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カテゴリ:読書
東野圭吾『むかし僕が死んだ家』を読みました。同窓会で再会したかつての恋人、沙也加から呼び出された主人公。そして付き合っていた6年間には、聞いたことのなかった彼女の悩み…就学前の記憶というものが一切ないというのだ。当時としては問題がなかったその悩みが、家庭を持った彼女に暗くのしかかる。 そして、僕は彼女とともに、おそらく彼女の記憶に繋がるであろう別荘地の奥の小さな家を訪れる。電気もつかない、水道も使えない、しかし、人の住んでいた跡があるその小さな家でかつて何が起こったのか…。二人を待ち受ける真実とは…。 途中が怖い~。電気が使えないし暗いし十字架があるし…、ホラーかと思っちゃいました。でも、純然たるミステリーと、心理問題とを扱っています。悲しいですね。誰が悪かったのでしょう。誰も、本当は悪くなかったのでしょうね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月05日 20時59分14秒
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