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停電と余震以外は普通通りに生活している日本海側地域です。
時間が経つにつれて、状況がいろいろわかってきて、気持ちがおかしくなっています。 なんかどうしようもなくて。 昨日の夜から車でテレビを見て、太平洋側の悲惨さを知った。 父は愕然としていた。 「石巻の家もみなとの市場ももう無い」と言葉を失っていた。 父は石巻→花巻→半年前えに退職して実家に戻った。 職場には連絡つかないけど、同僚たちには連絡取れたみたい。 本来出勤予定だった会社は朝イチで上司から留守電が入ってて、まさに家出る直前にそれが届いて自宅待機。 電気復旧してから、会社が心配。 こういうとき、私は本当にどうしたらいいかわからなくなる。 元からいろんな情報や感情を勝手に感受しやすい体質からか、この頃は大量に情報が流れ込んでくると、身体がシャットアウトする。 頭を使わず、視床下部?だけが動く。自分の感情だけになる。 今日になって、電気が付いて、長い1日を振り返って冷静になった。 いろんな人のコメントを見て、自分の身の安全が確保されて、やっと周りの状況や情報を飲み込んでいった。 なにかできることがあれば。 自分がそう考えたのはついさっきから。 遅いか。 やっと、状況を飲み込めるぐらいのキャパシティを確保した。 冷静になって振り返って、自分が送った安否確認のメールの量にびっくりしたし、掲示板への誘導など普段の自分じゃ考えられない行動の数々。 いっぱい返事してましたが、半分放心してました。 ガンバレ! と昨日まで思っていた。 宮古や大船渡の津波を見て、ショックを受け、 「がんばれねーよ…」と思った。 菅さんの演説に「あの時から今、こうして復興したと思えるように」 という発言があった。 なんか、ずれを感じた。 わりと被害が軽いうちの地域でもかなり明日が不安なのに、また電気止まるかもしれないし、 正直未来のことまで今は考えられない。 今は家族がみんな生きてて良かった、日本海側は津波が来てない、それだけ。 被害が軽いうちの地域の人々、それでも精一杯生きています。 福島はもっとたいへんなんだろう。 →ここで思考が止まってしまう。 関東以南の人々の安否確認の情報やインターネットには客観的で冷静な意見が書かれていてありがたいと思った。 「できることがあれば」という多くの言葉に励まされた。 関東以南の方々にお願いしたいこと。 これまで通り、同じ当事者として客観的に冷静に情報をください。 普段は叩きまくってるコメントも、被災者側では発することもできんですし。 「被災者のことを考えれば、ありえねー!」という例の放送事故とかもね。 客観的な意見、状況確認、情報がありがたいです。 身の安全を確認し、生きてるのが精一杯。 自分の家族で精一杯。 正直、そんな感じ。 電気がついて少し緊張から解放されたけど、やっぱりまだ変な感じ。 関東以南の方々、ありがとう。 できればミスチルには復興支援の曲を作ってほしい。 さっき、市内の災害拠点病院から帰宅した女医とラフに話せて、少し緊張がほぐれた。 ドクターヘリがきたこととか、病院は電気があったこと、たまたま来てた彼氏は緊急事態により彼女の実家で二晩過ごすことになったこと。 同期の安否情報など。 隣町は日常通り生活してるみたい。 ふと会話の中であった「もし日本海側が震源だったら…」という言葉で息が詰まり、胸がいっぱいになった。 日本海側だったら、 まさに今我が家が津波に流されていたら。 考えたらまた気持ち悪くなった。 もう抱えないで寝よう寝よう。 電気は温かい。 明日にはもう少し落ち着くかな。 しばらくは関東以南の方々の温かい気持ちに甘えさせていただきます。 あ、また余震来た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月13日 22時50分06秒
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