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うらさん3316

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芋虫の力を身につけた、正義のヒーロー
「イモムシマン」が悪を討ちます!!
2006.04.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
久しぶりだな!みんな。
竜造寺の物語はいったいどうなるのか?
イモムシマンはいつ登場するのか?
俺にもよくわからなくなってしまった!

とりあえず続きだ!
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俺はせっかく気に入っていた4畳半のアパートを
追い出されてしまった。

行くところなどない。

しかも左目が見えない。

俺はとぼとぼ歩き続け、公園にたどり着いた。

公園で一泊することにした。

夜中になって、俺はふと目がさめた。
白装束の女が立っていた。

怖い!

俺が寝たフリをしていると、
白装束の女が近づいてきた。

そして、俺の顔を覗き込んだ。

俺は必死で寝たふりをした。

俺のほほに、女の鼻息がかかった。

俺は恐怖に震えたが、目を覚ますわけにはいかない。

女は俺が眠っていることを確認すると、
公園の奥の森に消えていった。

やがて、カツーン!カツーン!と
釘を打つ音が聞こえてきた。

明け方になって、恐怖は去った。

俺が、わずかばかりの睡眠をとり、まどろんでいたところ、
俺の耳元で、けたたましい爆音がなった。

うわっ!な・・なんだ!?

爆竹だ!

そして、次々に石が飛んできて、俺にあたる。

やめてくれ!!

容赦なく、俺の顔、体に石が投げつけられる。

「死ねぇ!最下層ホームレス!!」

少年達の声だ。

囲まれた!?

俺の体に走る激痛。

打ち下ろされる金属バット。

俺は体を丸め、両手で頭を覆ったが、その上から
金属バットでの殴打は続く。

手の感覚がなくなってきた。

そして、殴打は俺の足へと向かった。

俺の膝を執拗な金属バットの殴打が襲う。

やめてくれえ!!

俺は叫んだが、聞き入れられない。

やがて、何か液体が俺に浴びせられた・・。

こ・・これは?

このニオイ・・。

ガソリン・・?

まさか、俺はこれでも人間だぞ。
人間にガソリンをかけて、火でもつけるのか?

そんなバカな。
最近の少年達がいくら荒れているからと言って、
そんなことはしないだろう。

俺が甘かった。

少年達の1人が、マッチを擦る音が聞こえた。

俺に投げつけようとしている!?

俺は本能的に逃げようとした。

しかし、殴打された足が動かない。

「死ね!下流民は死んだほうが国のためだぁ!」
「俺達は愛国者だ!!」

少年達が口々に叫んでいる。
「日本万歳!日本万歳!!」

俺の体は炎に包まれた。

体が焼けてゆく!!

助けてくれ!!

俺は必死に立ち上がり、走ろうとした。

だが、立ち上がった瞬間、脱力して転倒した。

俺の膝が折れた。
激しい殴打の果てに、砕かれた骨に体重がかかったので、
折れたのだ。

俺は地べたに崩れ落ちた。

俺の体が燃え続けている。
苦しい!痛い!!

「ひゃはははは!髪の毛チリヂリだぁ!」
少年達の無邪気な笑い声が聞こえる。

俺の体が、顔が、腕が、足が・・・焼け爛れていく。

助けてくれ!!
助けてくれ!!

俺が叫ぶたびに、少年達の笑い声は大きくなる。

俺は地べたをのた打ち回った。
少しでも水気のあるところへと、本能的に向かった。

公園には森があった。
白装束の女が入っていったところだ。
だが、そんなことは関係なかった。

俺の体が焼けただれ、異臭を放つ。
俺は地面を転がりながら、森へと向かった。

だが、その頃には、もう意識が遠くなり始めていた・・。

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続くぞ!また会おう!
人気ブログランキングに投票してくれたら筆者がやる気でます。






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Last updated  2006.04.19 21:07:17
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