2011 5/4~5/55月4日の朝 テントの薄い生地を通して朝日が眩しくて眼が覚めました 昨夜は飲みすぎで少々寝坊モードです KLXさんは一足先に出発し連泊予定のスカイウェイブさんは いまだ夢の中・・今日彼は穂高へ上がってくると言ってました 私は明日の朝には新潟港に着いていなくてはいけないので せっかく誘って貰ったのに穂高には行けません 時間に余裕が無いことを悔やみつつテントを撤収します これから一路 高山市へ西進です 街並みが美しい高山市に到着 丁度桜並木が満開で花びらが舞い素敵な光景です 飛騨の大まつりは5月3日~5月5日の開催です この日も大名行列の様な行進が行われていました 閉まってる銀行の陰にバイクを停めさせて貰って散策です 4輪できてしまうと道路幅の狭い場所も多く 駐車場がわからないと苦労すると思います 味噌屋さんからとてもイイ香りが・・・ わが町には味噌屋さんはありません 樽に各種つまった味噌が美味しそうです タンス屋さんなんてこんな感じだし・・(*´∇`*) そもそも私の地元にはもうタンス屋さんは存在しないし・・(笑) 骨董品屋さんも地元には無いかもしらん・・ 祭りの山車は扉が開帳されて街のあちこちで見ることが出来ました 看板を見上げつつ散策すればあっという間に時が過ぎます あちこちで朝市が開かれていて大賑わいです 祭りの大名行列が大通りを練り歩いており警察官が たくさん出ていました 最初見たときは卵焼き? と思ったのですが これは前にネットで見た記憶があって立ち寄ってみたらやっぱり・・ この黄色い四角のお菓子は【おわら玉天】 富山の3銘菓の一角といわれており マシュマロのような中身(卵、砂糖、寒天)の表面に黄身を付け キツネ色に焼き上げた甘いお菓子です 1個100円 朝市で焼き立てを頬張るのがお勧めです 歩道の横にある側溝を水が流れる光景は 私にはとても珍しいものです 観光用の人力車はなかなか風流で素敵な感じでした (*´∇`*) 上からの眺めはまた格別なのでしょうが こんなのはどうも恥ずかしくて私はいつも乗れません 高山市外を散歩してる時はとても暖かくて最高の天気でした あちこちの出店でつまみ食い (*´∇`*) おいしゅうございます みたらし団子を立ち食いしてる時 ふと横を見れば日本郵便のステッカーが貼られた古めかしい 金属の箱が街角に鎮座しています 立て札をよく読むと明治時代の郵便制度が始まった頃 最初の郵便箱は江戸時代の目安箱を模した形をしていたそうで この箱はそのレプリカモデルだったのです そしてもちろん現役で使われています 味があっていいですね~(*´∇`*) 私のノスタルジアは煙突型の丸い真っ赤なポストです もう既に絶滅寸前でしょうか ツーリング先で見かけることが極稀にあります 高山市を後にして北上開始! のんびり散策してしまったので想定時間をオーバー気味です それでも天気が良いと遠回りして走りたいもの 予定してなかった白川郷にも迂回して立ち寄ってこようかと ハンドルを向けたのですが・・ 国道360号 天生峠はなんと通行止め・・・ どうもこの峠にはご縁がありません (冬季通行止めもあるのでしょうがこの峠を通過したことが無い:笑) 6年前に白川郷へ向かった時もこの峠を当てにしてたら 通行止めで大回りを余儀なくされて時間を大きくロスしました 最初から下回って行けば良かったのですが今回は ご縁が無かったということで白川郷回りは諦めました ここから富山県海岸線を北上し今夜の宿は 新潟港帰りの常宿 杉山温泉周辺の予定です 途中国道沿いで見かけた姿の良いダム 今回の原発事故で電力不足は確定なので 対策なのか新設のダム工事がはじまっていました じつは個人的にはダムはフィッシャーとしてもパドラーとしても 少々モヤモヤした気持ちになるのですが背に腹はかえられません 願わくば日本が世界を引っ張っていけるような自慢の技術力で 自然エネルギーを全力で開拓し進んでいけたらと切に願います 自然破壊なんだけど大形の人工物が稼動してる様は圧巻です そうこうしてるうちにあっという間に富山駅に到着! 走りっぱなしで小腹がすいてくる頃です 富山といえば・・・言えーばー まあ富山は海産物もその他もろもろも美味しい地方なので 何食べるか?で迷うことは無いのですがやはり観光客なので 富山といえば (*´∀`)ノ☆【鱒の寿司】☆ヾ(´∀`*) 地元の方はあまり食べない?らしい鱒の寿司(笑) 元々バッテラのような押し寿司は大好きで そこに寿司屋のネタのなかでも大好きな鮭鱒系がぎっしりと来た日には 思い出すだけで涎がじゅじゅわー・・と 富山には鱒の寿司の販売店は数多く 多くは観光用?に造られてるのかお値段高めで お洒落なケーキ屋のような小奇麗な店が多いのです しかしながらその中でも美味しいお店が富山駅の傍にひっそりと あることは地元では有名なのです その名も鱒の寿司【扇一】 地味な外観に騙されてはいけません 有名なんです ホカホカ陽気の富山駅前で一心不乱に喰ってしまった 鱒の寿司弁当はなんと不覚な事に写真が!写真が!・・ 食べちゃいました・・(O_O;) この感動を私の駄文を読んでくださってる方に伝えるために 小学生以来とも思われる筆を取りましたw 寿司飯の白とマスの綺麗なピンク色の比率は横から見るとこんな感じ 分厚いサーモンピンクを頬張ってる感じになります たぶん富山県下ひろしといえどもココが最強! ちなみに私が買ってまもなくお店は品切れ閉店になりました その後も地元ナンバーの車が来る来る・・ 売り切れの札をみてみな悔しそうに帰ります 富山県民は喰わないと聞いていたマスの寿司ですが このお店のはよく食されているようです(*´∇`*) 富山駅前からはひたすら海岸線を北上していきます 富山は実は野宿ライダーには天国で無料の素晴らしいキャンプ場が たくさんあります しかし明日の昼前に新潟港を出航してしまうので 今夜は近くまで走っておかないと朝慌てることになります 朝方の快晴が嘘のように昼からは雲が出て風も強くなり 冬用ジャケットがありがたく感じます 身体が冷えていたので道の駅の張り紙に釣られてしまいます たら汁~タラ汁~ ツーリングマップルにも 国道のここら辺にはたら汁を名物にするお食事処が書かれています ガマンして通過してたのですが最後の方で耐えられなくなりました あったけぇ~ (*´∇`*) しかしタラには申し訳ないが マスの勝ちだな・・ふっ(笑) 寒かったので寄り道しつつ暖かいものを入れつつ走ってたら あっという間に日没が迫ってきました 今日は残念ながら日本海に落ちる綺麗な夕日は望めそうにありません 新潟港近くまで行くのが億劫になり海岸線のどこか適当な キャンプ場に投宿しちゃおうと探したのですが なかなか適当なキャンプ場がありません そうなのです お隣の富山県がキャンプパラダイスなのに 新潟県は適当な場所がぐっと少ない県になります 行ってみたキャンプ場はフリーサイトはまだやっていないと断られたり オートの豪華な電源つきで1泊4500円とか言われたり (数千円のキャンプ場も全国にはゴロゴロありますが個人的には・・) 朝から鱒の寿司とタラ汁しか食べてなかったので お腹が減って向かった蕎麦屋さんは・・ ガーン ここ3時までなのね・・ マップルにも載ってるお店でしたが残念 そうこうしてるうちに本格的に日が落ちてきて真っ暗です 海辺のおそらく海水浴シーズンには盛況であろうキャンプ場が ありましたが駐車場にいく路が砂浜の砂でサラサラになっています うーむ こんな場所に愛車を一晩置きたくないのぅ~(O_O;) ちょっと考えた末・・ やはり新潟まで走ってしまうことにしました 現地に着いたら時間はもう遅いので 途中で風呂に入って充分に暖まり腹ごしらえをして 後はかって知ったる新潟港に近い杉村のキャンプ場に飛び込めばOKです 福寿温泉 じょんのび館【新潟市西蒲区福井4067番地】 ここは丁度今頃(6/20)施設の周囲でホタルの乱舞が見られる温泉です とても懐かしいことにここに来たのは2度目 前回は10年近く前になります 立山のみくりが池に投宿した時の帰り道 仲間達とどこか風呂に入りたいと地図を見ながら来たここは 閉館まで後30分位しかなくて慌てて入浴したのです 閉館間近だったので料金がとても安くなった記憶があるのですが 今回は残念ながら割引はありませんでした(*´∇`*) 湯船とか施設の中は既に全く記憶にありませんw デジカメで写真撮りまくるようになってから 昔はあちこち行っても写真もないので記憶が飛んでる場所が 多く勿体無かったなぁ~と思います 風呂に入り晩御飯も食べてお腹が膨れると満足して眠くなります 昨年も宿泊した杉村のキャンプ場はテントは2張りしかありませんでした 大体ここは事前にわかってないと辿り着きません 杉村温泉の公共浴場の前には大きな地図看板があって そこには直ぐ其処の床屋さんを曲がって直ぐがキャンプ場と 書いてあるのです しかし所詮は無料のキャンプ場 どう贔屓目に見ても山林のなか 木々の間にテントを張れますよ! って感じでどこにもキャンプ場とは書いてないので 気分は野宿そのものです しかしここは条件が素晴らしくフェリー埠頭まで30分 朝風呂の出来る公共の浴場が私の知ってるだけでもキャンプ場の 近くに4軒ほど・・(*´∇`*) 新潟~小樽行きのフェリーは10:30なので朝ものんびり出来ます 朝風呂は7時からなのですが 一番風呂目指して地元の方々が集まって並んで開店を待っていました 混雑しそうな内風呂をさけて人の並んでいなかった露天風呂へ 私が一番風呂です ☆ヾ(´∀`*)(*´∀`)ノ☆ 朝の固まった身体に熱い湯がしみるー しみるー あー気持ちいい・・ 途中2番手に来た若い建築関係の方が駐車場のバイクと更衣室のメットをみて 「 私もカタナにのってるんですよ~^^ 」と話しかけてきました そこから同じ絶版SUZUKIライダー同士! 風呂の中でバイク談義です カタナさんは温泉マニアだそうで仕事の出先で温泉を入り倒してるそうです 地方に出ることが多い仕事で温泉制覇していくのが羨ましい! 本州最後の朝風呂を存分に満喫して新潟港へ・・ 北海道へ帰るライダーの方々とお喋りしてたら あっという間に乗船時間になりました 帰宅の船を待つライダー達はまだ走り足りないような 名残惜しいような雰囲気を醸し出しています 船上の人となりかくして私の2011年のGWは終了です 毎年我儘放題させてもらって連休をバイクにつぎ込めることに感謝! 昨年はこれっきりで車庫のオブジェと化していたGSなので 今年こそー 今年こそー 真夏にもはしらせるぞっと! ( ̄0 ̄*)ノ Fin
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