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テーマ:うさ飼いさん集まろ~(3828)
カテゴリ:今日のブログ
9月に開催するうさぎSUMMITで、島のうさぎさんに関する展示をします。
だから、自分の目で見なければと、島に行って来ました。 この島には、たくさんのうさぎが暮らしています。 元は、学校で飼育されてたうさぎが繁殖したようですが・・・ 島では、戦争中に毒ガスを製造していて、そのために地図からも消えていたそうです。 かわいいうさぎさんたちだけでなく、そういった島の歴史もしっかり知らなければと思います。 この時期は閑散期で、来島者も少ないためか、職員さんによると「飢えている」とか 島を歩いて周り、たくさんのうさぎと会いました。 みんな元気に飛び跳ねていましたかわいかったです。 縄張りが色々あるようで、要領のいいコたちは、たくさんペレットが貰えるホテル前の広場かな。 工事現場の所でいたうさぎさんは、ペレットの袋をガサガサ鳴らしても、中々近づいてはくれませんでした。 人の姿を見るとペレットが欲しくて、遠くから走ってくるコもたくさんいます でもそんな中にも、耳を齧られている、鼻を齧られている、白い毛に血が付いている、腫瘍っぽいのが見えるコもいました。 体の小さいコは、大きなコにペレットを横取りされたりしています。 うさぎ好きさんが見れば「かわいそう」と思うでしょうね。 ただ、島で生まれて島で育っているあのうさぎさんたちは、島が全てだと思います。 本当に、あの島で一生懸命生きています。 ケガしているコを見ると、なんとかなぁと思いましたが、「助ける」というのはちょっと違うかなと思います。 確かにね、アホな来島者のことや、これから増えるであろう近親交配も気がかりです。 でも、島のコなんですよね。 夜遅くに、ホテルの部屋から広場を眺めていると、人もうさぎもいない広場を、仔うさぎと思える小さなコが3うさ、嬉しそうにじゃれながら走りまくっていました。 こうやってこのコたちは成長するんだなぁと思うと、ケージで暮らす家うさぎさんを思い、なんだかうらやましくも思えました。 色々活動していると、耳を塞ぎたくなるような話、どうしようも出来ない自分に悔しくなるようなこと、たくさんのジレンマを感じます。 ここには書かないこと(書けないこと)もあります。 目の前にあるSOSにあと少しで届かなかったこと、思い通りに進まない状況にヘコむこともあります。 私にできる事は小さなことだけど、自分が出来ることを少しずつでも頑張ろうと、島のうさぎさんはそう思わせてくれました。 何年も前から島を訪れている方から、島のうさぎではなく、捨てられたと思えるうさぎさんも見ることがあると聞きました。 確信はありません。でも、安易に考えれば、うさぎ島と言われているから、捨てに行くアホも出てくるでしょう。 島に渡る船の中で、どんな気持で自分家のうさぎを連れてたんだろうと考えると、とても悲しくなりました。 数年前には、体をハリガネでグルグル巻きにされたうさぎさんも発見されました。 (来島者によりハリガネは外されましたよ) 夏になれば、海水浴のお客さんも増えるでしょう。 常識を持って来島して欲しいです。 島のうさぎに迷惑をかけないことが、島を訪れる人間に出来る一番簡単で一番大切なことではないでしょうか。 そして、捨てるなよ!!! ペレットや野菜やらをあげるのに必死で(笑)あまり写真を撮れませんでした ☆写真は、うさぎたちのストレスにならないように、すべてズームで撮影しています。 港の前にいたうさぎさん。じっと私を見てくれてたのでパシャ。 ホテル前の広場にいるうさぎさん。食後のお寛ぎ中。 毒ガスを貯蔵していた場所。立ち入り禁止です。 毒ガスを作るための電力を作っていた場所。ヒマラヤン風のコがモデルに入ってくれてます。 ホテルの裏位の山にいたコたち。私たちの姿を見たら出てきてくれました。 遠くから走ってくる~たまらん♪ ホテル前広場。うさぎ布団・・・ 君の目には何が見えてる?手に持ってるペレットね・・・ うさぎさんとは関係ありませんが・・・ ホテルの大浴場とか、食事とかが思ったより良くて なんでも揃っているので、次は自分の荷物は無くてもいいかと思ったりしています。 夜は、海ホタルの観測にも参加しました。 キレイな海にしか生息しないそうで、以前沖縄の北部で見たことがあります。 ホテルの方は、海ホタルが住めるようなキレイな海を保ってもらえるようにと、宿泊者に観測を行なっているそうです。 また、島のうさぎに会いに行きたいと思います。 うさぎSUMMITサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/03/16 05:52:07 PM
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