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2009.09.07
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カテゴリ:無線機器
 チューニングインジケータを使いながらTS-440でCWを聞いていて、ふと気づきました。

 何気にキーダウンしてサイドトーンを出しても、インジケータが反応しません。インジケータの周波数は、この無線機のサイドトーン周波数である800Hzに調整してあるはずです。受信信号とサイドトーンを聞きくらべてみると周波数がずれているようでした。

 そこであらためてPCのフリーウエアでサイドトーンの周波数をみてみると、何と60Hzも高いほうにずれていました。さしてゼロインの精度にはこだわっていませんでしたが、これほどずれているのには参りました。

 回路図をみてみると、独立したサイドトーンの発振回路があり、これがずれているようです。経年変化のせいでしょうか。800Hz程度の周波数で60Hzもずれるというのはひどすぎです。

 同様のずれが心配になったため手元のIC-821とFT-817のサイドトーンの周波数も測ってみました。IC-821は10Hz強のずれ、FT-817は設定周波数ぴったりでした。サイドトーンの周波数など、1Hzの狂いもないのが当然と考えていただけに、440と821のずれは驚きです。いずれの無線機も、サイドトーンの回路には周波数の調整要素がないようなので、受信信号とサイドトーンの周波数がずれた状態で使うことになり、なんだかいい気分ではありません。

 サイドトーンとのビートをとれば1Hzオーダーの精度でゼロインできると思っていましたが、古い機械の場合、肝心のサイドトーンずれの可能性があるということです。ひとつ勉強になりました。





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最終更新日  2009.09.07 22:13:04
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