カテゴリ:中国・中華人民共和国・台湾
消費者金融最大手プロミスが7月、国内勢では初めて中国本土に進出する。
業界は規制強化などで存亡の危機に立たされているが、片や中国は消費者金融 ビジネスの黎明(れいめい)期。日本での「無担保無保証で お金を貸すノウハウ」が通用するかどうか注目される。 プロミスは23日、中国・深セン(センは土へんに川)市で消費者金融を営む認可を 当局から得たと発表した。完全子会社のプロミス香港が、深センの消費者金融会社に資本金の 60%分にあたる3千万元(約4億円)を出資し、傘下に収めた。7月に営業を始める。 中国本土では、消費を刺激して内需を拡大しようと「中国版消費者金融」が 試験的に導入され始めている。深センに隣り合う香港に1992年に進出した プロミスは、昨年初めに深セン当局が外資にも門戸を開くルールを設けたのを受け、 「少額貸付会社」として展開することを決めた。 深センの人口1人当たりの国内総生産(GDP)は中国トップ級。プロミスは、 月収8千元(約10万円)程度のホワイトカラーの中間層をターゲットに、 無担保無保証ローンを「即日審査」で提供し、 差別化を図る方針だ。交際費などで現金が急に必要になった勤め人らの需要を見込む。 中国での上限金利は、中国人民銀行が定める貸し出し基準金利の4倍まで。 1年物金利だと現在は21%超になるが、手数料には決まりがなく、プロミスは事実上、 最高40~50%で貸し付ける模様だ。 http://www.asahi.com/business/update/0623/TKY201006230320.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.25 00:40:33
コメント(0) | コメントを書く
[中国・中華人民共和国・台湾] カテゴリの最新記事
|
|