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水色雲.gif白雲.gif いらっしゃいませ白雲.gif水色雲.gif
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最近、大切な宝物がお空へ行ってしまいました。
気持ちの整理も兼ねて、日記には宝物の軌跡を綴っていく予定です。




少しづつ綴っています。
日記カテゴリー『息子とのあゆみ』にてから始まります。



更新は週に2~3回を目標にしていました…

…が、ナンテコッタイ。書き始めてあっというまに3年経過。
多分これから、昔書いた事とかだぶったりする事もあると思います。

日記スタイルで書いてますので、
温かい目でよろしくお願い致します。


現在折り返し地点です。
読んで下さっている方はもう少しお付き合い下さい_(._.)_



ちなみに…


こちらは今は消してしまったコメント欄が一杯に成る程、
皆様には楽しんで頂けた


『嫌われ伝説』


タイトルのまんまです。
旦那の親に切ないほど嫌われたアホな話です。


読んで頂ければ、息子の日記の方もさらに判り易く…・・・_| ̄|○・・・はうぅ・・・



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長くて短い約10ヶ月でした。
不思議な体験も沢山しました。
目に見えるものしか信じない
…という方は途中まででも読んで下さいね。

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先天性横隔膜ヘルニア

大動脈縮窄症

心室中隔欠損

僧帽弁狭窄

三尖弁逆流

左心低形成症候群

(これに限っては低形成ぎみという診断でした。)


bar13.gif





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2011.02.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類



元旦以降は、穏やかなお正月休みを送れた。


会いに行く度に擢斗は元気な顔を見せてくれたし、
色々と滞りを見せていたミルクの量も又順調に飲んでくれた。



指をギュッとしてくれる手の力も強くなった。



指が動く様になったと歓喜に満ちていた頃は、小さな小さな
少しだけ開いた指の間に皆自分の指を滑り込ませて幸せに浸っていた。


それが、滑り込ませる事は変わらないまでも、
スッと入れるとゆっくりゆっくりギュッと握るようになり、
面会を終える時にはそっと小さな指を一本ずつ開いて隙間を
作らないと指が抜けないようになっていた。



少し調子が良くなると、新米両親の私達には思ってもみなかった
新しい試みを先生や、看護師さん達から聞かされ喜ぶ事が多い。


声を掛ける、
身体を拭く、
お湯に手を浸す、



薬を減らす、
ミルクを増やす、

小さすぎるけど、
新しいものだらけで、マイナスからのスタートだった私達家族には
とてもとても嬉しい一歩一歩。


今回は、ミルクの温度だった。




具合が悪くなりませんように。
苦しみが減りますように。


そればかりを考えるこの頃の私達にはいつもいつも
なにか当たり前のものが欠けている事が多かった。


だから、温かさや心地良さをスッカリ忘れている。






温かいミルクを飲む。



そんな初歩的な幸せを考えて上げられてなかった。



だから、単純に嬉しかった。















『擢ちゃんはゆっくり飲んでる内にミルクいっつも冷めちゃうから』



と、優しく看護師さんが教えてくれた。








今までの横置き型のものと、
その日からの吊り下げ型のものと、
一体何が違うのか、


そんな事は分からなかったけど、嬉しい。





面会を終えて、ICUを出るとミルクの温度の話がどれだけ
私にとって嬉しいかを彼に説明した。





『俺はずっと気になってたけどね。』





…と、こちらも見ずに一言。











何気ない台詞だったけど、妙に覚えている。



普段の下らない会話だったら、まるで違ったと想う。



『ハイきた。シッタカー』


などと、もしかしたらチャカしたかもしれない。





でもその時は、ごく自然に、



『ふーん… 凄いね。私全然気にもした事なかった。』



と、返した。




もの凄くもの凄く、



心の中が微妙だった。




男であり、父親である彼と

母親の私の視点の違いを感じさせる台詞なのか。



それとも私が必死すぎて、気づけなかったのか。







いや、単に私は小さなことに気づけないのか。




気が利かない。

大雑把。

天然。



私がよく昔から言われる台詞で、
言われる癖に気にも止めなかった台詞。
むしろ、その位が丁度良い…と、都合よく受け取っていた。




その単語が頭の中をグルグルして、






落ち込んだ。

















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Last updated  2011.02.23 11:53:19


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