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テーマ:ミステリはお好き?(1425)
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ぶぶ漬け伝説の謎 :北森鴻 出版 : 光文社 サイズ : B6判 / 229p ISBN : 4-334-92493-X 発行年月 : 2006.4 『支那そば館の謎』の続編。裏京都ミステリーシリーズの第2巻。 関西を荒らしまわり「怪盗」の異名を持つ、元・広域窃盗犯の有馬次郎が、足を洗って日々を暮らす京都・嵐山の隠れた名刹・大悲閣千光寺。 マイナー新聞の記者・折原けいとバカミス作家モドキの「ムンちゃん」こと水森堅らが持ち込む事件を、裏稼業の前歴を知るご住職や、かつての相棒で今は先斗町のバーマン・カズさんらの協力を得て、ひそかに解決するシリーズミステリー。 収録作品は・・・ ■狐狸夢 ■ぶぶ漬け伝説の謎 ■悪縁断ち ■冬の刺客 ■興ざめた馬を見よ ■白味噌伝説の謎 ********************************************* 大阪弁とはビミョーに違う京都弁で繰り広げられるユーモアミステリー。 しょーもな~いダジャレや登場人物たちのおバカな会話に思わず脱力、かもしれませんが・・・・・私は、かなりこのユーモアミステリーのシリーズが気に入っております。はい。 北森作品に登場する「強い女性(陶子さんとか、那智さんとか)」は好きですが、続けて読むとゲンナリするので、合間にこういう脱力系があると、お口直しにピッタリ。 北森作品郡の中で「箸休め」のような役回りかもしれません。 「ビアバー香菜里屋」シリーズに登場する絶品料理の数々に、いつもヨダレを垂らさんばかりなのですが、裏京都シリーズにも「寿司割烹・十兵衛」あり。 もっとも、こちらの大将は謎は解いてくれはらしまへん。 謎を解き、嵐山の平和をひそか~に守ってくれている「あるまじろ」こと有馬次郎くんの活躍、続編もよろしく♪ (7月13日読了) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.27 17:14:26
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