ヒメと小姫たちの日常

二姫はくまが大好きです。
将来の夢はぬいぐるみやさんで、
クマのぬいぐるみをたくさん置くそうです。

サンタさんからもらうプレゼントもくま。
持ち物もくま。
キャラ弁もくま。
そして「くま目」。

…くま目とは目の下にクマができているのではなく、
とにかくクマをよく見つける目なのです。
ほんのちょこっとイラストが描かれているだけでも
「あー！くまだ～！」
看板の文字も…くまざわ書店を見て
「あー！くまが入ってる～！」
というおかけで道すがらクマにつかまるので
思いがけなく時間がかかります。

そう、この世にクマは多いのです。
絶滅しそうな本物には皮肉なことに多いのです。
クマのキャラクターも多いですし、
くま好きが結構いるなと分かるほど
グッズの多いこと多いこと。
それはつかまる場所も多いし、
買わされる物も山のようにあります。
くま好きにとってパラダイスですね。

そして、クマのどんなところが好きなのか
二姫に聞いてみました。

「う～んとね～、おはながまるくて～、みみがまるくて～…」
…聞くだけ無駄だったでしょうか？
「ちゃいろいとこ！」
…。
「好き」の理由に納得できる答えを求めてはいけないということですか。

「だってね、ちゃいろいものだいすきなんだもん。」
…？
そういえば、二姫は茶色い食べ物が好きです。
チョコレートもハンバーグも大好き。
そしてよく思い出せば、二姫はゾウやくじらなど大きい動物のほうが
リスやうさぎなどの小動物より好きです。

いろんな「好き」が入っていて、くま好きなのかもしれませんね。

私のスマホの目覚ましはビックリするアラーム音しかないので
二姫の声を目覚ましにするため録音しました。

「にひめはくまがだいすき、ママおきてっ！」

う～ん…くまのくだり要るかなぁ？
ママおきてはつけたしっぽくない？
とりあえずとり直すのも面倒なので採用にしました。

「くまがだいすき」を毎日聞かされながら起床しています。
いやというほど知ってますけどね。
大きくなってもずっと好きなのか楽しみです。
我が家はくま屋敷と化してきたので
飽きずに大切にしてくれるといいなと思います。