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おりくさん名句集饒舌な言葉にも勝る「５．７．５．」の１５文字に おりくさんの優しい心が満ち溢れています。 １００句頂く事を勝手に願っています。ハイ♪欲張り女将ですから・・・。  おりくさんＨＰへジャンプ♪ 感性豊かなステキなおりくさんです。 博学で、洒脱で、それでいて、気取りのない、隅に置けない（笑）方♪？ そんな、おりくさんが女将の日記を読んで サラサラッと 詠んでくださった俳句の数々です。 １，怪我癒へて 空の青さや 花見酒 (３月２７日ギブスが取れて） ２，風光る こころは踊る 店開き （４月２１日ＦＣ店オープンに頂く） ３，花の季に 生まれし吾子の 優しさよ （４月２２日長女メグの誕生日に．．．） ４，ぼうたんに 劣らぬ華の 娘となりぬ （同上） ５，新樹光 踊る妖精 見えますか （５月５日の緑のドロップスに．．．） ６，命ある 宝石色の 漬け茄子 （５月１２日の“美味しい！”に．．．） ７，紫陽花の ひと雨ごとに 染め重ぬ (５月２３日の疲れた日記に） ８，頬づえの 窓辺の乙女 宵蛍 （６月２日の疲れた日記に） ９，冷酒飲む 奥に別離の 覚悟秘め (６月８日の日記に) 10,父の日や 天国へむけ 酒供ふ （アワテンボ日記に．．．ｗ） 11,喉越しの 讃岐うどんや 涼を通す （６月２２日の生醤油うどんに） 12,朝顔や 電波蔓延 友近し （６月２７日の日記のアサガオに） 13,銀色の 遥かな跡や かたつむり （かたつむりにナリタイ．．．日記に） 14,ナイターや 選手に勝る 熱きファン (6/30の阪神対巨人戦逆転勝ち) 15,七夕を明日に控へし暮色かな (6/6の日記に) 16,白桃や 先ずは目利きで 味はひぬ (7/14の日記に) 17,朗らかな ひまわり家族の 酒舗やんや （７/18の日記のＹ酒店に） 18,心根の 良きともがらに 胡蝶蘭 （7/22のかすみちゃん日記に） 19,虹立つや 瞼に胸に 消えやらず (8/4の虹の日記に) 20,秋立つや 山ふところの なほ深し （8/13のパパは山林王日記に） 21,法師蝉 鳴けば冷酒に 拠るこころ （8/15のヨッパ日記に） 22,天職を 蜻蛉のやうに 辞める人 （りり～の涙は大吟醸日記に） 23,酔ひどれの 女城（めじろ）と化して ビアーガーデン（8/26も日記に） 24,秋茄子や 退職直後の 腕振るふ （9/4のシラフ日記に） 25,秋地震（あきなゐ）に 心肺膨らみ 縮まりぬ （9/6の地震日記に） 26,遠きもの 幼年時代と 鰯雲 （9/13の代理凹み日記に） 27,新涼や ばった時計も 精緻なり (9/14の代理日記に) 28,曼珠沙華 尚なほ燃えて 雨後の野良 （9/21楽天再開に） 29,分け入れば 崇き杜なる 曼珠沙華 (9/23彼岸日記に) 30,職安の マナーに哀し 柘榴の実 （9/25の薄幸日記に） 31,秋天や 奈落の果てに 痛みあり （10/5の階段落下日記に） 32,豊秋や 手品師のごと 厨主 （10/6の格安ﾚｼﾋﾟ日記に） 33,秋天や 電子の機器も 修復す （10/17の愛機全快日記に） 34,八千草や 老犬恋を 取戻す （10/18のﾋｶﾙの恋日記に） 35,踝（くるぶし）の鎖解かれて秋高し （10/21のトカゲ日記に） 36,被災地の人にかかるは氷雨とも （10/26の雨の日記に） 37,ぬくめ酒瞼と閉じて禁酒初め （11/6の禁酒宣言日記に） 38,もみじ葉は酒気帯びたるや火照りかや （11/8の仮日記に） 39,紅葉映ゆ和装となれば京をんな （11/12のｳﾀﾞｳﾀﾞ日記に） 40,禁酒誓ひ二週了る神の留守 (11/12のﾎﾘｮﾊﾘｬ日記に) 41,二周り若く見られて返り花 （11/13の勘違い脳天気日記に） 42,決死なる禁酒禁煙事始め (11/22の神々しい女将日記に) 43,稚（いとけな）きサンタおもちゃの腰を振る（11/26のｸﾘｽﾏｽ準備日記に） 44,お歳暮や一刻要す色直し （12/3のｸﾚ～ﾉｹﾞﾝｷﾅ～日記に） 45,くさぐさの懺悔ぽろりと聖夜かな （12/7のﾋﾛｼ風日記に） 46,想ひ出の小瓶を前にクリスマス （12/10の「ﾐﾂｺ」日記に） 47,陶芸の忘年会とて豆芸食ぶ (12/23の聖人君子日記に） 48,聖夜なるリボンの小箱愛こめて （12/24のｲｳﾞ日記に） 49,クリスマスわが身宛へのプレゼント （12/25のＸ'mas日記に） 50,イカ焼きの臭鼻につく初詣 （1/4の初詣日記に） 51,ＣＭの悲喜の妙味に初笑い （1/7のｵﾓﾛｲＣＭ日記に） 52,初戎念力といふ大魔術 （1/10の十日戎日記に） 53,鶴橋は木枯しさえも焼肉臭 （1/21のソウル日記に） 54,愛犬も老いてソファの日向ぼこ （1/26の愛犬ｼｬﾝﾌﾟｰ日記に） 55,老犬にも草々の夢春隣り （ 同 上 ） 56,ものの芽や老犬ここぞと踏ん張れり （1/30のヒカル快復日記に） 57,櫻茶を湯のみに広げ春近し （2/4の春の足音日記に） 58,ものの芽や忘事忘我の離職組 （2/5の健忘症日記に） 59,梅も吾も歳積み重ね芳しく （2/7の梅日記に） 60,この佳き日卓に届けむシクラメン （3/2の誕生日日記に） 61,蟹づくし心づくしの春の旅 （ｶﾆｶﾆ旅行日記に） 62,菜の花や老犬ひねもす夢の中 （ﾋｶﾙ、ﾆｭｰﾍﾞｯﾄﾞ日記に） 63,心織り紡ぎし機器よ春の雨 (愛機ﾌﾟﾘｳｽ入院日記に) 64,塵埃と言ふには惜しき落花敷 （桜吹雪の中散歩日記に） 65,老犬のよよむ足取り花疲れ （老犬ヒカル日記に） 66,葉桜や渡文帯の女将居て （帯セミナー日記に） 67,沐浴や肺の中まで若葉色 （ＧＷ日記に） 68,旅宿の余韻に浸る若葉雨 （旅日記、後日談日記に） 69,軽やかな若葉が好きで絽の着物 (着付け日記に) 70,菱眼なるピエロは優し桜桃忌 （ﾌﾞｰﾌﾞｰｸｯｼｮﾝ日記に） 71,夏めくや新規の注文夢叶ふ （仕事できた！嬉しい日記に） 72,太鼓帯ぽんと鳴らせて薄暑へと （着付け教室日記に！） 73,梅雨明けを指折り祈り旅仕度 （北海道旅行決定日記に） 74,薄物の浪速気質が街を練る （紗の着物日記に） 75,献血を終えて路傍の花あぢさゐ （献血日記に） 76,生ビール琥珀と泡の二重層 （ビール欲しくない日記に） 77,わたしにはいつも彦星ゐてくれる （七夕・大失態日記に） 78,桔梗(ｷﾁｺｳ）や頭掠むるダイエット (花写真日記に) 79,台風の逸れて老犬深眠り （ヒカル徘徊日記に） 80,ナイターや悲願は一つ顔と顔 （甲子園観戦日記に） 81,老ひらくの恋は犬にもありて秋 （ヒカルに老いらくの恋日記に） 82,老犬は雄なり早も銀杏の実 （台風散歩日記に） 83,友情は言葉が醪（ﾓﾛﾐ）夜長酒 （オフ会日記に） 84,お年玉気は心とて子たちより （新年、娘達からのお年玉日記に） 85,山茶花は脇役通すいつの世も （散歩途中で山茶花見っけ日記に） 86,春燈や湯気ほんのりとおばんざい （湯気おでん日記に） 87,借景はあな勿体なや真白富士 （焼津旅行日記に） 88,感度良き国際電話や春隣り （メグ国際電話日記に） 89,花曇り母恋しくて帯締める （着物四方山日記に） 90,芽柳や手先器用を惚れなほす （パパは電気屋さん日記に） 91,ゴスペルの美（は）しき旋律水澄めり （主婦も歌手もやってます日記に） 92,好物の大ぶりの柿供へけり （義父命日日記に） |
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