喜ばない。歌の途中「何がでるかなぁ～？」などのアドリブで曲のテンポが悪くなるのがじれったいらしい。（気持ちはわかる）「ハンモック＆トランポリンｅｔｃ」ハンモックの乗せられてユラユラ横揺れの刺激。娘、漁船に乗ったかのようにひたすら揺れに耐える。身体がこわばっていたのでお座りからオネンネ体勢に変更。すると、まるで南国のビーチのごとく優雅な微笑み。「ちょっと何気取り？（笑）」思わず私が漏らした言葉。昼食はいつものごとく隣のお母さんのお弁当に手を伸ばし、食べながらチカラを込めてブリブリ排泄。もうやりたい放題。「ボール遊び」はカラフルで色々なボールを転がして遊んだ。樋のような物に入れて転がしたり、ボーリングのようにあそんだり。今日もなかなか楽しかった。次回からはお天気次第でプールなのさ。こういうときに限ってなかなか梅雨明けしないんだよな。

2006/07/20
通園日記

前回の児童学園の内容「絵の具遊び」これはお母さん泣かせです。一応お砂場着を着せましたが無駄な抵抗でした。先生が予め用意してくださった色々な色の絵の具の中に手を入れたり足を入れたりという感覚遊び。色の情報も視覚で入ってくるし、絵の具のヌルッとした感覚も身体から伝わるし、画用紙に手形をつけたり、絵を書く刺激もある。かなり前から拾っては落とし、の遊びばかりを繰り返している娘。一応筆を渡してみたが案の定、拾っては落とし拾っては落とし…。お友達は筆を上手に使って何かを描いていたけど娘は残念ながら物をずっと握り続けるまで成長していないようだ。絵の具の感触は嫌いでなさそうだが自分の手形がつく事や‘絵の具のついた手で画用紙に触れると跡がつく’という事にも感動していない様子だった。んんん…。この遊びの醍醐味を味わうのはもう少し先かな。でも手形をつけた画用紙は娘の作品として持ち帰った。近いうちにスチレンボードでも買って娘の作品集の表紙を工作しようと思う。♪♪でっきるっかな、でっきるっかな、さてさてフォフォ～ン♪♪そうそう次回から児童学園でプールが始まる♪（といってもビニールプールらしいが…）とにかく楽しみ♪娘も喜んでくれるだろう！でも周りが泣いたらつられちゃうな。

2006/07/16
今週の通園日記

６／５、８　の通園記録。まず月曜日、園庭で滑り台やトランポリン。娘をトランポリンに乗せ、私はお母さん達としゃべってばかりいた。（笑）あるお母さんに言われた。「ウナボンさんの子、寝てるよ！！」マ、マジ？暑過ぎない曇り空の下、トランポリンでいい感じに揺られて寝てしまったようだ。他人に言われて気付くなんてこのクラスに加わってまだ２回目なのに私は娘の様子よりお話に夢中になっていたらしい…。娘の鼻づまりも良くなっていたのでこの日機嫌よく娘は遊べた。お弁当も食べてくれたし♪（一番遅かったけど）帰り際、先生に「もう進歩してるね～」と嬉しい感想を言われた。前回の時よりキチンと人の顔を見る事ができていたそうだ。何はともあれ、よかったよかった。そして今日は、・スキンシップ活動・見る活動・感覚活動（スライム遊び）・昼食・散歩・スキンシップ＆マッサージ『見る活動』娘の得意ジャンル。今日もキッチリ見て来ました！！先生の手作り人形を歌にあわせて動かすという内容なんだけど娘、超ノリノリで身を乗り出し、声を張り上げ人形を見ていた。楽しそうにしている子供を見るのは実に嬉しい『感覚活動（スライム）』みなさん、スライムって覚えてますか？あのネチョ～っとしたヤツ。透明感のある緑・黄・赤の色でそれぞれ硬さが違っていた。娘の好きそうな遊びだ。（親のカン）ボールにドロドロとした緑のスライムを入れてもらった。娘、いつものようにまず観察。そして自ら勢い良く手を突っ込み鷲づかみにするのかと思ったら人差し指と中指でちょんちょん。デヘェ～と顔がとろけ、爆笑。やっぱり好きな感触のようだ。手で掴むというまでは発展しなかったがニギニギしたりして爆笑していた。みんな娘につられて笑っていた。鼻に赤いスライムをつけ爆笑している娘は本当に可愛かった。お昼の時間になったがお腹が空いていなかったようで殆ど食べてもらえなかった。ま、いっか。ベビーカー軍団で散歩。これはお母さんのおしゃべりタイムとなって楽しかった。私も似たような立場のお母さんと話す機会が増えて楽しいし、娘にとってもいい刺激になっているようで今日は満足の通園でした。あぁ、よかった

2006/06/08
母子通園

６／１、週２回コースに移って初めての通園。娘、朝から鼻づまりで超不機嫌。通園させるか悩んだが、‘行かなければ今日一日この不機嫌娘と２人きりかぁ…’なんて考えたらゾッとしてきたのでとりあえず行ってきた。早起きして娘と私のお弁当を用意し水筒に冷たい麦茶を入れ、着替えも用意し出掛けた。６／１の療育スケジュール・シール貼り・お母さんとの手遊び歌・スキンシップ・歌とぬいぐるみを使ってのお話・積み木型のクッションで塔をつくって体当たりで壊す・お昼・あずき遊び『シール貼り』は、手帳の通園した日付の部分にシールを貼る、という一見大した事なさそうな内容なんだけど指先を使うし達成感も養える立派な療育のようだ。『お母さんとの手遊び歌・スキンシップ　歌とぬいぐるみを使ってのお話　積み木型のクッションで塔をつくって体当たりで壊す』この辺は、感覚遊び。子供達に一人一人にフエルトで作られたマスコットを握らせてくれた。しかーし！！娘、積み木型のクッション遊びのあたりからイライラがピーク！！眠いわ、鼻づまりだわ、でグズグズ。仕方がないので窓際で１２．５ｋｇをダッコして寝付かせる。肩が外れそうだぁ～！！眠いのに眠れない状態のまま３０分が過ぎた。「みなさん、お昼にしましょう♪」先生がそう言ったが、それどころではない私。先生方が色々気遣ってくださり、娘を抱えたまま私だけおにぎりを頬張る事ができた。その間、先生と少し話した。ここまで機嫌が悪い日は滅多にないことを伝えると「あ、そうなんですか？じゃ、貴重なんですね！？　しっかりイヤがっている表情を覚えておきますね♪」と若い先生は明るく言ってくださった。また「どんな遊びが好き？」ときかれたので絵本と歌が好きで「いぬのおまわりさん」が特に好きと答えるとすぐに美しい歌声でそれを歌ってくれた。ニヤッと笑う娘。その日初めて笑った。娘に何が必要でどんな時にどんな表情をするのか、という事を若い先生は早く掴みたいと言っていた。真剣に『療育』について考えているんだなぁと、とても感心し、また安心もした。…結局娘はお昼を食べないまま午後に突入した。昼休み中、やっと目が覚めた娘は目の前のオモチャで遊んだ。するとそのオモチャに狙いを定めたボクがやってきた。娘、負けてない。オモチャを奪われても何とか手を伸ばして頑張っている。娘がオモチャをパンチして、ボクの手からオモチャが落ちた。娘、勝利！！（笑）『あずき遊び』これも脳を刺激する感覚遊び。上手に指で小さな小豆をつまめる子もいたが娘にはまだ先のようだ。…っていうか大量の小豆の音にビビって遊ぶどころでなかった。最後に名札と手帳を交換。「はいどうぞ、はいありがとう」の練習。そのとき親指で物を挟んで受け渡しさせるように、と教わった。これも立派な療育のようだ。娘的には楽しくなかったのかもしれないがなかなか充実した通園だった。そうそう、常駐している保健士さんに鼻づまりの相談ができたのは大きかった。「耳鼻科か小児科か迷っている」と話すと「これは耳鼻科がいいかも」と答えてくれた。翌日耳鼻科に行き、今、なんとか鼻水は少なくなってきた。また月曜日。次回は娘も楽しめますように

2006/06/03

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